議長(遠藤日出夫)
 質問順位3番。
 質問内容1.不登校やいじめに悩む生徒の保護者のための相談窓口の充実を
 質問者、大川須津子議員。2番。
2番(大川須津子)
 通告に従いまして質問をいたします。
 不登校やいじめに悩む生徒の保護者のための相談窓口の充実をということで質問いたします。
 国は現在の教育に危機感を持ち、教育改革国民会議を設置いたしました。そこでは、教育基本法の改正や見直しが話し合われ、中間報告も出されております。教育現場においては、総合的な学習の開始に向けて着々と準備をしていることでしょう。不登校、いじめ、学級崩壊、校内暴力、少年犯罪、それに加え、子供たちを導く立場にある教師の子供たちへの犯罪まで、子供が関連する記事が報道されない日はありません。その上、不況による倒産、リストラ、政治への不信感をあおるような出来事など、先ほど遠藤昭三議員の質問の中にもありましたように、余り好ましくない社会状況というものもあります。そして、学校内では、大人には考えつかないような陰湿ないじめも日常的に起きているとも聞いております。いろいろな現状がある中、子供たちが将来に夢や希望を持って毎日を過ごせるようにするために、私たち大人が振り返って反省をすることも必要かもしれません。
 不登校の子供たちにとって、学校に行くこともつらく、学校に行かないこともつらい状態にあるということです。学校に行けないことで罪悪感を持っている子も多いそうです。その保護者、多くは母親ということですが、自分が悪いから子供が学校に行かれないのだと自分を責める、そんな母親も多いという調査もあります。子供が悪いから、あるいは家庭に問題があるから不登校は起きるのだということを、今もいろいろなところで聞きます。でも、平成4年に文部省は、そういうことではなくて、どの子にも不登校は起こり得ることであるという見解を出しております。どの子にも起こり得ること、その状態をなくすために何をすべきでしょうか。
 先ほど教育長が、子供たちにとって集団の作用が大切であるということを言われました。学校もその大きな1つの場所だと思っております。私たち大人が、次の時代を担う子供たちが楽しく学校に行き、学べる環境をつくるために、今最大級の努力をすべきときが来ているのだと思います。
 不登校が教育や社会の問題となって、もうはや20年以上がたつということです。引きこもりをしている人の7割が20歳以上であるというデータも出ております。この問題については、長泉町の議会の一般質問においても、いろいろな角度から何人もの議員さんが質問をし、関係者の方々も、日々いろいろと努力をしていらっしゃるということは伺っております。ところが、文部省の学校基本調査によりますと、昨年度、1999年度に不登校だった小中学生は13万208人で、前年度より約2,500人上回り、この少子化が進み子供の人数が減る中で、過去最高となってしまったということは、皆さんも御存じだと思います。
 静岡県内の状況は、小中学生の長期欠席者のうち、不登校を理由とする児童・生徒は3,000人を超えたそうです。中学生は、不登校が41人に1人の割合だというデータも出ております。これは学校に行けない生徒が1学級に1人いるということになるわけです。
 そこで、長泉町内の様子を伺いますので、よろしくお願いいたします。
 保護者の方から、ひまわり相談室で悩みを聞いてもらった。勉強も教えてもらった。あるいは、心の教室相談員がお姉さんみたいで話しやすいということで子供が喜んでいるということを聞いております。長泉町のひまわり相談室、心の教室相談事業の状況、それから生徒、保護者、教師の方々の、この事業に対する期待はどうなのでしょうか。お伺いいたします。
議長(遠藤日出夫)
 こども育成課長。
こども育成課長(柳沢尚志)
 事業の状況等につきましての御質問でございますので、担当課の方よりお答えをさせていただきます。
 ひまわり相談室の利用状況ということと、あと心の相談員ということでございますけれども、事業の内容でございます。
 ひまわり相談室は、いじめ、不登校、子育て問題等などの青少年や保護者の悩み事を相談するということで、その適切な助言支援を行うとともに、必要な措置を設けております。このひまわり相談室は、コミュニティセンターにおきまして、月曜日は休館日になっていますので、火曜日から土曜日ということで、電話相談の方が8時半から5時まで、面接の方が9時から4時半までということで行っております。
 御質問の利用状況でございますが、平成10年度が81件、11年度が79件、平成12年度が10月まで99件となっております。この件数は、相談が1回で終了しても何カ月継続してもすべて1回ということで計算しておりますので、実際の日数はもっとふえているということになります。
 次に、心の相談員の利用状況ですが、この事業は中学校に週4回、基本的に午後1時から5時までの半日、相談室で生徒が悩み等を気楽に話せ、ストレスを和らげ、生徒が心のゆとりを持てるような環境を提供することが必要であるということから、両校に1名ずつ設置しております。
 平成11年度の利用状況は、1校が延べ423人、1日平均3.2人、もう1校の方が1,052人、延べ人数の方が1,052人で7.9人となっております。
 相談内容でございますが、主なものは、生徒同士の人間関係に関すること、学校、教師に関すること、家庭問題に関すること、自分自身に関すること等で、ひまわり相談室の方でも同様のような相談内容が多いということで聞いております。
 あと、生徒、相談者等からの期待はどうかとの御質問ですが、相談員の方々が、親身になって子供たちの相談に対応している点、すぐに対応してもらえる身近な相談室ということで、評価できるという声を聞いております。総体的には、相談者からのよい評価を受けているということで、感じております。
 以上でございます。

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Last Update 2001. 8.17