8番(安斎定男)
最後に、4番目に、平成13年度の教育方針について、大分時間が過ぎまして申しわけありませんけども、最後の質問に移ります。
今議会の冒頭に、平成13年度の教育方針が教育長の方から述べられました。その中で、重点施策の中で、小中学校における施策について、小学校が、明るく、楽しく。学ぶ喜びに満ちたというのが、中学校であります。そうした内容について質問をしてまいりたいと思います。
平成14年の4月に、実は来年の4月以降だと思います。実は、私もよく勉強していませんけれども、新学習指導要領の改訂が、文部科学省という、今度新しくなったところから通達をされると思うんですが、小中学校の授業体系の変更が余儀なくされてくるわけであります。もう一つは、もちろん2002年からの学校の週休2日制の施行も踏まえまして、それらの対応については、各都道府県及び市町村、そして学校別の対応がついて回ってくるわけであります。そこで1点目と2点目という、2点を一遍に質問いたします。
1点目は、昨日も勝呂議員の方からもちょっと出ましたんですが、授業体系の改訂によります基礎学力の低下をどう防ぐのか。また、それ以上の向上策というのは、何か長泉町としてのものを持っておられるのか。きのう、学力としての見方の問答を大分しましたんで、それを踏まえてお願いしたい。
2点目は、新しく総合的学習時間が、週のうちの2時間、私の知っている限り2時間という授業時間が生まれてくると聞いておるんですが、これらを何に当てはめた授業体系にするんだろうかと。私としては、その地域との連携を必要とすると思うんですけども、これらの活用法。地域の活用性はどう生かすのかということについての御答弁をお願いしたい。
議長(遠藤日出夫)
教育長。
教育長(土屋郁夫)
学習指導要領が改訂をされます。学習指導要領は、戦後、今まで10年に一遍づつ改訂をされてきました。そういう中で、今までの改訂と今回の改訂の違いは何だろうかと。今までは、この10ある中身を中身の中で差しかえたり、あるいはカットしたりしながら、しかし全体としては、枠は変えませんでした。今回の改訂は中身を3割カットしました。ここのところが、今までとこの改訂の違うところでございます。そして、明治この方続いてきました学校が、5日制になります。
そうしますと、この改革は第2の教育改革と言われます。では、第1の教育改革は何だろうかといいますと、戦後の六・三制の改革でございます。そして、今回のように、指導の中身を3割削減して、そして子供にゆとりを持たせて、子供たちの力をつけていこうと。したがって、今、盛んに言われるのは、3割もカットしたんだから、これは学力の低下が心配だと。それで、今、今回の改訂で騒がれているのは、この低下の問題でございます。しかし、私はこの改訂によって、基礎学力の低下をどう防ぐかという問題であったならば、言葉を返すようですが、最初から改訂で学力を下げるということでございます。そういうことではございません。学力を下げないように改訂をしていく。なぜならば、学力が下がったならば大変でございます。教育立国日本は、資源のない日本は、なぜこんなに繁栄をしたかといいますと、教育立国と、こういうことでございますから、ここで学力を低下させてしまったならば、近い将来、日本は沈没でございます。そういうように、私自身はいつもとらえております。
しかし、改革があるたびに、学力の低下が非常に騒がれます。六・三制の改革がなされたのが、1950年代。ちょうどそのころ、今から50年前、改革が、六・三制がうまく軌道に乗ってきたときに、学力の低下が叫ばれました。「六・三制、野球ばかりが強くなり」こんな川柳が、この世の中に出回りました。まさに、学力の低下を心配した1つの、この川柳でございました。そういう中で、今、議員御指摘の点でございますが、私はそれが心配であるので、今回この学力を落とさないようにしながら、教育を進めていかなければならない。しかし、この議員御質問の中の総合的学習と、これが今回の目玉でございます。
では、なぜ今回のこの目玉が出てきたかといいますと、今までは中身を減らさないで、授業日数は少なくやってきましたので、詰め込みであった。その詰め込み、暗記、知育偏重、こういうものを解消して、子供にゆとりを与えようと。そして、そのゆとりは、どういうゆとりを与えて、各学校で、長泉小は長泉小の特色ある学習で、北小は北小の特色を生かして、両方が全く違うことをやってもいいではないだろうか。こういう形で、今度の改訂がなされて、その総合的学習というのは、生きる力。非常に難しい言葉でございますが、これからの世の中は、子供たちが教えられた知識だけでは生きていけません。自分から課題を見つけながら、自分から解決していくという、そういう力がなければ生きていけない。しかし、そういう力は、やはりこの指導要領に示された学習を、そういう中で基礎基本の学力をきちっと身につけた上に、そういう力がつけば鬼に金棒。これが、今回のねらいでございます。
そこで、町内の学校では、どういう学習が展開されているかという御質問でございますので、1つこの総合的学習という点で申し上げますと、大きくまとめていきますと、国際理解教育、そして情報教育、環境教育、福祉健康教育というような、町内の学校を見ますと、ことし、だんだんスタートを切ったわけでございますが、議会の皆さんにお願いをして、総合的学習に対する補正予算をつけていただきました。これは他の市町村から本当にうらやましがられるほど、私もうれしかったわけでございますが、それをつけていただきましたので、今、ぐんぐんこの活動が盛んになってきておりますが、まだまだスタートの段階でございます。今申し上げたのは、まとめて言いますと、今、そういう教育を展開していると、こういうようにとらえていただきたい。したがって、スタートしたばかりでございますので、これは本当に新しい押さえの、国挙げての学習でございますので、まだまだ成果というようなものは得られませんけれども、私が今見ている限り、非常に活発に展開されてきていると思います。
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Last Update 2001.8.17