4番(小椋紀勝)
 最後の質問に移ります。
 南部地区に交番派出所の設置をというお伺いでございます。
 安心・安全なまちづくり、地域治安をという観点から、長泉町の南部地区にも交番がほしいという声が多くあります。今までにもいろいろな角度から、南部にそういう防犯の核をつくってほしいという声はあったと思います。たまたま11月5日の長泉町交番からのお知らせというところに、ことしの1月以降、下土狩、竹原、三軒家地先でひったくり被害が多発しています、御注意くださいということでありました。昨年比、ひったくりや車上ねらい事件などが多発傾向とのことであります。町の地域安全推進委員の方々も心配されて御尽力をいただいておりますが、南部地区に交番がないから多く起きていると断言できませんけれども、南部にお住まいの方からすれば、こういったニュースを見ると安心できないということでございます。9月定例会その他でも長泉町の北部、中部に比べて南部のインフラがおくれていやしないかということの論議が出ることがありますが、その中で、防犯という観点からしても何らかの手を打っていただければなということを考えたわけです。
 長泉町の南部の東西にわたる線は、清水町と多く接しておりまして、もちろん三島市、沼津市とも接しておりますが、そんなことでお伺いしたいと思います。
 まず、単刀直入に交番の設置というのは、なかなか難しいでしょうけれども、何らかの打開策はないか、それから警察官の増員、例えば平成14年度、県の方で増員されたときに、長泉町への配置はどんなでしょうかということと、これについては、ことしの6月定例会で芹澤議員さんからも言及されておりますけれども、時間がたって何らかの変化があり、いい方向に向いていることがあるだろうかということも含めて御質問させていただきます。それから、全国、当町もそうでしょうけれども、全国市町村で警察官OBの方の御活用をされていて、地域の安全に貢献されているということをよく新聞などで拝見いたします。警察官OBの方の御活用について、新たな方策はありませんかということをお伺いしたい。
 それから、先ほど申し上げました清水町と長い東西ラインで接している関係からしましても、広域化という観点から、清水町などとお互いに検討し合って、防犯のラインを検討していただけないかということ。最後に、地域の安全は警察に任せておけばいいということではなくて、今後町としても積極的に地域安全推進委員の方を支援をしていただいて、警察の方に積極的な提言をしていただきたいということについて、以上5点についてお伺いしたいと思いますので、まとめてお答えいただいて結構ですので、よろしくお答えのほどお願いいたします。
議長(下山 登)
 都市環境部長。
都市環境部長(土屋秀明)
 お答えいたします。
 残念ながら当町は刑法犯がかなり大きいわけですけれども、その中に窃盗、今お話のありましたようにひったくり、あるいは自転車等の被害が多いわけですけれども、そういうようなことを前提にしての御質問でございますが、まず最初に、交番派出所、立ち寄り所と、何らか南部地域に設置できないかという御質問でございますけれども、現在、警察の交番等の設置にかかわる考え方につきましては、既設の交番、あるいは駐在所を統合していくという方針でございます。この考え方は、限られた警察官の人数で、しかも勤務体制が24時間という特殊な勤務でございますために、できるだけ集中してポイントを少なくし、そこに警察官を集中して、増加あるいは多様化する犯罪や事故に機動的に対応する体制を構築するためというふうに伺っております。そのため、現状においては、先ほど申し上げましたように統合する方針ということを前提にして、新たな交番あるいは駐在所の設置ということは大変難しい状況であります。
 以前ですけれども、下土狩駅前に交番をということで要望あるいは働きかけをした結果、現実的には無理だということで、結果的に防犯の立ち寄り所を設けて現在に至っているわけですけれども、こういう立ち寄り所が南部に果たしてどうかということになるわけでございますけれども、今申し上げましたように、下土狩駅前の立ち寄り所のように、立ち寄り所については、人の集まりやすい場所での治安維持を目的に、警察官や関係団体の立ち寄り場所、関係団体というのは先ほどお話のありました地域安全推進員だとか、補導の際の立ち寄り等でありますけれども、というような場所を前提にしているということでございまして、現在の状況では警察の考え方等をおかりまして、交番については難しいのかな、あるいは駐在所についても難しいのかなということの中で、防犯の立ち寄り所について、今後設置することが効果的であるかどうか等、警察当局の意見も聞きながら検討していきたいというふうに、現在は考えております。
 それから2点目に、警察官の増員についての、長泉町の交番等に結果として数がふえないかというような御質問でございますけれども、先ほどお話ししました今年度の中での議会での答弁でも当時の担当部長が御説明しておりますけれども、長泉町も以前から要望しておりますし、現在も増員をしてくれるように要望はしているところでございますけれども、現実的にはことし、県下では240人の警察官が増員されております。これを静岡県下の30カ所にのぼる本部あるいは警察署に配置するということになりますと、結果的には数そのものはそれぞれがわずかな増員になるわけですけれども、来年度はどうかといいますと、来年度も増員の計画があるというふうに伺っております。静岡県は警察官一人に対する県民の人口が多いために、そういう意味での増員での優先順位は高いというふうに聞いておりますけれども、その結果、沼津署管内、あるいは長泉町に果たして増員が結果としてされるのかということについては、現在のところは不明ではございますが、引き続き増員の要望を継続して行っていきたいというふうに考えます。
 それから3点目にOBの活用の御質問でございますが、沼津の警察においても、管内の交番8カ所に警察官のOB、あるいはOGを配置しておりまして、その業務としましては、案内や取り次ぎなどの仕事を行っているというふうに伺っております。長泉町交番にも一人が配置されております。また、長泉町としましては、現在、交通事故相談を各種の相談のうちの一つとして行っておりますけれども、その相談員の方は警察官のOBの方に委嘱して継続して相談業務を受けていただいております。これらのOBについて、今後の活用策につきましては、現在のところ具体的なものとしてはございませんが、先ほどほかのところでも各種の例があるということですから、そちらの方も参考にしながら研究をしてまいりたいというふうに考えます。
 それから、4点目に、広域化で清水町と連携して長泉町の南部、あるいは清水町北部に交番あるいは派出所等の設置を検討しないかという御質問でございますが、隣の清水町でも、長泉が交番・駐在所の設置を要望しているように、清水町でも要望が出ているということでございまして、そのエリアにつきましては、清水町の北部の地域に大型店がかなりまとまっておりまして、その周辺の治安の不安が住民の皆さんからいろいろ御意見があり、それを理由にして清水町としては新たなもろもろの設置を要望しているということでございます。先ほど長泉町の今までの状況あるいは現在の警察等の考え方からしますと、清水町の北部にできますと少なからず長泉町の南部もエリアというふうに広域的な考え方がとれるわけでございますから、できますと当然期待も大きいわけですし、その方向に向けて働きかけを行っていきたいというふうに思います。

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Last Update 2002. 6. 1