8番(安斎定男)
  次に移ります。
 2点目でありますが、2001年第3次長泉町総合計画基本構想の推進と、町の将来像についてという項目を挙げております。
 昭和61年、1986年になりますが、町総合計画2000を策定し、来るべく21世紀に向けた活力あるまちづくりに向けた施策の展開をされ、平成5年には、長泉町を取り巻く産業、経済、地域開発の大きな環境変化によりまして、原計画を一部見直しをし、新たにアクティブ未来として総合計画がつくられ、施策の推進を図ってまいりました。その中の、町の大きなプロジェクトであります4つの大きな構想。これは本を見てわかるんですけども、交通、自然公園、文化、住宅と書いてあるんです。これらの中で、第二東名のインターチェンジの周辺事業、これは交通の部分ですか、この部分を除いては、現在進行形のものもありますが、ほぼ事業執行済みでありまして、長泉町の活力シンボルになっております。
 これらを基礎といたしまして、昨年11月の議会で、2001年から2010年までの町の総合計画基本構想が議決をされました。まさに、新世紀に向けた住民本位の心の豊かさを、より一層強く打ち出した基本理念であると評価をするところであります。いよいよ本年、町長の施政方針でも述べられておりますように、4月より、新年度の予算からスタートをするわけであります。私は、この基本構想に述べられている内容をもって、町の都市の将来像を探ってみたいと思います。長泉町のグラウンドデザインをどのように描くのかというように質問の通告を書いているわけでありますが、まさにこのグラウンドデザインというのは、総合計画のあの本全体がグラウンドデザインだよと言われれば、そのようでありますけども、それではよく理解をできないわけでありますので、そこで、町の主要施策の方向を3項目に分けまして、質問をしたいと思います。
 まず、1点目。これは、3点分を一遍に言います。答えの方は、1点目はというふうに言っていただきたいと思うんですが、1点目としては、長泉町の東部を一円とした、また近隣の市町と共存を考えるときに、その地域としての役割分担は何なんだろうかと。また、期待される地域性は何なのかということについて、1点目であります。
 2点目、魅力ある町へのチャレンジとしてと書いてあります。ほかの市町から見たときに、長泉町の魅力というのは、もっともっと、その魅力というものをアップするためにはということをこれから質問するわけでありますが、現在、長泉町の住環境、先ほど、町長がちょっと述べられましたけども、住環境は非常に水位の高いところにあります。住みたくても住めない状況というのは、何なんだろうかと。これは地価の高騰であり、借家にあっては高い家賃が並ぶものがいっぱいあります。このように、これはなぜなんだろうかと考えると、交通の利便性もさることながら、ソフト面で、いわゆる施策の面で、行政施策の中で、学校教育の中でのおもしろさとか、福祉とか、環境とか、生活ライン、上下水道関係とか、これらの優遇が手伝っているというふうに私は思います。これを、今後とも続けていかなければならないということももちろんでありますが、これらを承知して行政継続ということをする必要があるんですが、町の魅力というものを、より魅力的にするために、今度の2001年に関して、何に力を入れていくんだということについて、2点目、お尋ねをするところであります。
 3点目、住民の参加意識の高揚であります。今回のまちづくりの基本理念の中で、3本の柱に、すべて地域連携と書いてあります。すべてに地域連携と書いてあります。住民参加の行政の提言が述べられているわけでありますが、住民の参加意識高揚というのは、そのために何をすべきか。住民参加意識の高揚をするには、何をすべきかと。そして、やってもらうために、何を働きかけるべきかということであります。そこに書いてあります内容のポイントは、住民、企業、行政の協働であります。これも、今回の一般質問で出ましたけども、協働という言葉が多く使われているわけです。協働という中で、男女の協働、老若の協働、広域での協働による良好なコミュニティの形成というふうに書いてあります。簡単に書くとこうなんですが、協働という中での手法をどう取り組んでいくんだと。これが、今回の2001年に出ている総合計画が、より成功のものに終わるのか、半端なものに終わるのかにかかるんだなと私は思っているところであります。3点目のこの項目についても御答弁をお願いをしたいと思います。
議長(遠藤日出夫)
 総務参事。
総務参事(杉山僖沃)
 お答えいたします。
 町のグラウンドデザインということで、まさにまちづくりは総合的なものでありますから、去る11月議会で議決いただいた基本構想、またこの基本構想に基づく基本計画等によって、いろいろ具体的に明らかにしてあるところでございます。
 そういう中でありますが、まずこの長泉町の東部一円での役割というお話でありますが、非常に社会経済状況が悪い中でありますが、我が町は順調にかなりの仕事をこなしてこれたという状況にあります。これは、まさにいろんな優良な企業もありますし、住民の皆さんのいろんな努力も当然ありますけども、その辺が1つの大きな原因だろうと。これは、今の私たちだけではなくて、先人、諸先輩方がいろいろそういう方向づけの中で、今までまちづくりをしてきた、そういった成果がこういうところにあらわれてきているんだろうと、こういうふうに思っています。
