17番(八木秀英)
 それでは、次に、質問に入ってまいります。
 広域消防の推進についてお伺いをいたします。
 町長は、9月議会で私の質問に対しまして、自信を持って進めさせていただきたいと答弁をされておりますが、具体的な取り組み姿勢をお伺いをいたします。
 まず、1点目でありますけれども、広域消防救急業務について、町長から積極的な働きかけを行うとのことでありましたが、遅々として進んでいない状況に、以前変わりはないように見受けられます。進捗しない要因は一体何なのか、現状認識と問題点、今後の取り組みについてまずお伺いをいたしたいということです。
 次に、2点目といたしまして、第二東名と東駿河湾環状道路のインターが当長泉町に設置されるのに伴いまして、救急業務協力支援活動の実施に関する構想推進上の課題と、今日までの政策対応経過、また広域消防推進の現状認識についてお伺いをいたします。
 次に、3点目といたしまして、今後の構想推進体制と日程についてお伺いをいたします。
 次に、4点目といたしまして、第二東名と東駿河湾環状道路のインター設置に伴う救急業務を長泉町単独で行う場合、想定される人員増と財政負担額はどのようになるかお伺いをいたします。
 次に、5点目といたしまして、最近国においては、道路公団の民営化が議論されております。道路公団が民営化となった場合には、インターチェンジが設置された自治体の義務はどのようになるのかお伺いをいたしたいと思います。
 次に、6点目といたしまして、今日では地域住民の日常生活が現在の市町村の枠組みを超えてきており、自治体としてもそれぞれの自治体だけでは解決できない課題や広域での一体的な対応の方がより効果的と考えられる事務事業がある中で、今後ますます広域行政の推進は重要となり、第二東名と東駿河湾環状道路のインター設置に伴う救急業務協力支援活動は効率的な救急業務の一端に過ぎないと私は認識をいたしております。ここのところがまた重要になってくるのではないかなと思うんであります。
 相互扶助に基づく効率的な救急業務の推進を図るためには、また、地域住民のサービス向上のためにも近隣の市町に多角的に働きかけをいたしまして、広域救急業務活動の効率的、効果的展開を積極的に進める必要があります。第二東名東駿河湾環状道路のインターチェンジの設置、それのみで事が進むのではなく、全体的な行政の広域化というものを考えていく場合について、消防の救急業務というものは、やはり人命にかかわるものでありますから、そこの1点に、事が、大きなものが起きた場合に、その市、町だけでは対応できないようなことが今後十分に考えられるわけでありますから、広域のエリアの中で、それらに十分対応できるような消防業務、救急業務体制というものをこしらえていく必要があるのではないかなと思いますけれども、町長の所信をお伺いをいたします。
議長(下山 登)
 助役。
助役(杉山僖沃)
 消防の広域化問題について答弁をさせていただきます。
 平成6年に当時の自治省消防庁から全国の消防力強化を図ることを目的に小規模消防の広域再編を進めるよう、消防広域化基本計画の策定指針が示されまして、それを受けて静岡県においては、平成9年に静岡県消防広域化基本計画、こういうものが策定されました。また、先の阪神淡路大震災などのように、災害の状況は大規模化、また特殊化等の傾向を示しておりまして、これらに適切に対処するため、消防、防災体制の強化に取り組むことが求められております。
 しかしながら、小規模消防については、財政基盤や人員、装備面での課題を抱えておりまして、今後の消防サービスの強化については、再編によって広域化を図ることが必要となってくると考えております。
 また、当町におきましては、今、お話のように、第二東名自動車道インターチェンジや、東駿河湾環状道路のインターチェンジも設置される計画が進んでおりまして、これらの消防救急対応も当然考えていかなければならない状況にあります。
 そんな状況の中で、平成11年3月には、町議会の広域行政調査特別委員会におきまして、早期に消防の広域化に取り組むよう御提言をいただいたところであります。そこで、今進めておりますが、沼津市をはじめ近隣3市2町で平成15年度から開始する広域消防通信指令、これを進めるとともに、消防防災の広域化、これについても東部広域都市づくり研究会、この中でも1つの検討課題として既に取り上げていただいているわけでございます。
 また、今までも助役レベル等で課題としての話し合いの場へ出してまいりました。ただ、それぞれの市町の考え方が前進していないというのが、現状であります。また、なお国の行政改革の一環として、八木議員さんからも今ちょっとお話がありましたけれども、日本道路公団の民営化が具体的に検討されておりまして、これが民営化されれば、また第二東名自動車道に対応する消防救急業務のあり方について、再度、いろいろ協議されるということになることが予想されております。
 今までの話し合いの中でも、どうも関係する近隣の市町村からは、長泉町のいわゆる第二東名対策、これが前面に出過ぎたという感がありまして、これによって、「じゃあ長泉のために広域化をやりたいのか」というような、実はそういうものが少し状況がありまして、広域化の話し合いが進まない感があるところであります。今後、また改めて先ほど私が申し上げました県の示された消防広域化基本計画をもとに、近隣市町等の話し合いを持っていきたいと考えております。
 また、広域化の適正範囲も、どの程度の規模が適正なのかということもいろいろあるわけですから、これも考慮して、いわゆる今課題として取り上げられている東部広域都市づくり研究会、この場がいいのか、また別に検討する組織が必要なのか、これらについても当然こういう問題を進めていくに当たっては、主導権を握っていただかなければならない沼津市にまず働きかけをさらにして、消防だけではなくて、いわゆる企画担当も組み入れた形で進められるように努めてまいりたいと考えております。
 また、今後のスケジュールでありますが、基本的には、今第二東名の話を私しましたが、第二東名が今のところ平成18年末ごろにはというような目標で進めているわけですから、その辺を私どもも目標に進めてまいりたい。ただし、御案内のとおり、第二東名が今後の整備のあり方についていろいろと国で議論されておりますので、それらの状況にもよろうかと思いますが、基本的には私たちの町としてはその辺をめどにさら積極的な動きをしていきたいと考えております。
 後は、消防長の方から御説明を申し上げます。

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Last Update 2002. 6. 1