議長(遠藤日出夫)
 16番。
16番(下山 登)
  今、御答弁いただいたように、生ごみの方がどうしても焼却コストはそれ以上高くなるわけでございますが、どうしても、これから焼却負荷を軽減することが環境行政の中で非常に大切なことであります。
 私たちの町は、分別収集を初めリサイクル社会に対する取り組みも、よく町外視察に行きますと先進地じゃないかと言われるわけでございますが、そうはいってもこの行政資料を見ますと、焼却場の可燃ごみは年々増加しています。平成10年度は、今御答弁いただいたように約7,100トン、平成11年度は7,300トンで1年に200トン増加している。立派な焼却場ができたということで何かしら安心感ができたというか、受け入れ体制あるいは環境行政がたるんできたなというような気がするわけでございますが、家庭用の生ごみ処理機に対して行っているように、補助対象をもう少し大型の処理機にも応分の助成をして、生ごみを焼却することをできるだけ少なくするような施策がこれからどうしても必要ではないかと思います。そういうように、もう少し大きな事業所系の生ごみ処理機に助成する考えはないか、お伺いいたします。
議長(遠藤日出夫)
 都市環境参事。
都市環境参事(瀬戸利満)
 ダイオキシン対策で新しい焼却炉ができたわけですけど、ごみに関して新しい焼却場ができたからといって決して安心しているわけではございませんで、いつも考えているわけです。今御質問の大型の生ごみ処理施設の補助についてということですけど、現在、この4月から今までにあったような堆肥化容器については限度額4,000円、処理機器については限度額3万円の限度にして、家庭というか個人向けですけど補助制度を発足したわけです。まだまだこの制度、補正までとってかなりの皆さんにこれを活用してもらっているわけですけど、全部に普及したわけじゃないということで、その中でもいわゆる事業所から散っちゃうわけですけど、現在までいわゆる堆肥容器が8基、それと処理機器が154基、全部で162基の補助をしています。その中で事業所の申請は3基ございます。こんな形で、まだまだ個人向けのというか大型のあれではないですけど、そのスタートをしたばかりだということで、今後も家庭へさらに一層普及していきたいと。大型の場合、県下では隣の裾野市さんがやっているようですけど、当然、機種が大きく金額ものして100万円からの補助をしているみたいですけど、少しまだそこまでは財政状況を見て、今長泉ではちょっとできないなと、今はまだ個人向けのあれをさらに普及させていきたいと、そういうふうな考えでおります。
議長(遠藤日出夫)
 16番。
16番(下山 登)
 ぜひ近いうちにそういう大型の処理機にも助成して、生ごみが焼却場に搬入されないような施策をとっていただきたいと思います。
 それで、屋代住宅が来春完成されるわけでございますが、そこには生ごみ処理機を設置するということで決まっているようでございます。今後も、ああいうような集合住宅あるいはマンション等にも、個人的にだけではなくて、そういうところに町営屋代住宅と同じような大型の生ごみ処理機を設置するような方向で、助成措置をしていただくということをぜひお願いいたします。
 次に、緑化木の剪定・伐採した枝などは、ぜひ焼却するのではなくて自然に返してやるというようなことについて、お伺いさせていただくわけでございます。
 最近は、地球温暖化の問題もありまして野焼きが禁止されたことにより、造園業者やシルバー人材センターで処理された緑化木は焼却場に持ち込まれ焼却されております。その量は行政資料によりますと、シルバー人材センターから持ち込まれる緑化木だけでも年間274トンであります。これを焼却するだけでなく裁断機等でチップにし、それで堆肥化あるいは遊歩道の敷物とかそういうようなことで自然に返してやる、こういう指導をしていかなければならないと思うんですが、それらの考えはないか、お伺いいたします。
議長(遠藤日出夫)
 都市環境参事。
都市環境参事(瀬戸利満)
 御質問にお答えします。
 緑化木の焼却場へ持ってこられるのは、ただいま御質問があったように、シルバー人材センター及び町内の造園業者から主に焼却場へ運び込まれるわけです。全部で312トン、これらに類する剪定枝等が送り込まれています。可燃ごみの約4%に当たります。そんなわけで、4%になってかなりこれは燃える効率はいいわけでございますけど、まさに植木の剪定枝等は、平成9年12月1日から廃棄物処理法及び大気汚染防止法の政令が開始され、廃棄物を焼却する際に用いる焼却設備及び焼却方法に関する基準が明確になり、野焼きが禁止されたことから、町内造園業者の搬入がふえたというような状態でございます。
 このため植木等の剪定枝を大量に搬入する事業者に対しては、チップ化する機械の導入やリサイクルによるごみの減量化を現在お願いしているところでございます。町内の造園業者でも、一部ではありますがチップ化する機械を導入し、チップ化したものを茶畑や植木、公園内の歩道に敷きならしたり草抑えなどに利用していると伺っております。御質問のあれですけど、シルバーもいるわけですが、どこの市町村のシルバー人材センターも、最近の不況難で受注が少なく運営難に陥っている状況でございます。かなりここもこういう植木類剪定枝類のいわゆる可燃ごみを出すわけですけど、機械の導入にかなり金がかかると。それと、聞きますと維持管理費だけでも、歯の交換等いろいろな管理だけでも、ケースによりますけど年間40万円とか50万円かかるようなことも聞いています。それとまさに先ほどから提言がありました、チップ化して引き取りする業者等、いろいろなことを考えていかなければならないと思っています。そんなことで、民間にはいろいろと指導はしますけど、今後具体化するにはいろんな数多くの問題点があると思いますので、それらを検討しながら進めていきたいと、そのように思っています。
議長(遠藤日出夫)
 16番。
16番(下山 登)
 これから循環社会に向けて、環境行政の持つ役割というものは非常に大きなものだと思います。口を開くと長泉町は立派な焼却場ができたと、よく豪語する人がありますが、環境行政の発信地としてこれから取り組んでいただき、今まで長泉は本当にすばらしい分別収集やっているなと言われるように、また一歩先にこういうことをやっていただくよう願って、私の質問を終わらせていただきます。

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Last Update 2001. 8.17