議長(下山 登)
 休憩を解いて会議を再開いたします。
 質問順位3番。
 質問内容1.安全に対する基本的姿勢について
       2.自然と共存できる河川に
 質問者、室伏進一議員。5番。
5番(室伏進一)
 通告に従いまして、順次質問をしていきたいと思います。
 まず、安全に対する基本的な姿勢について、この中から4点挙げておきました。
 北中の校舎と運動場を連絡する階段の安全管理、階段のけこみ部分が欠けたまま放置されていることについて、1点。2番目、天然記念物大いちょうの幹から分かれて枯れた太い枝の放置されていることについて安全管理は。3点目、車道から歩道に上がる縁石の段差についてより安全対策を。4点目、シルバーカーの交通安全対策を、毎年児童が対象に行われている交通指導を、高齢者のシルバーカーを使用されている方にも行われたいと、この4点について伺っていきたいと思います。
 まず、基本的な姿勢について、順次質問していきたいと思います。
 私たちは、けがのないように仕事や生活し、暮らすために安全で過ごしたい、安全でありたいと、簡単に安全という言葉を口にしますが、よく生産工場の建物の壁に1:29:300と書かれていた大きな看板の文字を見たことがあると思います。その看板の意味するところは、1つの重大事故があると、29の軽傷事故があり、その事故に対する原因が300あると、アメリカの統計学者が統計的に発表したものです。特に生産工場で事故を起こさないように注意を促すために書いてあったものです。
 9月11日のニューヨークのテロによる、世界を危機に巻き込んだあの重大事件も、航空が民営化し、現在の経済状勢からコストを切り詰め、賃金が安く抑えられ、働く意欲が低下し、チェック機構の甘さを生んでしまったと。9月22日、議員研修のとき、政治評論家の森田実氏も言っておりましたが、重大事故や事故を、あれが原因の1つだったと後から言っても後の祭りなんです。今では、QC活動やZD運動とか、危険予知訓練のKYT運動等にとってかわられ、危険に対する訓練方法も大分変わってきました。
 第3回の定例議会でも、職場のあり方にOJT、職場内教育を取り入れてはと提言した議員もおります。物事をより安全に取り組む姿勢が職場になくしては、安全について幾ら訴えても安全が見えてこないんです。大変でも、原因の300とは言わず、あらゆるすべての要因を1つ1つつぶしていくことこそが安全に対する考えの基本でございます。
 そこで、まず第1の質問です。
 今年の北中の運動会に来賓で行ってみて、一番最初に感じたことは、校舎と運動場を連絡する階段のけこみ部分が鋭角に欠けていて非常に危険で、少しでも足を踏み外すなら、重大なけがにつながってしまう。このような状態でありながら放置されて、今まで安全な学校生活が過ごせないような状態について、どのような安全管理を行っているか、どうなっているか伺いたい。お願いいたします。
議長(下山 登)
 教育部長。
教育部長(山本登一)
 お答えいたします。
 学校の校舎施設の安全管理、及び安全教育の推進は、教育委員会の重要な職務でございます。特に校舎、運動場、プール等々における安全の確保には日々留意し、学校との連携を図っております。御指摘の北中玄関前の階段、学校の最も重要な位置であり、整った安全性の高い施設でなければならないと考えております。しかし、現状、議員御指摘のとおりでございます。
 北中学校の運動場、テニスコート、プール、体育館等々、改修計画については、階段も含め検討し、実施しておるところでございます。平成11年度には階段西、野球バックネット裏の排水工事、平成12年度にはテニスコートの大改修、本年度にかけて体育館のステージ等の改修を進めてまいったところでございます。
 学校施設の整備に当たっては、まず第一に、その安全性を十分に配慮することに努めております。玄関前の階段のれんが部分の破損でございますが、最近特にその破損が激しく、しかも御指摘のとおり鋭利な部分がございます。安全面で心配し、学校当局に対して、その配慮をお願いしているところでございます。御指摘の学校施設の安全、子供たちへの安全教育の観点から、その責任を痛感しているところでございます。早い時期に改修を実施できるように努めてまいります。御理解のほどをよろしくお願い申し上げます。以上です。
議長(下山 登)
 5番。
5番(室伏進一)
 ただいま回答には、改修を進めておる、学校にはけがのないような形で改修をお願いしていると、そのように申されましたけれども、毎日生徒は運動場と校舎をつなぐ階段を利用しているんです。これをこのまま放置しておく、私がこれを当局側に言ったのは、運動会があったんですね。運動会の後、すぐにどうなっているかとお伺いしました。その後、もう9月ですから、10、11月、2カ月たちます。でも、この間行ってみました。まだ、そのまま放置されたまんまになっているんです。鋭利でおいてあるならば、改修工事が進まないならば、それを安全面から考えるならばどうしたらいいのか。鋭くえぐれている部分を削り取って、コンクリートのままにしたっていいわけです。こういうすぐに応急措置をしておけばできるものも、安全管理の面から見て、先ほど基本的に申したように、安全管理を基本的に考えていなければ、こういう考えは生まれてこないんです。したがって、応急処置をどのようにしていくかと、その辺をお伺いしたいと思います。
