議長(下山 登)
質問順位2番。
質問内容1.「独居老人にも外出支援用タクシー補助券制度」について
2.「世界経済の枠組みの中にある」という理念の教育政策について
3.竹原地先の歩道改良工事や安全対策を
質問者、四方義男議員。6番。
6番(四方義男)
生まれて初めての一般質問でございますので、少々緊張しております。
では、通告に従い、質問を始めます。はきはきとした御答弁をお願いいたします。
最初は、「独居老人にも外出支援用タクシー補助券制度」についてであります。通告書には、質問の事項が1、2となっておりますが、2つをまとめた形で質問をしてまいります。
皆さんご存じのとおり、少子高齢化社会という言葉を聞かない日はないほど、日本は高齢化が進んでおります。私は、お年寄りに好かれるようでよく相談を受けます。ある日、独居老人の方からこういう相談を受けました。この方は障害者ではございませんが、少し足が弱いようなんですね。福祉会館から遠い地区にお住まいです。食事会に行きたいが、民生委員さんの車などに便乗させてもらうのは申しわけない。路線バスを乗り継いでいくと、往復で1,000円以上の出費になる。とても年間20回の食事会には行けそうもない。でも、閉じこもり老人にはなりたくない。みんなと話し合うのが楽しみである。また、雨の降る日や寒い日に病院に行きたいと思っても、ついおっくうになってしまいます。自分が出かけたいときにすぐ行けるような手だてはないものだろうかというものでございました。
また、独居老人宅に私は防災用具の取りつけでお邪魔したことがございます。ふだん寂しい思いをしていらっしゃるんでしょうか、作業が終わってもなかなか話をやめようとしないんですね。そしてまた、独居老人はだれでも、家の中で突発的なけがなど起こしたらどうしようかと、不安に思っているようなんです。統計によりますと、家の中での事故は案外多いものです。また、例えば皆さんが敬老会に呼ばれたとしましょう。帰りがけには、お年寄りにいつまでもお元気でねと言って帰られるのではないでしょうか。これからは、そんな単なる外交辞令で終わるのでなく、元気にさせるにはどうしたらいいのかと、そういうことを考えていくべきではないかと思うのであります。
積極的に外に出かけてもらい、みんなと触れ合って、自分もみんなの仲間なんだという生きがいを与えること、それが元気にさせる一つの手法だと思うのであります。閉じこもりにさせてはいけません。独居老人の閉じこもりや将来の寝たきりを防ぐことができれば、医療費や社会保障費の削減にもつながると、私は考えております。
そんないわゆる社会的セーフティネットの施策の一つとして、私は独居老人へもタクシー補助券を支給したらどうかと思うのですが、いかがでしょうか。自分の自由意志による外出の支援策としていかがでしょうか。老人保健事業における考え方も含めてお伺いいたします。
議長(下山 登)
住民福祉部長。
住民福祉部長(柏木 豊)
お答えをさせていただきます。2点に分けて御質問をいただいているわけですが、後段の方のまず老人保健事業について入らせていただきます。
老人保健事業につきましては、すべての人々が寝たきりや痴呆などの要介護状態にならないで、健康で生きがいを持って自立した生活を送るために、町では健康教育、それから相談、検診、機能訓練、訪問指導等々、老人保健事業として行っておりまして、寝たきり予防、痴呆予防、こういっものに努めておるわけです。
こうした中で、特に今後は、高齢者の自立した生活の確保、介護予防のために、転倒予防が重要であるといったことを認識して、知識を身につけていただき、日常生活に生かすことを重点に、バランス訓練等の下肢機能の強化を初めとする身体機能面の保持増進を図っていきたい。また、心の健康を保つためには、休養を上手にとりながら、趣味や運動、ボランティア活動などに参加して、積極的な人生を送ることが大切であると考えております。これらを考慮した対策を中心に、事業の計画を進めていきたいと思っておるところでございます。
そうした中で、御質問にあります外出支援用タクシーの利用ですが、町は今、話しましたように、高齢者ができる限り寝たきりなどの要介護状態に陥ったり、状態が悪化することのないように、また、自立した生活を確保するために必要な支援を行うことが重要であるということから、介護予防・生活支援事業の実施をする方向で現在、検討に入っております。この事業は、外出するときにタクシーを利用していただき、その際に支払う利用料金の一部を助成するものでありますが、対象者は65歳以上の高齢者で、一般の交通機関を利用することが困難な方、外出場所は医療機関、利用目的は通院のためと考えております。実施方法等、詳細につきましては、現在関係者と協議中であるわけですが、いずれにしても、平成14年度の早い時期に実施をしていきたいという考え方でおります。以上でございます。
議長(下山 登)
6番。
6番(四方義男)
御答弁ありがとうございました。お年寄りの方もさぞお喜びであろうと思っております。
少子化や高齢化、核家族化が進む社会というのは、結果的には独居老人の増大を誘因すると考えております。私はそういう社会変容を先回りする施策にも、これからの行政の方向性があろうかと存じます。協働によるまちづくりの長泉、協働とは、給付行政から支援行政への転換でもありましょう。私は住民の皆様がだれでもこの町で楽しく、ずっとずっと暮らしていたいなと思う、そんな町にしたいと考えております。私も常日ごろ、家族に大変迷惑をかけておりまして、いつ独居老人になるかわかりませので、少しほっとしております。今後も引き続き前進していただきますよう、お願い申し上げます。ありがとうございました。
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Last Update 2002. 6. 1