17番(青島康夫)
 次の高齢者福祉の1番と同じ内容になりますので、続けて質問をさせてもらいます。これまでにも多くの議員がこの福祉巡回バスの質問を投げてまいりました。それだけに必要としているあらわれではないかと思います。長泉町の高齢化率は県内平均より下回っておりますが、確実に上昇傾向にあります。また、ひとり暮らしの高齢者や高齢者だけの世帯、昼間だけお年寄りが1人になってしまうという家庭も増加傾向にあります。このような高齢者の移動手段は、公共交通機関の乗り物でしかないわけでありますが、現状は大変不便な状況であります。将来的には、県立がんセンター、御殿場線新駅の建設で、バス路線の整備がされてくると思いますが、町の全域までには行き届かないのではないかと思っております。これから健康づくりを重点施策として取り組んでいこうとしております。高齢者を家の中に閉じ込めないで、社会参加をしていただく中で、健康増進にも一役買っていただけるものと思っております。さらに高齢者だけでなく、障害者や先ほどの児童館の話に戻りますが、子供たちにも利用できるのではないかと思います。
 巡回バスについては、町内全域を走りますので、大型ではちょっと難しいかなという面もありますが、運営は財政事情もありますので、受益者負担ということで有料も仕方がないと思います。また町営で行うのか、民間に委託するのかという問題もありますが、予算がかからず十分にサービスができる方法で考えていただきたいなと思います。ただし、福祉巡回バスが難しいのであれば、町のバスもありますので、町の行事があるときにはこちらを有効的に利用できるようにしていただきたい。そう思いますがいかがでしょうか。
副議長(八木秀英)
 総務部長。
総務部長(杉山僖沃)
 お答えいたします。
 ただいまお話しされました町内の巡回バスの実施に関しましては、過去にもたびたび議会からも御意見をいただいておりました。町としましても、民間のバス会社で検討していただいたこともありますし、路線のコースについてもいろいろ検討もしていただいたこともあります。しかし、利用者数の想定で採算ベースに乗らないこと、またバス会社の路線のテリトリーの関係などで実施に至りませんでした。
 しかし、今いろいろお話がありましたように、町の状況が近年大変変わってきておりますし、またさらに今後そのような需要が高まっていくことが予想されます。まず、規制緩和によりましてバス会社の路線の廃止が自由になりまして、町内でも既に数路線が廃止されておりますし、さらに具体的には他の2路線も赤字路線であり、今後検討の対象となる状況であります。また、高齢化のますますの進行とともに、町内に多くの施設が点在してできたことや、これからもグラウンドが南部地区に建設されたり、町を挙げての住民の健康づくりに取り組む施策などを実施するに当たって、住民の方々が町内でスムーズに移動される手段が当然ながら必要となってまいります。
 そこで再度、民間バス会社ともいろいろ協議するとともに、町としても利用者想定、あるいは巡回のコース、またその運営方法についても近い将来実施する方に向けて具体的に検討してまいりたいと考えております。
 なお、イベント時のお話がありましたが、大きなイベント時で町のバスを利用することについては、これは可能なことであります。とりあえず、ことしの福祉健康まつりの際には、北部、南部に分け、社会福祉協議会と町のバス2台で試行的に実施をしてまいりたいと考えております。
 以上です。
副議長(八木秀英)
 17番。
17番(青島康夫)
 福祉巡回バスについては、今までですと、できないよとか、考えはないとか、そういう答えであったのですが、今回多少でも近い将来検討していくということで、ぜひよろしくお願いしたいと思います。それから、町のバスの利用についても、いろいろなイベントのあるときにはぜひ利用していただきたいなと思います。
 次の質問ですが、老人会等への生きがいを持てる事業の投げかけをということで、お伺いをします。5月21日に山形県村山市に研修に行ってまいりました。昨日の大川議員と同じでありますが、研修テーマももちろん同じで、ひとり暮らし、寝たきり老人ゼロの町ということで行ってまいりました。
 そこで対応してくれた福祉事務所の主幹で、女性の方でありますが、高齢者はこれまで培ってきた知識や経験が豊富であるということで、高齢者は人間図書館であると。1人の高齢者が亡くなれば、図書館が1つなくなったのと同じであると言っておられました。また、生きがいを持っている高齢者は自立した生活ができ、高齢者自身が生涯生きがいを持っている人は幸せであり、そのような人をうらやましく思っていると、そう言っておられました。
 昨日も報告がありましたが、村山市では現在ひとり暮らしで寝たきり老人がいないということで、目標を達成しております。寝たきりにならないように予防が大切ということで、いろいろな取り組みをしております。高齢者の社会参加、社会活動への参加促進のきっかけづくり、生涯を住みなれた地域に住み続けられる安心感を与える、福祉の主役を地域活動に持っていく、高齢者が利用しやすい施設の整備、健康で生きがいを持ち、美しく老いるという意識の高揚を全市民に呼びかけ、実践させる仕掛けをしていくというような施策を展開しております。
 健康と生きがいの関係でありますが、健康がやはり基本であって、生きがいがそれを支えていくものだと思います。今、健康であっても生きがいのない生活であれば、病気になったときに弱気になってしまいます。生きがいがあれば、病気であっても病気を克服することもあります。生きがいというのは、生きるための精神的なエネルギーではないかと思います。そのようなことで、高齢者福祉での健康づくりと並んで、生きがい対策も重要なことであり、老人会への生きがいの持てるきっかけのなる事業の投げかけをしていただきたいと思います。特に地域の子供との交流を図れるような事業を考えていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

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Last Update 2001.10.10