議長(遠藤日出夫)
1番。
1番(八木秀英)
それでは、最後の質問に入らせていただきます。
時間も限られていますので、一気に読み上げて、町長の方からいろんな形の中のお考えを伺っていきたいと思います。
町長の政治姿勢を問うということで質問をいたします。
まずは、本町における汚職防止対策について、町長並びに監査委員に御所見をお伺いいたします。
最近新聞等では市長、町長を初め、助役、収入役から管理職員や一般職員に至るまで、また町議会議員、市会議員、いろんな形の中で汚職事件が報道され、発覚後には、あのまじめな人間が、まさかあの職員が、とても信じられないといった談話もよく報道をされております。幸い本町にはかかる不祥事は発生しておりませんが、いつどこでだれが事故を起こすかはかり知れないといった側面も、実際の実態としてはあろうかと思います。汚職事件とは異なりますが、先ほど長泉町では、国民健康保険への国庫補助金が過大申請され、交付されていた問題がございました。
そこでまず、2点について町長にお伺いをいたします。
第1点は、綱紀粛正と、それに基づく職員指導について伺います。
このところ汚職事件は、職員に限らず助役、収入役、市長、町長、知事、国会議員にまで及んでおりますが、これらの汚職事件を見聞きして何を感じておられるのか。また、日ごろ柏木町長はみずからを自戒されることがありますか。さらに平素、助役以下の職員にどのような指導をされているのかお伺いをしたいということであります。
第2点目は、職員の配置について伺います。
汚職事件の発生は、契約、査定、検査、許認可の権限を持っている部署、または現金を扱う部門において多発する傾向にあるようであります。しかるにこれらの部署には、公明正大な精神を持った勤勉、成績有能な職員を配置することが必要であります。このことは、県立がんセンター建設に伴う水道施設の設計業務委託に関する疑惑問題におきましても明らかでありまして、町長もそのことは十分に認識をされておることと推察をいたしております。
また、3月ということでありますので、ここで職員の定期異動があろうかと思いますが、町長は職員の配置についてのどのような基本方針に基づき対処されておられるのか、まずは以上の2点について町長にお尋ねをいたします。
次に、監査委員にお尋ねをいたします。
報道にある一連の不正事件の発生後には、監査は気づかなかったのか、監査が十分に機能していなかったのではといった批判も耳にいたします。幸い本町では不正事件は発生いたしておりませんが、国民健康保険の過大申請の問題がありましたので、関係部局のみならず、監査をされておられる立場にある者に対しまして、多少なりとも町民の関心が及ぶことは必然的なことでありますので、ここで監査委員にお尋ねをいたす次第でごさいます。
監査委員は、例月出納検査、定期監査など随時監査を実施されておりますが、汚職防止といった観点から、特にどのようなことにポイントを置いて監査をされているのか、差し支えがなければお示しを願いたいと思います。
また、長泉町の監査委員は非常勤ということでありますので、日程的な要因で監査項目が限定されているというような傾向はありませんか。さらに、日常監査を実施されている中で、この点に盲点がありそうだとか、これは改善しなければ不正事件発生の温床になりかねないとか、感じたりお気づきの点があれば、ここでお聞かせを願いたいと思います。
以上、監査委員にお尋ねをいたします。
議長(遠藤日出夫)
町長。
町長(柏木忠夫)
それでは、ただいまの私の政治姿勢を問うということでの御質問に、お答えさせていただきます。
お話しのように、いろいろの場で汚職事件が発生して、マスコミをにぎわせておるわけでございますが、政治行政にかかわる者としては、大変情けないことだと私自身も考えております。制度やシステムは未然に防止できるように考えられており、発覚すれば刑事罰もあり、社会的信用が失墜するのがわかり切っているのに、よもやと思うことが起きているのが現状でございます。
このようなことを知る都度、私ども権限を有する者は、日ごろからおごらず、高ぶらず、そして身辺をきれいにしておかなければならないと、自分に言い聞かせておるところでございます。
また、助役以下職員にも、当然のことでありますが、そのような事件がマスコミに取り上げられる都度、地方公務員としての本旨を忘れず職務に取り組むよう注意し、部下の生活状況などもできるだけ把握するよう指示をしているところでございます。
また、我々の仕事は、当然ながら住民と、そして職員同士の信頼関係の上に成り立っておるわけでございます。できるだけ疑惑を持たれないような入札方法の改善への取り組みや、定期的な人事異動も実施しているところでございます。
続きまして、配置転換についてでございます。
職員の配置転換でございますが、先ほど申し上げましたように、毎年定期的に人事異動を行っております。専門的な職務以外については、できるだけ1カ所の職場、長期とならないような配置をしておりますが、一方では、限られた職員数の中で、遅滞なく的確に職務をこなしていかなければならず、そのためにはベテラン職員が必要となります。これらの兼ね合いの中で人事異動を行っているのが実態でございます。
現在、事務事業の流れや内容を明記した執務マニュアルの見直しを行っておりますが、さらにこの精度を高め、短期間で新たな担当が仕事をこなせるように、的確な人事異動ができるように条件整備に努めていきたいと思っております。
以上、お答えさせていただきます。
議長(遠藤日出夫)
代表監査委員。
代表監査委員(神山 昭)
御質問にお答えいたします。
御承知のとおり、監査委員による監査は、地方自治法及び地方公営企業法の規定に基づきまして、最少の経費で最大の効果を上げるべく、町の財務に関する事務の執行及び町の経営に係る事業の管理が、法令の規定の趣旨に沿ってなされているかどうかに、特に意を用いて実施をしております。
御質問の、不正摘発及び防止目的の監査につきましては、例月の出納検査や定期監査などにおいて、公金の管理の支出に対する監査のほか、入札関係、委託業務、物品購入などの書類について、特に注意を注いで監査に当たっております。
また、日程的な要因についてでございますが、御指摘のとおり非常勤の監査委員として、時間的に監査できる項目は限られておりますので、現状では、監査基準の中から監査項目を選択し、また試査という形で、書類を抽出して監査を実施しております。
次に、日常監査をしておりまして気づいた点を申し上げますと、本年1月から実施しました定期監査において、時間外勤務の状況を監査したところ、チーム、グループの中でも、一部の職員に時間外勤務が偏っているという傾向がある点でございます。時間外勤務がイコール不正事件ということではありませんが、職務を遂行する上においては、1人ではなく、なるべく複数の職員で行うことにより、内部の牽制体制が働き、ひいては不正事件の発生を防ぐことができるのではないかと考えられます。
私ども監査委員による監査につきましては限界がございますので、内部の牽制体制が十分機能するよう、職員体制を発揮するよう望みたいと考えております。
以上でございます。
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Last Update 2001.8.17