 長泉町を一言でいうと、何の町だとよく言われます。例えば、隣の清水町でいえば、柿田川の町だ。沼津でいけば、海とか、海産物とか、干物だとかっていう、具体的にはそういう町だとかがありますけども、我が町というのは、強いて言えば、工業特化の町であります。町で、工業出荷額が、1年間で3,000億円を超えているというところはめったにありません。全国でも、多分ないんじゃないかなと思います。そういうすばらしい工業の特化の町であります。といって、決して工場地帯のような、昔でいう、煙が年じゅういっぱい出ているというような工業でも、新しい工業団地を見ていただければ十分にわかりますけども、そういう町でもない。まさに、そういった工業が特化した町、それによって財政的にも恵まれている町で、また桃沢川の話がよく出ますけども、県が水と緑と杜公園にいろいろ力を入れていただいたのも、実は市街地に非常に近いところにあれだけの清流はないというところなんです。ですから、そういう市街地に近いところに、中心部から距離を置かないところにすばらしい豊かな自然がある。これも、まさに町の魅力だと思います。先ほど町長がいろいろ申し上げましたけども、こういう町の中に、さらに第二東名自動車道のインターができる。あるいは、それに伴ういろいろな街路整備が行われる。また、日本一のがんセンターを目指した計画が進んでいる。もっともっと魅力が高まると思います。
 そういう中で、道路整備を基本とした社会基盤がどんどん整備されているわけですから、そういった広域都市圏の中においての役割はいろんな、町長はさっき第二東名のインターが東部の玄関口だとお話ししましたけど、まさにそうだと思います。三島駅の新幹線の北口も、本当に我が町にあると言ってもいいような位置にあります。こういう中で、どんどん社会基盤が整備されていって、これから広域行政がいろいろ進んでいく中では、結果、町はこの広域行政の中心を担える自治体だろうと、私はこんなふうに思っています。したがいまして、そういう方向へ向けて、まさに広域の中心の町になれるような努力をしていく必要があるだろうと。そういうような位置づけの中で、私どもは、これからまちづくりを進めてまいりたいと思います。
 次に、魅力ある町へのチャレンジということでありますが、これは、魅力と利便性、2点目、3点目は、私はある意味では一緒なのかなと思います。いろいろ申し上げましたけど、何が魅力というと、私たち住民の生活の利便性がある町だと思います。何回も言っていますように、交通は非常によろしいし、災害も比較的ほかの市町村のように常時発生するような状況ではありませんし、気候も、ことしは雪が降って、子供たちが喜ぶような状況の気候でありますし、いろんな面で、非常に私たちの生活しやすい町。利便性が高い町だと思います。東京に行くにも、ほんの通勤圏のような位置にあるわけですから、そういう利便性が高くて、これがまたがんセンターができる、あるいは新駅ができる。もっともっと利便性が高まってきます。そういうがんセンターやなんかもいろいろメリットを、きのう、おとといといろいろ御意見のやり取りがありましたが、今度は、まさに医療の関係の利便性が高まってきます。そういう面でいくと、非常にこの町というのが、もっともっと利便性が上がっていくことによって、町の魅力が高まって、今、利便性が高い上に、さらに利便性が高まってくるだろうと。そういうことで、町の魅力もさらに高めていきたいと思っています。
 あとは、住民参加でありますが、今回の総合計画の中で、一番のねらいはここにあります。個々の事業云々ではありません。全体にかかった、いわゆる住民参加をどうしようかという。協働というような表現をしてありますが、実は、これは基本構想ですから、1つの目標へ向かっての指針であります。これから、住民参加の協働のまちづくりに向けて、どうやるかというシステムをつくり上げていきたいと思っています。町長が町を挙げての健康づくりというものを、一昨日来申し上げておりますが、まさに健康づくりというのは行政だけが旗を振ればいいわけじゃありません。もちろん住民が主体でありますし、住民も企業もそうであります。とりあえず、そういう1つの健康づくりというような目標の中で、その協働というものを、ひとつシステムをつくり上げてみたいと考えています。
 今、もう一つ考えているのは、がんセンターへ、あらゆるところから患者、あるいは見舞い客等が見えます。そういうところで、今、進入道路、アクセス道路を一生懸命にやっているところでありますが、ここに病気の方をいやす意味も込めながら、いろんな方が訪れる場所への道路でありますから、大きな花壇をつくっていきたいと考えています。実は、この花壇の維持管理、町がお金をかけて、いつも維持管理していれば、これはこれで済むわけでありますが、そうではない、これも少し住民参加の形で維持管理をしていきたい。この辺については、ちょっと今、具体的にこれからいろいろ工夫をしていくということでありますが、こんなようなのをとりあえずやってみていきながら、いわゆる住民参加のシステムをつくり上げていきたいと思っています。
 いずれにしても、住民の参加がなければ、これからの行政というのは、多分うまく進みません。今回、情報公開の条例も提案しているところでありますが、一方では情報をどんどん住民に提供していきたい。そして、住民のまちづくりへの参画を促しながら、ともにいい町に、さらに魅力ある利便性の高い町をつくり上げていくために、私たちも努力していきたいと考えております。
 以上です。

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Last Update 2001.8.17