議長(遠藤日出夫)
2番。
2番(大川須津子)
子育て支援センターを、ここのところ何回が見させてもらって、随分大勢が子供さんを連れて参加していらっしゃって、そして保育園との連携がとれていて、とてもいい状態だと思いました。随分、人が多いです。聖心保育園の方に、また新しいのができることや、また南の地区にも予定されそうな話も伺うと、これから、この支援センターが子供を育てるための、子育て、育児の不安とか、そういうものに対するいい支援センターになっていくのではないかと、とても期待することが多いです。それから、子育てヘルパーについても、今余り広報がなされていないように、私は思います。これを利用する人にとっては、とてもいい事業じゃないかと思っておりますので、もう少し考えていっていただけるといいかなと思っております。
それで、6月6日の静岡新聞朝刊の一面にありましたので、ごらんになった方も多かったと思うんですが、タイトルが「虐待の母親3割がうつ」というのがありました。社会福祉法人子供の虐待防止センターの「大都市一般人口における児童虐待の疫学調査報告書」という記事です。子育て経験のある年長者が同居していない核家族とか、夫の育児協力に不満がある場合に虐待が多くなることが判明。相談体制などの育児支援の不十分な実態が明らかになったとありました。
長泉町は大都市ではありません。しかし、ここで指摘されました生活環境の要素はあるわけでありまして、先ほど御説明いただいて、十分な支援がなされているようには思うんですが、まだまだ子育てとか、育児の不安の解消には至っていないようなものをちらほら伺います。児童虐待の歯どめの1つにもなるとも考えられますので、新生児から5歳までの健康診断をするときに、子育てとか育児不安に対する相談を、健康診断をしているそこのところに専門的にコーナーを設けていただいて、そして臨床心理士のような専門家を配置していったらどうかと思っております。そのことについてはいかがでしょうか。
議長(遠藤日出夫)
住民福祉部長。
住民福祉部長(柏木 豊)
専門の臨床心理士のような方を配置をしたらどうかという御質問をいただいたわけですが、今年度から、健診時に家庭相談員を配置して、育児不安やストレスなどの育児支援の場として相談に取り組み始めたところであります。それから、1歳6カ月時の健診時にも、やはり専門の相談員を配置して、育児不安と育児ストレスを解消できる母子保健活動の実施を始めました。来年度は、これを3歳児健診にも拡大をしていきたいと、こんなふうに考えております。
以上でございます。
議長(遠藤日出夫)
2番。
2番(大川須津子)
そういうことの相談を受けますよということを、ぜひPRしていって、保護者の方たちが自分が困ったとき、助けてと相談できる場所は、いろんな機会があるということ、それから、相談をすることは、何も恥ずかしいことでもないんだということ、そういう相談窓口がたくさんあるというPRを、ぜひともしていってほしいと思っております。私たちが考えると、ささいもないおむつをかえる時期とか、そんなほんのちょっとしたことでも、母親にとっては、まして初めて子供を持った保護者の人たちにとっては、とても心配なことになりますので、ぜひとも相談窓口を広めていただけるのであるならば、なおさらのこと、PRをよろしくお願いしたいと思っております。
以前、母子手帳のように、パパ手帳を作成して、父親が積極的に育児に参加できるようにしてほしいことをお願いいたしました。先ほどの記事にもあったんですが、育児に孤独感を持ち、周囲のサポートを母親は必要としているわけです。核家族の中での子育てには、父親の存在はとても欠かせない存在だと思います。子育てヘルパーに行った人が、3人子供さんがいらして、そして1人が熱が出ちゃっていて、とてもパニック状態になっていて、お父さんに休んでもらったらと言ったら、今休んだらリストラされちゃうから、とてもじゃないけどそんなことは言っていられないという話をして、子育てヘルパーにそれこそSOSを出して、派遣してもらったという事実があるわけで、これは1つの例ですが、そういうことはたくさんあると思います。そうではあるんですが、父親が核家族の中で子育てをしていくときには、父親にカバーしてもらわなきゃいけないという面もありますので、その辺の、父親が子育てには必要だということをPRしていってほしいという思いがあります。
静岡県の、子どもを育む地域教育基本調査委員会というところの報告書のまとめによりますと、この報告書をまとめた委員さんたちが共通に抱いていた危機感が書いてあります。子育てにはたくさんの大人の目が必要なのに、多くは若い母親1人にゆだねられている点だということが指摘されていました。頼りにしたい父親が不在がち、一生懸命に本を読んで、本のように育たない子供たちにいらだっている、そんな母親の姿が見えて、報告書からは地域の支えがない子育ての危うさが悪循環を繰り返しながら、増幅していく様子がうかがえたと結んでありました。子供が生まれたばかりのころの乳幼児の健診のときには、ほとんどの人が受けると聞いています。健康診断の場が、母親とか父親を元気づける場所。育児に自信を持てる場所にしてほしいと考えておりますが、何かそれに対する政策、施策がありましたらお伺いいたします。
議長(遠藤日出夫)
住民福祉部長。
住民福祉部長(柏木 豊)
お答えいたします。
保健センターでは、子供の順調な成長と発達を促して、疾病の予防、健康管理、健全育成を目指して、地域母子保健活動を展開しているわけですが、母親や父親の育児技術の未熟さや、育児不安などの問題がクローズアップされているということで、御質問の中にもあったわけですが、こんなことから、育児不安の解消や仲間づくりという面に対しまして、子育て支援に重点を置いた母子保健活動を展開していくことが必要になってきたわけです。
乳幼児健診における保健婦の役割ですが、これは母親が子供の状態を理解することや、育児で必要な判断力をつけることを支援していくことになるわけです。そのためには育児方法に関する指導、相談の体制、こういったものを整えて、母親間で仲間づくりができるような場を設けるようにしていきたいと考えております。今後も、父母の子育て支援に向けて、子供の育つ力と家族、地域が一体となった母子保健活動を展開していきたいと考えてございます。
議長(遠藤日出夫)
2番。
2番(大川須津子)
先ほども言いましたように、核家族であったり、それから外から転勤などによって引っ越してきた人たちにとっては、仲間づくりも大切なことだと思いますので、ぜひその辺を充実していってほしいと思っております。
それから、赤ちゃんが生まれる前の母親とか父親の教室も開かれているわけですが、そのときに父親が赤ちゃんの入浴体験みたいなのもするようなんです。そういうのを1回じゃなくて、もう一回にしてもらうとか、それから父親も一緒に離乳食をつくってみるとか。それから、実際に子育てをしたお父さんを囲んでの話し合いを持つとか、父親が育児にかかわることの楽しさとか、それから大切さというのをもっと伝える機会をつくっていってほしいと私は思うんですが、それについてはいかがでしょうか。
議長(遠藤日出夫)
住民福祉部長。
住民福祉部長(柏木 豊)
ただいまの御質問、十分検討させていただきたいと思います。
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Last Update 2001.10.10