14番(遠藤昭三)
 それでは、続きまして社会倫理についてお伺いします。
 最近毎日のようにさまざまな犯罪が新聞、テレビ等で報道されています。電車に乗っても、歩いていても、犯罪に巻き込まれるというケースが非常に多くございます。今の日本の社会状況は大変であると感ずるものでございます。これはやはり社会倫理の欠如から来ると大変憂えるものでございますが、当町の状況はどのようになっておるか、まずお伺いいたします。
副議長(八木秀英)
 都市環境部長。
都市環境部長(瀬戸利満)
 御質問にお答えします。
 町の最近の犯罪状況はというような御質問ですが、御質問者の言われたとおり、最近の社会情勢は犯罪が日常のように起きており、まことに憂慮される状況であります。残念ながら長泉町におきましても、同様な状況にあります。昨年12年度、町内で発生した刑法犯罪は674件です。このうち最も多く発生しているのが窃盗犯、674件のうち窃盗犯が625件発生しております。内容としましては、自転車、バイクなど乗り物の盗みです。それと万引き、自動販売機荒らしなど商店関係の窃盗が主です。
 また、ここは沼津警察署管内でございまして、長泉だけではなくて管内の刑法犯としてはそんな犯罪があるわけですが、昨年じゅうに検挙された者は918人だそうです。このうち約半数、451人になるわけですが、20歳未満の未成年者であり、現在の犯罪状況は窃盗犯の日常化と犯罪の低年齢化が問題になっているというような状況です。このことから、まず警察当局も防犯、要するに犯罪防止の重点を窃盗及び少年犯罪の取り締まりに重きを置き、いわゆる犯罪の総量削減を行っているというようなことを伺っております。
 以上です。
副議長(八木秀英)
 14番。
14番(遠藤昭三)
 この犯罪内容を見ますと、こんなことが原因かというようなささいなことが多い。また社会に対する不満、ストレスの発散的な行動等のように見受けられます。自己のために犯罪を起こす。自由主義の自由と責任を忘れ、自由のみに走り、利己主義的に自分さえよければよい、自分が満足すればそれでよいというような安易な考え方から行動に移して犯罪を犯してしまう。また、いろいろな社会的な不満、ストレスが重なっていくとも考えられます。
 私は、少しでも社会を明るくし、人間環境をやわらかくソフトにし、人と人との信義を守り、協力、協働の精神の高揚が一番大切であると思います。少しでもお互いに打ち解け合っていくためには、何ができるか。どのような行動が実行できるか。
 私は、まず人間倫理の第一歩であるあいさつが大切であると思います。私は過去におきまして、少年野球、中学の野球、高校野球を見学に行ってまいりました。その中で、実に選手が礼儀正しい。しっかりと対戦相手の、私たち父兄に対しても、だれに対してもあいさつする。私は非常にすばらしいことだと本当に感動しました。見知らぬ高校生、学校の生徒があいさつされる。本当に気持ちよく心も晴れやかになります。大変感動したようなわけでございます。
 私はこのあいさつ1つで、心が晴れる方もあると思います。また嫌なことを忘れることもできる人もいると思います。また、あいさつ1つで心の転換が図れるかもしれません。人間は心が沈みがちだと、あいさつも十分できなくなると言われています。やはり、あいさつが社会倫理を守る第一歩であると思います。
 犯罪がない明るい町、まちづくりのために、まずあいさつをしっかりやっていく。子供から大人までしっかりできるようにしていくのが、まちづくりの第一歩ではないかと思います。そういう中で、もう一度しっかりとあいさつについて見直していく。そこで、あいさつは今、我々も毎日のようにやっておりますが、もう一度心を込めて、心を込めたあいさつ、相手の心を開かせるようなあいさつ、そういうことがないあいさつはあいさつではないかなと思います。ただ単に朝おはようと言うだけでは、やはり心が曇ってしまう。相手があいさつされて、心を開いてくれる。そういう心のこもったあいさつこそが今求められている社会倫理の1つであろうかと思います。
 そういうところで、もう一度このあいさつについてしっかりと見直していく。毎月のあいさつ週間というようなものをつくって、これに対して見直していくというようなことを提言いたしますが、それについてどのようにお考えであるか、町長、御所見を賜りたいです。
副議長(八木秀英)
 町長。
町長(柏木忠夫)
 ただいま、あいさつ週間を定めてみたらどうですかというような御質問だと思います。今、御質問の中でいろいろスポーツ団体の、例えば野球部の選手、これは小学生であれ、中学生であれ、高校生であれ、同じことが言えると思いますが、大変ぴしぴしと、私たちが見ていてもさすがだなと思う節は何回か経験しているわけでございます。今、真心を込めてあいさつするのが、お互いの人間関係の始まりというような意味だったかなというようにお聞きさせていただいたわけですが、確かにあいさつというのは口では簡単に言えることですが、そのときの雰囲気、場所等によりましてちゅうちょすることがたまたまあるわけです。
 私たちもそういう場に臨むことがあるわけですが、1つの例を申しますと、春秋交通安全指導をやります。早朝、役場の前でも私も立場上、午前7時20分に集合して長小の児童が登校の際、下山商店の前で私たちもそういったのぼりを持って指導する場合があるのですが、やはり低学年の子供を見ますと、何かおじさんにおはようと言うのが恥ずかしいといいますか、ちょっと気おくれするような面があるわけですが、逆に私の方からおはようと、気をつけてここを渡ってよというような一声をかければ、今度は大きな声でおはようございますという調子で返ってくるわけです。
 ですから、やはりあいさつというのは、求める前に先にそのときの雰囲気でというようなことも大事かなということでございます。そういったことが日ごろのあいさつする習慣につながってくるのかなということを考えるわけでございます。今申しました学校でもPTAが主体になりまして、通学路その他「あいさつ通り」なんて命名しまして、励行したことも事実あるわけでございますが、いずれにしましても、やはり人間関係の第一歩はあいさつから始まるということを考えてもいいのではないかということを考えます。
 今、遠藤議員のお話ですと、あいさつ週間を設けて長泉町内一円にあいさつが行き交うというようなことを考えたらどうかというお話でございますが、いろいろそんな面につきまして、これから具体的に活動が始まると思いますので、そんな面につきましては、町としましてもいろいろな角度から御支援をさせてもらいたいということで、ひとつ御理解いただきたいと思います。

Copyright(C) 1997  長泉町役場 企画広報課 E-mail:kikaku@nagaizumi.org
Last Update 2001.10.10