議長(遠藤日出夫)
 質問順位2番。
 質問内容1.男女共同参画型社会の実現に向けて
       2.プレス工機の跡地の利用について
       3.町民にも県がんセンターの恩恵を
 質問者、大川須津子議員。2番。
2番(大川須津子)
 通告に従いまして質問いたします。
 声が出にくいのでちょっと御迷惑をおかけするかもしれませんが、どうぞよろしくお願いいたします。
 男女共同参画社会の実現に向けてということで、まず初めに質問いたします。
 新しい世紀、21世紀がスタートして2カ月が過ぎました。20世紀と変わらぬ時間が過きでいるはずなのに、新しい時代の訪れは、なぜか私たちは期待をし、夢を持ちたくなります。喜びや幸せがあるものと信じたくなります。しかし、このままですと、2,100年の日本の人口は現在の半分、およそ6,700万人であると予測されております。その上、これからの日本は、世界に例を見ない超高齢社会になります。すべての人がその能力を生かして、社会に貢献することが求められる時代になるのです。男、女、年齢、障害があるとかないかとか、そういうことにかかわりなく個人の能力が評価され、個性を発揮できる社会か、発揮できない社会か、それがかぎを握るということが言われております。
 そこで、男女共同参画社会の形成が国の最重要課題となっているわけであります。男女共同参画社会が好きたどか嫌いだとか言っているのではなくて、真っ正面から論議することが、今私たちがしなければならないことだと考えております。
 しかし、人々が長年培ってきた社会通念や慣習などは意識の問題です。長い年月をかけて培われたわけですから、少なくとも同じ時間がかかるのかもしれません。ですから、個人的に働きかけることでこれが解決できる問題ではないと思います。だからこそ、住民に最も身近な自治体がこの問題の解決に力を発揮し、少しでも早い解決の道を探すことを求められているのだと考えております。それゆえ、自治体の果たす役割は大きく、重大なのだと思っております。
 我が町は平成9年3月に、長泉町女性行動計画を県下の町村の中でもいち早く策定いたしました。男女共同参画社会の実現の重要性を理解してのことだと思っております。平成22年度を最終年度として、まず意識の啓発をということで、5年を目安に取り組んでいたと理解しております。
 平成11年10月30日の議会での質問に、社会教育課長から、データブックを作成し、本年度中配付したい。啓発ビデオとデータブックを活用しながら、底辺の拡大を図っていきたいとの答弁がありました。そのデータブックと啓発ビデオは、どのような機会にどのように活用していらっしゃいましたか、お伺いいたします。
議長(遠藤日出夫)
 教育参事。
教育参事(山本登一)
 お答えをいたします。
 議員御指摘いただいたごとく、男女共同参画社会の形成については、その問題意識の浸透すら難しい状況でございます。新たな意識の変革は一朝一夕になるものではなく、時間のかかるものだということを意識しながら、より有効な啓発・啓蒙活動を心がけてまいりたいと思っております。
 啓発ビデオの活用についてでございますけれども、これは皆さんも御存じだと思いますが、中型バスの中において、バスの利用者に対する利用を図りながら、地域女性セミナーや家庭教育学級など、男女共同参画社会を学習する資料として活用をいたしております。
 また、データブックという冊子がございまして、これも男女共同参画社会形成の学習資料や視察資料として活用しているところであります。このほか、啓発用の資料としましては、女性人材リストを作成いたしております。これによって、町の委員会、審議委員に女性の登用を答申するよう庁舎内の関係部署に呼びかけて、女性の社会参加の機会を拡大するよう努めております。また、この女性人材リストは、そのほか行政主催の講演会の司会や、女性としての人生の経験を生かして学級、セミナーなど、子育てや家庭生活の先輩指導者としての、町の人材派遣の一環としても活用していただくよう計画しておるところでございます。
 以上でございます。
議長(遠藤日出夫)
 2番。
2番(大川須津子)
 社会の意識の改革は、女性も男性も一緒になってしなければでるものではないと思っております。ビデオが町のバスに置いてあるようです。大いに活用していただければ、それを話題にした話し合いの機会にしていってほしいなと考えております。女性の団体だけではなく、男性の方々のときもあると思いますので、ぜひそういう方々にも見ていただいて、感想やら何やら、いろんな話題をしていただくことで啓発活動は進んでいくのではないかなと思っております。
 市長さんで、介護のために市長職を退いたというお話は、皆様の御記憶の中にも残っていると思いますが、介護も女性だけでやるとかやらないとかということではないという問題になっております。こういうふうな考え方が、男女共同参画型社会の考え方と御理解いただければありがたいかなと思っております。
 次に、2と3に分かれて質問を出してありますが、関連しておりますので一括して質問させていただきます。
 平成13年度は、行動計画を策定して啓発活動をしていく目標としていた、5年目の最終年度となると思います。そこで2点ほどお伺いいたしますのでお答えください。
 1点目として、長泉町の社会環境の現状を見ていただいて、啓発活動の次のステップをどのように考えていらっしゃいますでしょうか。
 2点目は、国は男女共同参画社会基本法をつくり、その前文で、「男女共同参画社会の実現を21世紀の我が国社会を決定する最重要課題と位置付け」とうたっております。最重要課題の1つではなくて、最重要課題として取り組む姿勢をはっきりさせたと考えられます。その理由は、先ほども述べましたように、すべての人が持てる能力を発揮して、社会に貢献することが求められている時代だからであります。国においては、ことし1月4日には、内閣府の中に男女共同参画局ができました。総理大臣が直接陣頭指揮をとり、なおかつ国の中の重要会議の1つの男女共同推進会議も、森首相の出席のもと1月23日に初会合を開きました。
 このような国や県の動きがある中で、長泉町らしい、長泉にとって必要な条例をつくるために、準備の会議が必要ではないかと考えます。御存じのように、2月の県議会に上程されるはずだった静岡県男女共同参画推進条例案が、もう少し検討する時間をとりたいということで、これは6月には出される予定ですが、今回は見送られました。このように納得のいく条例をつくるためには、多くの時間が必要なのだと考えられます。特に、今までの慣習や社会通念になかった考え方まで入れ込んだ、そういう条例をつくることになると思いますので、それには時間がかかると考えられます。条例をつくるのを目的とした、準備の会議についてのお考えを伺いたいと思います。

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Last Update 2001.8.17