3番(太白浩之)
 それでは、最後に3番目の都市計画道路についてお伺いをさせていただきます。
 多くの計画道路事業の進行状況がおくれているのか、一部を除いていつ完成するのか見えてこないため、町の活性化や地権者の利便性など、いろいろな面でマイナスになってきているのではないでしょうか。私も地元ということで、中土狩区の皆さんからは、特に池田柊線あるいは高田上土狩線について、いつごろできるのかとか、どうなっているのか、いろいろと聞かれて返事に困ってしまうのが現状であります。計画道路事業については、今までも大勢の議員の方々から御質問がされていますが、改めて、現在での状況と今後の御予定はどうなのか、お伺いをいたします。
議長(下山 登)
 都市環境部長。
都市環境部長(土屋秀明)
 お答えいたします。
 昭和36年に広域も含めて道路のネットワークとして都市計画決定をして、それ以来、数十年たってきているわけですけれども、その中で、既に仕事が完了したものとしましては、役場の東側にあります中土狩竹原線でございます。現在、町の事業、県あるいは国レベルの事業として、多くの道路事業が進められております。その辺について御説明をさせてもらいたいと思います。
 国のレベルにおきましては、皆さん御存じのとおり第二東名であります。第二東名の現在の長泉町の中の進捗率ですけれども、用地の取得率が97%、工事発注した率、これは契約まで、それから仕事を進めているところですけれども68%です。今後は、もう既に工事もしているところもありますけれども、同様に橋梁、橋の上部工や、場所としますと駿河平の南側の地区等を中心に仕事を進めていこうということでございます。目標の完成の時期につきましては、過去から徐々に伸びてきておりますけれども、第二東名の事業の凍結論等も国でいろいろ議論されている中、現在での状況は平成10年代の後半を目指していくというふうに伺っておりますけれども、これにつきましては、道路公団の民営化と、本年度にあって第三者機関が入りながら本格的に決まるということですから、それぞれの推移によってさらに変化はあるというふうに考えられます。
 次に、国土交通省が進めております東駿河湾環状道路でございますけれども、用地が84%、工事の発注率は18%という数字でございます。既にがんセンターの南側の下長窪駿河平線は、交差部の工事等も環状線は進めておりますけれども、今後は南一色や上長窪等工事を順次進めていこうということで、目標年度は第二東名と同様の時期を目指しております。
 県の仕事としましては、県道の沼津小山線、これは旧246ですけれども、これは都市計画道路の納米里本町線という呼び名ですけれども、それを初めとしまして、新幹線の北側になります沼津三島線、それからこちらの旧246から現在の246間の池田柊線、さらにその延長として第二東名につながっていきます片浜池田等の路線がございます。その中で、最後に申し上げました片浜池田につきましては、用地測量等を今年度進めている中で、これから本格的な買収に入っていくというところでございます。沼津三島線につきましては、用地の取得率が68%、工事については御存じのとおりまだ未着手であります。まずは、用地の取得をということで、県の方でも予算化を図っていくということですし、こちらからも要望していきたいと思っております。
 それから、池田柊線、これは県の仕事しての池田柊ですけれども、県道から国道246までの間ですけれども、14年度から用地買収に入るという計画でございます。前年度、今年度で測量設計等を実施しております。
 町の事業につきましては、下土狩文教線、これは総延長が1,280メートルですけれども、現在八幡神社から東レの前の道路、約370メートルが仕事として残っておりますけれども、用地の370メートル間でみますと、取得率が22%ということで、県の補助金の対象として、新年度も御審議いただいているわけですけれども、予算の中にもこの用地の取得の費用を盛り込んでございます。特に文教線につきましては、残りのメートルは少ないですけれども、がんセンターのアクセスという位置づけもございますし、鋭意努力して用地買収に当たっていきたいというふうに考えています。
 次に、町が行っています池田柊線、これは役場の北側の部分でございますけれども、ここにつきまして、450メートルを平成9年度に事業認可を得まして、平成16年度までという7年ですけれども、現在の状況は、用地が65%、あと残りの用地の取得及びJR御殿場線の立体交差、アンダーということで、そちらの工事に向けて進めていきたいというふうに考えております。
 最後に、高田上土狩線でございますけれども、上土狩の区画整理を過ぎて、今年度から南側の部分から約370メートルを、今年度測量設計に出しております。新年度、区画整理との交差点となります部分の用地の取得を進めていきたいというふうに考えております。
 以上が現在の状況でございます。
議長(下山 登)
 3番。
3番(太白浩之)
