5番(勝呂正和)
 次は、新駅の建設についてです。納米里地区に建設を計画されているJR新駅が、地元住民、周辺住民の皆さんにとって便利なもので、そしてがんセンターのアクセスとして機能を十分果たすこと、そのことを私は望むものでありますけれども、一方でそれと反対に、意味のないものだという反対の声も私の耳に入ってきます。そこで、改めて新駅は何のためにつくるのか。当局の、できれば町長は公約にのせているわけですから、町長の思いなどを聞きたいと思います。
議長(遠藤日出夫)
 都市環境参事。
都市環境参事(瀬戸利満)
 御質問にお答えします。
 新駅は何のためにつくるかということですが、平成9年に駅設置の住民アンケートを町が実施したところ、この地域はJR御殿場線の既設の駅に遠く、路線バスも少ないなど、公共交通機関の不満を持ち、不便さを感じている。また、県道沼津小山線や国道246号の朝夕の混雑度は激しく、慢性的な渋滞が見られるというアンケート結果でした。このため、これらの原因の解消を初め、これからの時代を見据えて環境問題への対応が高齢化社会における高齢者の、いわゆる交通手段とか移動手段の確保として、公共交通の必要性などの観点から新駅設置を行ったものです。また、ちょうど起爆剤になりました平成14年に開業されるがんセンターのアクセスの1つでもあり、さらに平成10年に策定した長泉町都市計画マスタープランでも新駅は全体構想や地区別構想に盛り込まれ、重点プロジェクトの中の1つで、いわゆるこの地域を「にぎわいの拠点として、商業・業務施設などの形成」と位置づけたところであります。新駅を中心としたまちづくりを考える中で地域の活性化へつながるものと、町としては考えているわけです。
 以上です。
議長(遠藤日出夫)
 5番。
5番(勝呂正和)
 新駅ができることによって公共交通が充実してくるということで、長泉町を走る車が少なくなればいいと思うんですけれども。
 次に地元への説明なんですけれども、建設に当たって意見聴取などを何回ぐらい、どのような形で行ったのか、その点を伺います。
議長(遠藤日出夫)
 都市環境参事。
都市環境参事(瀬戸利満)
 地元への説明ということですが、設置に関して駅前広場をつくるために、いろんな法的な決定手続きを行わなければなりません。その1つが都市計画決定の手続きが必要となるわけです。このため、地元説明会をことしの7月に1度開催しました。その際には地権者を初め、地元の役員さん、周辺住民が出席した中で説明会を開催したわけです。
 以上です。
議長(遠藤日出夫)
 5番。
5番(勝呂正和)
 説明会は1回ですか。
議長(遠藤日出夫)
 都市環境参事。
都市環境参事(瀬戸利満)
 御質問にありましたように、正式な説明会は納米里公民館で1度。いずれにしましても、議員御承知のようにJRとの基本協定が当初の6月から、いろんな形で延びてまいりまして、最終的には9月になったわけです。そんな形でJRとの基本協定が最終的に結ばれて、ここにJRが駅を設置するというような協定が結ばれたわけです。それまではJRのいろんな内部協議、いろんなことがありまして、およそ見通しとしてはついていたわけですけれども、JRの強い要望でまだまだ基本協定が結ばれるまでは、なるべく公にしないでほしいというような意向がありました。そのために、今言ったように地元の説明会は1回だけなんですけれども、その間いろんな方から正式な会場としての説明会じゃないわけですけれども、電話なり地元の問い合わせがありまして、それはその都度担当課としてPRをしたり、いろんな御説明を願っているところです。
 今後としましては、今駅前広場等の詳細設計ができますので、年明けの1月、2月には再度説明会を実施する計画でおります。
 以上です。
議長(遠藤日出夫)
 5番。
5番(勝呂正和)
 いつも問題になるのは地元への説明で、1回、2回で済ましてしまうということへの住民の皆さんの不満があるわけです。1回で、それに出られなかった人が漏れちゃうわけですけれども、それはその後の対応があったというお話ですので、ぜひ次の段階での具体的な説明は念入りに、住民の皆さんが納得いくような説明をお願いしたいと思います。
 次の問題ですけれども、これは新駅をつくることになって、担当課としてきょうまで何をしてきたかという、ちょっときつい言葉ですけれども、これは趣旨は、私の今後の勉強の意味で伺いたいと思ったわけです。私はつい最近、視察研修に10月、11月と行ってまいりました。そこで見てきたのは、職員が住民と一緒になってまちづくりや地域振興に力を尽くしているということを見てきたわけです。例えば、福島県塙町の駅舎の中に町立の図書館やコミュニティセンターをつくるということで、また駅舎そのものも円錐形のユニークな建物ですけれども、そのことで町の活性化を図っていると。
 それから、もう一つは墨田区の中小企業振興策です。これはテレビでも放映されたところです。墨田区というのは中小零細企業が多いところですが、職員の皆さんが1件1件面接して、そこの会社が、例えば旋盤とか、ボール盤とか、どういう機械を持っているのか。何人でやっているのか。何の特徴があるのか。そういうのを念入りに調査して、データベースに起こしているということで、それでさらにそれに基づいて職員が仕事をとりに、営業活動もやったというようなことで、結論として、そういうところを見てくると、町の活性化、あるいはまちづくりにはどうしても自治体職員の能力ややる気、私はこれが重要だと実感してきたのであります。これは当たり前のことですけれども、当町でも職員の皆さんへの町民の期待は大きいと思います。そういう意味で、いささか傲慢な聞き方ですけれども、建設に当たって担当課としてどういうことをやってきたのかということをお願いしたいと思います。
議長(遠藤日出夫)
 都市環境参事。
都市環境参事(瀬戸利満)
 御質問の、担当課として何を今までやってきたのかということですけれども、ことしの4月から機構改革になりまして、この新駅の担当は建設計画課が窓口になって進めているところです。
 まず、担当課、チームがございますけれども、先ほども言いましたように、駅の設置が決まるようJR東海と再三の交渉をし、設置の条件整理協議を積み重ねて、遅れはしましたけれども、ようやく9月25日に基本協定を交わせたということです。また、先ほどいろんな手続がかかわると申し上げましたけれども、駅前広場の都市計画決定の手続における関係機関──県が多いわけですが──との協議を今まで進めてきたと。それと、去る11月24日のこの都市計画決定に向けての町の都市計画審議会を議案どおり承認させていただきましたが、そういう準備に追われてきたと。その他、ここの用地地権者、実際に駅そのものの用地の地権者ばかりでなく、隣接地主と用地の測量等をしなければいけませんので、それの地主との交渉。いろんな形で今までかかわっているわけですが、そういう事業区域内の実施設計の作業等を行ってきたと。そういうような形で、今担当課としては何をやってきたかという答えですけれども、そのようなことを現在までやってきました。
 以上です。

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Last Update 2001. 8.17