議長(下山 登)
 14番。
14番(大川須津子)
 介護保険料が半額の免除があったときは、まだ行政からしてもらっているという、サービスの文句は言えないという措置の時代の気持ちがあったと思うんです。ここで全額支払いをするようになって、だんだんそれが権利意識になっていくのかなという気持ちもしております。そういう権利意識が高まったときには、権利なんだからという不満が多くなると思うんですけれども、その辺の点はどうお考えになっていらっしゃいますでしょうか。
議長(下山 登)
 住民福祉部長。
住民福祉部長(柏木 豊)
 現在、先ほど御答弁申し上げましたように、いろいろな形で吸い上げを図って、きめ細やかな対応をしております。それで、私どものところには、要するにそういった部分での最終的な問題として、棚上げしているというような、その問題は現在のところございません。すべて対応しているというふうに理解しております。
議長(下山 登)
 14番。
14番(大川須津子)
 また後ほどその点について、ちょっと提案していきたいかなと思っていることがありますので、それについてはまた後ほどお話ししたいと思っています。
 そして、介護している人の声というのは、どのように聞こえてきていらっしゃいますでしょうか。その辺をお伺いいたします。
議長(下山 登)
 住民福祉部長。
住民福祉部長(柏木 豊)
 先ほども申し上げましたとおり、申請時や介護支援専門員連絡会議、こういったものを通して声の収集を図るほか、訪問時には必ず介護者の同席を求め、そこで、調査以外にも、直接介護をなさっている方の話を聞くなど、さまざまな手段を講じて介護者の御意見を伺うように努めているというような状況でございます。
議長(下山 登)
 14番。
14番(大川須津子)
 長泉町においては、いろいろな点で利用している人たちの声を聞いてくださったり、介護している人の声を聞いてくださるということではありますが、先日も家族介護の限界から心中をしようとして夫を殺してしまったなどという事件もあります。実際、自殺とか、あるいは無意識のうちに暴力を振るってしまった、先ほど部長がおっしゃっていたように、家庭内暴力のようなものとか、老々介護の問題だとか、そういうものが実際社会問題として出てきています。確かにいろいろなお話を伺ってくださっているようなんですけれども、身近な中でも、痴呆のしゅうとに、介護しているお嫁さんが気に入らないからといって殴られてしまったり、汚い言葉でののしられたということも、1件や2件じゃなくて聞いておりますし、我慢しているお嫁さんが当たり前だという状態も聞いております。そこまでひどくなくても、新幹線で毎週神戸までいかなければならないお嫁さんだとか、私の友人は大阪にいるんですけれども、広島まで通っている。
 社会通念の中に、女の人だとか、お嫁さんという人が介護するのは当たり前だという通念がまだまだあると思うんですね。その中で介護している人が、介護期間が3年くらいなら頑張れるだろうというような調査もあります。でも、実際介護するときに、介護期間の平均が7.3年という数字も出ています。これだけ高齢化が進行してきて、先ほど部長がおっしゃっていたような老々介護という問題も出ています。実際高齢者の夫が妻を介護しているというような事態も出ています。長泉町の高齢者保健福祉計画、それから介護保険事業計画の中で、介護者リフレッシュ事業というのが載っています。介護の長期化に対応している介護者のストレス解消の対策をその中でやっていこうということなんだろう思うんですけれども、今実際どのようなことをしていらっしゃいますかということと、今後の計画を伺いたいと思います。
 この介護保険制度というのが、私たちが今お医者様や何かに行っている健康保険制度と同じような状況になるまでには、まだまだ期間はかかるのじゃないかなと思うんです。それを考えると、介護している人のサポートというのは、どうしてもまだまだしていかなければいけないのではないかなと思っています。
 昨年の6月議会で、介護者向けの講座をということで質問をいたしました。課長の方からの答弁は、今後勉強していきたいということでありました。介護者の声もいろいろと伺っていただいているようなのですが、介護している人同士が話ができる機会をつくってくださるとか、情報交換をしてくださる機会をつくっていただく、あるいは介護者のそういう支援ということについてはどういうふうに考えていらっしゃるかお伺いいたします。
議長(下山 登)
 住民福祉部長。
住民福祉部長(柏木 豊)
 現在の取り組みですが、介護予防の観点から、高齢者やその家族を対象とした介護予防教室、介護者予防教室を開催しておるところです。今年度、平成14年度は、「おいしく楽しい食事の工夫を」というようなテーマに、高齢者が楽しく、安全・安楽に食事をとる方法や、保健センター、栄養管理士の協力を得まして、栄養指導や介護職の試食、こういったものを行ってまいります。今後、さらに家族介護支援として、家族介護者交流事業の開催、こういったものも検討していきたいと考えてございます。
議長(下山 登)
 14番。
14番(大川須津子)
 介護者の人たちの話し合う機会をつくってくださると解釈してよろしいのですか。ぜひよろしくお願いいたします。介護している人同士が話ができるということで、自分だけがこういう立場にいるんじゃないということを感じられる場所があることが、とても必要だと思っておりましたので、ぜひそういう機会をつくっていって、情報交換や、リフレッシュできるようなそういう場を設けていってほしいと思っております。
 この介護保険制度は、その自治体に合った介護保険サービスを提供していくという制度であります。町が保険者であるということでありますから、介護のあり方について関心のある住民がふえるということが、このサービスの質の向上につながっていくと私は考えております。そういうことについては、どのようにお考えになっていらっしゃいますでしょう。
議長(下山 登)
 住民福祉部長。
住民福祉部長(柏木 豊)
 いろいろありますが、現段階では、既に実施しているいろいろな部分の成果、こういったものを考慮しながら対応していきたいと考えてございます。

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Last Update 2002. 7.15