 大変御丁寧なお答えをいただきましてありがとうございます。余り長すぎてわかったようなわからなかったような感じですけれども、これからは特に、県立がんセンターへのアクセスを最重点に考えて事業を推進していく必要性からも、計画道路事業に優先順位をつけるなどすべきかと思いますが、いかがでしょうか。また、今後このようなことを踏まえて、町としてどのように進めていかれるのか、再度お伺いをいたします。
議長(下山 登)
 都市環境部長。
都市環境部長(土屋秀明)
 お答えいたします。
 都市計画道路の中で、優先順位をつけるべきだという御質問でございますけれども、現在、先ほど南北の路線、国、県、特に国レベルのものを別にしまして、県あるいは町が行っている事業を申し上げましたけれども、路線の中でも、当然事業を行うには、ある程度の区間を区切って仕事に入っていきます。そういうことからしまして、現在進めております都市計画道路事業は、優先順位が高いところから行っているという考え方でございます。それで、9月に開院予定のがんセンターの主要アクセスとしてということで、そちらの優先順位の高いものから進めるべきたという御質問でございますけれども、まさにそういうふうに考えて現在取り組んでいるところでございます。
 がんセンターの建設に伴いまして、町としまして、いかにして事業の財源を、国あるいは県から町の方に回すかという中で、行政当局もそうですし、議会の皆さんとも一緒になりまして県に強く働きかけをしてきました。それはがんセンターの主要のアクセスとして下土狩文教線、それから県道から246までの池田柊線、この県事業を早く具体的に進めるようにというようなこと、それに加えますと、新駅の事業の財源もということで進めてきたわけでございます。
 結果としまして、文教線につきましては県の単独の補助ですけれども3分の1、これが事業が完了するまでは予算づけをということ、それから池田柊につきましては県事業でございますが、ほかの都市計画事業もそうですけれども、県の事業に基本的には通常15%の負担金を出します。池田柊の今の区間につきましては、県ががんセンターへの主要なアクセスだという位置づけのもとに、その2分の1、7.5%の負担率ということで決着をし、既に予算化をし、支出をしているものでございます。
 というように、既に事業を進めてきた中でも、そういう状況の変化をもとにしまして計画を見直し、優先度ががんセンターに関するものは高い、あるいは第二東名のインターができることにということで見直しをする中で、現在事業に入っている状況でございまして、今後もどういうような社会状況の変化が起きますか、いろいろな状況によりましては適格に判断をして、事業を進める順位のアップダウンは必要としてやっていくべきだというふうに考えております。
議長(下山 登)
 3番。
3番(太白浩之)
 今後は、アクセス道路に接続する町道あるいは生活道路についても、同時に進めていっていただければと考えます。町民の皆さんはもちろんですが、主に地権者や隣接する住民の皆さんは、それぞれ今後の生活設計を考えていく上で、進捗状況や問題点など、かなり気にかけておるのが実情であります。このような点も含めた住民ニーズに対しまして、今後情報を定期的に、正確に提供し、住民サービスに努める必要があると考えますが、お伺いをいたします。
議長(下山 登)
 都市環境部長。
都市環境部長(土屋秀明)
 今、御質問の中にもございましたように、例えば池田柊線、現在、中土狩竹原線との交差点の部分まで行っておりますけれども、その東側の地権者の方から、いつごろになったら事業に入るんだよ、あるいはお店の方から都市計画決定はしているんだけれども、家を建てかえたい、あるいは子供が大きくなって増築をしたいんだけれども、実際にいつから仕事にかかってくるんだというような問い合わせ等があるのが現実でございます。
 今、御質問者が言われましたように、御自分の土地、あるいは建物がついていることもございますし、そういう生活上の主要な所有の部分を手放すということで協力していただく地権者の方が多いわけですけれども、そういう不安な部分といいますか、今どうなっているんだ、いつごろなのかということにつきましては、今まで以上に情報を流す方法等をいろいろ検討しまして、なるべく今後の事業の進行がスムーズに進むように、先ほど言いましたような方法、あるいは手段等を考えながら情報を出していくというふうに努めていきたいと思います。
議長(下山 登)
 3番。
3番(太白浩之)
 最後になりますが、今後は、道路のことばかりでなく、行政にかかわるいろいろなことについての情報を速やかに提供し、住民サービスにより一層積極的に努めていかれるよう、切にお願いを申し上げまして、当局といたしましては、ちょっと物足りないかもしれませんけれども、私の質問を終わりにさせていただきます。
 どうもありがとうございました。

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Last Update 2002. 7.15