議長(下山 登)
 教育部長。
教育部長(山本登一)
 お答え申し上げます。安全管理という点について、全面的な改修ということを考えておりましたので、その管理の面について、十分配慮が足りなかったということで、責任を痛感しておると先ほど申し上げさせていただいたことでございまして、今後学校側とさらに詰めまして、安全面での配慮を、指導を徹底していきたいと考えておりますので、御理解のほどをよろしくお願い申し上げます。
議長(下山 登)
 5番。
5番(室伏進一)
 確かに学校側と対応していくと申されましたけれども、先ほど言ったように、金づちで簡単に欠けば、コンクリートのもとの地が出てくるんです。これを鋭利の部分だけをとっただけでも大分違うと思うんです。こういうことに目張り、気配り、心張りをしてほしいと思います。
 それで、これを報告したときに、私たちはよく「ほうれんそう」と言うんです。なぜかというと、報告、連絡、相談、打ち合わせ、これが指摘されたときに、自分たちの仲間、箇所、そういうところで論議されないと、人から言われても、対応した人だけが困ってしまうんですね。本当にみんなに「ほうれんそう」で連絡が行き、上司に報告され、上司はまた相談し、学校側に相談するとか、そういう総体的な論議がなされておかないと、すべてのものにうまく回っていかない。1つの部分だけで終わってしまうんです。必ず各部署は、言われたことは言われた人だけでなく、全体が受け持つんだというシステムにしてほしいと思います。
 もう一つ、よく言われているのは、PDCA、プラン・ドゥー・チェック・アクション、これなんですけれども、要するに管理サイド、これを上司の方がこういうものが出てきたから、言われたから、これ部下にやれよと言われても、部下の方というのは、どうしてもやらされる、そういう方向で余り意欲が出てこないんです。これを部下、その人たち、担当する人たちとが、みずから自分たちがつくり出さなきゃいけないんです。PDCA、これも細部の繰り返しなんです。間違っていたならば検討し、処置し、また頭に戻って計画し直すんです。プランに戻すんです。これを何回もやらないと、安全というのは本当に維持できないんです。
 ぜひともそういう部分を踏まえて、安全を心に据えた、安全の尺度というか物の見方、物差しは1つじゃないんです。かね尺もあれば、メートル法もあれば、ヤードもあればいろいろあります。いろいろな方法から角度から見て、安全をやっていかないと、私たち親からもらった五体の健全な体が本当に生涯維持できるかなかなか難しい問題です。せめて一生、亡くなるまで五体健全で活動できるようにしたいと思います。ぜひ目ばり、気配り、心配りをしてほしいと思います。
議長(下山 登)
 教育長。
教育長(土屋郁夫)
 私から一言お答えをしたいというように思います。
 と申しますのは、運動会が済んだ後、議員、この下の駐車場で、「教育長、あそこのところは危ないよ、早く直した方がいい」と。こういうような御指摘を受けました。そして、議員がこども育成課に来て、あそこはどうなっているんだということも私も承知しております。
 そういう面で申し上げたいと思いますが、私が校長会等で学校へ指示したことは、こういうことでございます。私も、あそこのところはもう何回も行って見ております。そして、鋭利になっておるところがどこで、そしていつここが欠けたかと、そしてどういう状況になっているかということは、私なりにとらえておりますので、そういうものをもってお願いした点は、先生方が自分の学校の構内の安全ということを考えたときに、けがはどこで起きるかと、この調査をしてみたときに、あの階段では何件起きているか、この事実も私は伺っております。そういう際に、件数がないと、そこのところは見逃してしまうことがある。だから、もし鋭利であったならば、それを金づちでトントンたたいて丸くする、そうすれば子供が一緒にそれをやる。そして、教師と子供と一緒になって、この安全を守っていく、そして丸くなった直した姿を見て、全校で、あの階段を気をつけてみんな上り下りをしようじゃないかと、こういうことが、学校の中で、教師と子供たちが一緒にやって安全を確保するということが学校の姿勢です。私どもが直さないわけじゃない、しかし同時に教育を進めてくださいということは、これが連携でございます。そういうことで、私はそういう指示をいたしました。そういう点で、学校のまた御様子を拝見したいと思います。

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Last Update 2002. 6. 1