3番(太白浩之)
それでは続きまして2番目の、町民の医療に対する意識向上についてお伺いをいたします。
町民を初めといたしまして、多くの皆さんが待ち望んでいた県立静岡がんセンターが、いよいよことしの9月に開院いたします。そして今後は、ここを中核として県東部地域に、最先端の医療や薬品など関連した企業や施設などを集積した富士山麓ファルマバレー構想が推進されていく予定になっております。この機会に、長泉町が医療とか健康づくりに対して意識の高い町というイメージを、町内はもちろん町外にも定着させていくべきと考えますが、町としてはどうなのかお伺いをいたします。
議長(下山 登)
町長。
町長(柏木忠夫)
それではただいまの太白議員の御質問にお答えさせていただきます。
施政方針でも述べましたとおり、がんセンターの地元自治体であります長泉町にとりましては、言うなれば待ちに待ったがんセンター開院ということになります。これを契機としまして、町民の健康づくり、施策の展開、私の使命であると認識しております。まちづくりにおけるさまざまな分野で、また家族・個人のさまざまな生活の場面、あるいは時系列といった総合的な体系化の中で推進すべき健康づくりのための具体的な行動計画、これを学識者や住民の方々との協働によりましてとりまとめてまいるとともに、即、実践活動に結びつけていけるような推進活動を展開してまいりたいと考えております。
既に、御本人や御家族が病気であったり、あるいはいざというときの知識として、医療について情報を得たり、勉強されることも必要なことではありますが、私がまず推進すべき施策は、日ごろ医療を必要としない健康な住民が多くなったと言われるようなまちづくりであると考えております。そんなことを基本に置きながら、これから進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げます。以上です。
議長(下山 登)
3番。
3番(太白浩之)
どうもありがとうございました。
今まさにおっしゃられましたことにより、長泉町イコール医療や健康づくりに対しまして、意識の高い町というイメージが徐々に定着していくのではないかと期待する次第でございます。
さらに町民の皆さん、お一人お一人が医療そして健康づくりに対してより一層の関心や意識を持っていただくために、絶好の機会であると思っております。そのための施策や方法には、いろいろとあるわけですが、私はそのための一つの手段、そして方法として、献血活動を推進し、献血日本一の町を目指したらいかがか、御提案いたします。
私自身が会員となっておりますライオンズクラブの奉仕活動の一つであります献血活動を、昨年3月と11月の2回行いましたが、思ったほど成果は上がらなかったのが実情であります。また、輸血用血液の適性在庫は常に不足ぎみで、特に冬場では医療機関からの血液の需要が増加したり、寒さで献血者が少なくなったりで大幅に不足している状況だそうです。献血について町として今までどのようなことをされていたのか、また、今後どのように対応されていくのか、このようなことを踏まえてお答えをお願い申し上げます。
議長(下山 登)
町長。
町長(柏木忠夫)
ただいまの太白議員の御質問、献血活動ということでございますが、言うなれば医療に対して関心を持ってもらうということで、献血日本一の町というお話をいただいたわけでございます。よく病気をして初めて健康の大切さ、ありがたさがわかったという言葉は、皆さんも耳にされておるわけでございます。この言葉からも健康のための節制、運動などの日常的な取り組みを継続していくことがいかに難しいかということもわかってくるわけでございます。新年度からは企画財政課に健康施策推進の担当を置きまして、保健センターを初め、関係各課と調整を図りながら、各分野、各施策の総合化による効果的、効率的な取り組みということで、健康づくり推進元年となるような大きな旗を上げながら、町を挙げての健康づくりの気運の醸成に努めてまいりたいと考えております。
献血は、献血者自身が健康でなければできないわけでございます。こういったことから施策推進の中で、自分自身に合った健康づくりプログラムの実践によりまして、健康に自信がついた町民がふえることによりまして、御提案の献血活動も活発化してまいるものと考えております。具体的な献血活動は、今後のNPO等の活動にも期待しながら、側面ながらといいますか、献血の基盤となる健康づくりを、まずは推進してまいりたいと考えておりますので、ひとつ御理解をいただきたいと思います。
議長(下山 登)
住民福祉部長。
住民福祉部長(柏木 豊)
それでは私の方から、現在の町の状況等につきまして御答弁させていただきます。
まず、献血の事業につきましては、静岡県献血推進要綱に基づきまして、県、市町村、日赤の血液センターが協力し、県内における輸血用保存血液の需要を献血により確保するため、献血体制の確立及び献血運動を推進し、血液の自給を図ることを目的としているわけです。
血液の確保に当たりましては、静岡県の献血推進協議会におきまして、毎年県内で必要とする献血者確保目標を決定しまして、この県の献血車確保目標から、それぞれの市町村別の目標数の依頼をされ、管轄する保健所及び沼津の赤十字血液センターと連携をして、実施をしているところであります。
平成13年度の県の献血者確保目標は18万2,000人で、東部を管轄する沼津の赤十字血液センターの目標につきましては5万7,000人となっております。長泉町では1,270人となっておりまして、ことしの1月末現在、沼津赤十字血液センター管内28の市町村があるわけですが、この平均の達成率は64.3%、長泉町では72%となっております。
主な場所としましては、企業20社、工業団地、各高等学校、公共施設、このようなところで協力をいただいております。それでちょっとさかのぼりますが、12年度の実績では、沼津の赤十字血液センター管内の献血目標が5万9,280人に対しまして、平均の達成率というのが76%でありました。町の献血目標は、このときに1,275人に対しまして、受付をされた方が1,459人ありましたが、献血の不適格者、こういったものもありまして、最終的な達成率は94.7%の1,208人になっております。
それで、今後の事業推進につきましては、血液センターの献血車が3台あるわけですが、現在100%に近い稼働計画で動いているというふうに伺っております。1回の出動時における献血者数の増加、それから献血への理解と協力が必要になってくるものです。
また、14年の秋には県立がんセンターの開院も予定されておるものですから、県におきましても、これを見込んだ献血目標が計画されているというふうに伺っております。このようなことから、住民への献血意識の普及、協力をよびかけ、献血目標の100%達成に向けて、啓発活動の推進をしていきたいと考えております。
議長(下山 登)
3番。
3番(太白浩之)
今後は献血日本一の町にするくらいの目標をお持ちになりまして、献血活動を推進していっていただければいいのではないかと思います。ポイントは町民の皆さんに、医療や健康づくりに少しずつでも関心を持っていただくことでありまして、その手段や方法が、別に献血活動でなくてもいいわけでして、町としてもほかに皆さんの受け入れやすいことが何かあれば、それを検討され、推進されていってほしいと思っております。
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Last Update
2002. 7.15