議長(遠藤日出夫)
 次に、質問順位4番。
 質問内容1.乳幼児健診の場に育児相談員の配置を
       2.高齢社会を生きいきと暮らすために
 質問者、大川須津子議員。2番。
2番(大川須津子)
 通告に従いまして、質問をいたします。
 まず初めに、乳幼児健診の場に育児相談員の配置をということでお伺いをいたします。
 私は、次代を担う子供たちが、心豊かに、そして生きる力を身につけ、たくましく成長することを願っております。社会の多くの人々も教育問題を最も優先して考えなければならない問題としてとらえているのではないでしょうか。幼い子供たちの大切な命が、お母さんによって、あるいはお父さんによって絶たれてしまったり、虐待を受けていたという事件が随分多くなったように思います。昨年11月20日には、児童虐待防止法も施行されました。専門家の話ですと、幼児期に愛されずに暴力などの虐待を受け続けると、その人が親になってからも同じことを繰り返すことがあるということです。そういう状況をなくすための施策を、行政もこれから手厚くしていかなければならいと、私は思っております。
 厚生労働省の推計によりますと、年間3万件に及ぶ幼児虐待があるということです。厚生労働省雇用均等児童家庭局の調べによりますと、児童相談所の児童虐待相談処理件数というのが、1990年度は1,101件でありました。それが1999年度では1万1,631件と、10年足らずで10倍以上にふえたということであります。このように増加した理由といたしましては、虐待について関心を持つ市民グループとか、行政の啓発活動、あるいはマスコミの報道などによりまして、社会的な関心が高まったために表面化してきたと考えられている、そういうこともあるそうです。しかし、虐待そのものも、確かにふえているということです。児童虐待が起こってしまう、その理由といたましては、若い親たちの育児の知恵とか、技術が不足しているということ。それから、若い親たちに育児の負担が重くのしかかっていることも指摘をされております。
 静岡県の平成12年度、2000年度ですが、児童虐待に関する相談件数としては441件ありまして、これは11年度の40%増です。平成7年度に比べますと、約10倍と増加しているということです。平成10年3月に長泉町が発行いたしました子育てについてのアンケート調査結果の概要報告によりますと、育児についての不安、それから心配の強かった時期というのが、新生児期が25.5%、1歳から2歳のときが18.9%、3歳から5歳のときが12.5%と出ています。そして、その不安や心配の内容といたしましては、子供の健康についてが51.3%、子供の身体的成長についてが27.6%、子供の知的成長について21.7%とあり、長泉町においても子育てや育児に不安を持っている親は多いことが、これによってうかがわれると思います。
 それから、平成11年3月には、長泉町が発行いたしましたエンゼルプランの中にも、子供の家族の世帯構成が書かれております。1人親家庭を含む核家族は、就学前の乳幼児では66.9%。小学校児童は55.5%と核家族型の家庭が多いことが、はっきりとわかると思われます。それから、転勤などで近くに知人がいないという人もおります。子育てや育児に不安を持っても、それを話をしたり、相談したりすることが、なかなか容易でないという状況がうかがわれます。エンゼルプラン策定の社会的な状況と、長泉町の子育てについてのアンケート調査結果を参考にして、このエンゼルプランは策定されたと思います。子育てや育児不安にこたえるための事業として実行されていることがあると思いますので、まず、その事業内容をお伺いいたします。
議長(遠藤日出夫)
 教育部長。
教育部長(山本登一)
 お答えいたします。
 平成11年3月に作成いたしました長泉町子育て支援総合計画のアンケート調査結果によりますと、1人親家庭を含む核家族が最も多く、議員御指摘のごとく、約6割を占めております。その中で、働く母親の要望事項としましては、保育時間の延長、学童保育の充実、配偶者の育児参加が上位を占めておりました。反面、母親が仕事をやめた理由として最も多かったのが、自分の手で子育てをしたかったというのが、約6割を占めているのも見逃すことができません。いろいろなアンケート調査結果もございますが、当町での子育て支援施策としては、これらを参考にいたしまして、保育サービスの充実を優先して、施策の展開を図ってまいっております。
 まず、平成11年4月オープンの地域子育て支援センターの新設や、保育料の据え置きをし、保護者の負担の軽減、保育時間の延長等がございます。保育時間の延長等は、主として私立保育園で行っております。通常保育時間は7時半から18時30分でございますが、現在、一番長く保育していただいている園が、19時15分まで。その次が19時。その次が18時45分までというように、保育時間の延長をお願いしているところでございます。また、保育園につきましては、皆さんもう御存じだと思いますが、施設面でも中央保育園の耐震補強整備、今年度は聖心保育園というように、保育園の民間、公立を問わず、保育園の整備が行われているところでありまして、当初予算の中でもこの補助金を御審議いただいたところでございます。その聖心保育園でございますが、御審議の中でも申し述べたごとく、子育て支援センター、これを併設する計画でございます。
 次に、長泉町の子育て支援センターの利用状況、これについて述べさせていただきますと、利用時間は平日9時から16時までということでございます。平成11年度の実績で、延べ来所者数は、幼児が2,817名、保護者が2,190名、面接相談が245件、電話相談が91件でございました。これが平成12年度の実績を申し上げますと、延べ来所者数が幼児で5,157名、保護者で3,818名、面接相談が405件、電話相談の178件と、来所者数、相談件数も、年々ふえてきているのが現状でございます。そして、最も多い相談内容でございますが、面接相談の中では、子供の健康に関すること。おしめの切りかえ時期とか、トイレのこと。それから、子供の発達面、こういう相談が一番多いわけでございます。2番目としましては、食事に関すること、離乳食のことでございます。3番目は友達関係のこととなっています。電話相談では、子育てに関する情報の提供を求める問合せが一番多いということでございます。特に、健康面につきましては、現在、保健センターと常に連携をとり、適切に対応しているということでございます。
 また、子育て支援の1つであります子育てホームヘルパー派遣事業、こういうものがございます。この制度は、平成9年1月にスタートし、ゼロ歳から小学校低学年の子供のいる同居親族のいない子育て家庭や、同居親族がいても子育て支援が受けられない家庭であって、保護者の傷病や冠婚葬祭など、やむを得ない事情の場合に子育てホームヘルパーを派遣するものであります。最近の利用状況について申し述べますと、平成10年が延べ39件の派遣。11年が91件の派遣。12年が84件というふうに、これもかなりの数が増加してきている現状でございます。子育てホームヘルパーの現在の登録者は37名おりますが、利用方法は、依頼者が申請書を提出します。しかし、緊急の場合は電話でも受けつけるということでございます。ヘルパーの派遣は登録されているヘルパーの中から、依頼者の希望に合った、利用日とか住居等をかんがみ、そういうヘルパーの方をお願いしているという状況でございます。
 この子育てホームヘルパーのPRについてでございますが、これは町内の各公共施設及び保育園等々にパンフレットを置いて、PRに努めているということで、現在、子育て支援の施策としては、今申し述べたような施策が実施されてございます。
 以上でございます。
議長(遠藤日出夫)
 住民福祉部長。
住民福祉部長(柏木 豊)
 保健センター関係についてお答えをいたします。
 乳幼児期の対応につきまして、出生の1カ月まで、新生児を訪問して、育児・栄養相談、こういったことをすることにより不安を取り除くという指導を実施しております。また、乳幼児相談を月2回開催して、保健婦、歯科衛生士、栄養士による相談も実施しているところであります。この定例の相談日が親同士における子育ての交流の場として、育児不安の解消や、仲間づくりができて、子育てについて気軽に相談ができる場としていくように努めているところでございます。
 以上です。

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Last Update 2001.10.10