1番(八木秀英)
 それでは次の質問に入ります。
 町長の政治姿勢を問うということで質問をいたします。
 さて、平成12年4月からの組織・機構改革に伴いまして、各部所におきましては、事務連絡等を初めといたしました役場業務については、滞ることなくスムーズに業務が行われているものと思っておりましたところ、私が見聞きいたしますところでは、これはつい最近のことですが、日程等の事務処理連絡が必要な経路で関係部所に届かず途中で滞り、当日も当日、もう開催されてから相手先からの連絡で初めて事態がわかり、あわてて関係者に連絡をとったという事態が起きております。現在のこような状態では、行政としてあるべき姿とはほど遠い状態であります。組織・機構改革を実施するに当たっては、職員1人1人が自分の仕事に対して、まず自分でチェック、確認をする。そしてそれをチーム全体で協議、審議等をする中で再確認が行われ、その上に間違いのないものとして処理されていくものと、以前よりもよりスムーズな流れとなるものと町民の皆さんも私も期待をしておりましたが、チーム制としたものの、チームとチームとの連携、またチーム内での各人の連携がどうもうまく機能していないのではないか、非常に気がかりであります。町長はそんなことはないと言われるかもしれませんが、ここで1つ1つ例を挙げて申し上げてまいりたいと思います。
 まず町長は、ただ職員の言うがままに動くだけで、首長である町長自身が、何が一番重要であるのか判断ができていない。つい最近も、町長が出席をしなければならない重要な席に町長が出席せずに、代理を立てて県からおしかりを受けたと聞き及んでおります。がんセンターの開院、JR新駅建設などを控えたこの重要な時期に、県からおしかりを受けるような状況では困る。町長の資質に欠けていると言わざるを得ない状況にあります。
 一方では、町長が自分の意思、判断で動きますと、町長が出なくても代理を立てれば済む会合にまで何でも顔を出されては、町長は忙しくてしようがないと不満を言われ、御家族も余りの多忙さに町長の体を心配しておられると伺っております。このような町長の行動は、私には理解しがたいものがございますし、町民の中には、柏木町長は次期の町長選を意識する余り、冷静な判断を欠いているように受けとめている人たちもおられます。これもまた町長の資質に欠けていると言わざるを得ない状況であります。
 ほかには行政のトップである町長の意思が全職員に浸透していない。一言で言えば、行政の意思統一が図られていないということであります。また、本来行政のあるべき姿が忘れ去られ、行政に従事する者としてはやってはいけないことも、指摘されなければ、見つからなければよいんだといった風潮が知らず知らずのうちに職員の中に浸透しきっているのではないか。それぞれの業務ごとに、こうすべきでこうあるべきだというものがあると思うが、だれかに指摘されたら困るからとか、正しいことをしても憎まれたら嫌だからとか、そのような理由で行政のあるべき姿がゆがめられていると感じているのは私だけではありません。さらに、何か問題が明るみに出ると、問題が起きた原因は何か、どう対応すべきといった真摯に前向きな方向には意識が向かずに、だれが情報を漏らしたのかと、町長を筆頭に犯人探しに意識を集中するのみで、反省する意思さえも感じられない状況であります。この状況は、まさに情報開示の流れに逆行するものであります。行政の本来あるべき姿とは明らかにかけ離れております。
 先日も、会計検査院が1995年から99年度の間に全国約210市町村を抽出し調査した結果、国民健康保険への国庫補助金が、沖縄県が約1億7,000万円、次いで静岡県が約1億3,000万円、埼玉県が約1億円、岡山県が約6,000万円等、総額で7億1,000万円ほどが過大申請され交付されていたことが、11月20日付の静岡新聞朝刊に掲載をされ、翌日21日の静岡新聞夕刊には、静岡県の約1億3,000万円に該当するのは長泉町であることが掲載をされました。町当局は国民健康保険への国庫補助金を過大申請し、それを会計検査院より指摘を受けていたことを、11月21日に行われた全員協議会において報告をしておりますが、このことはもっと以前に町長は知っていたはずであります。会計検査院からは、本年6月12日に既に指摘を受けております。半年近くも報告をしないで、新聞に掲載されると急に報告をしておりますが、この問題に対する対応につきましても、またまた情報を漏らした犯人探しに終始し、反省、改善しようとする意思が全然感じられない状況であります。新聞に載らなければ、町民の知らないうちに国庫補助金を国に返還して、後は黙っていればよいと考えていたのではないか。柏木町長が指示し隠ぺいしようと画策していたのではないかと思われても仕方のない状況であります。
 ここまで幾つか思いつくままに事例を挙げてまいりましたが、行政としてしてはいけないこと、あってはならないことが、何ら疑問を持たれることもなく日常的に行われている、このような状態は、行政にとりましてはまさに末期症状にほかなりません。私は不安を感じると同時に大変心配をしております。といいますのは、これは角度を変えれば、柏木町長の行政能力に疑問を持ださるを得ませんし、首長としての資質に欠けていると言わざるを得ない状況にあるからです。町長はお疲れのようでしたら、あとは任せて21世紀はゆっくりと休まれることをお勧めいたします。国会レベルでも世代交代の流れは着実に大きな流れ、本流となりつつあり、柏木町長が心配されるまでもなく、次世代はもとより、その次もまたその次の世代も新しい発想を持って長泉町政に参画すべく、脈々と態勢を整え待機しております。新しい時代、新世紀になっても20世紀の負の遺産を引きずっていたり、過去の政治を背負っているような状態では、若者たちはもとより、長泉町民は町の将来に希望を持てません。既に末期症状が出ている町行政のかじ取りを、老体にむち打ってまでしっかりやれとは私はとても言えません。21世紀の長泉町のかじ取りは次世代に任せて、真に長泉町の将来をお考えになるのではあれば、町の将来を託す次世代の人材を育てるためにも、どうぞ心おきなく21世紀は休養されますことをお勧めいたします。
 ところで、長泉町制施行40周年記念式典が11月3日に文化センターにおいて行われ、町の発展に尽くされた170人の方々が表彰をされ、町の「広報ながいずみ」に掲載をされた方々のお名前が載っておりました。おかげさまで私もその中の1人でありまして、大変ありがたく町民の皆様に感謝の気持ちでいっぱいでありました。ところが、本来ならば表彰されるべき方々がこの中に入っておらず、大変申しわけなく感じる事態を耳にいたしました。ここで町長に伺いますが、功労者として表彰されるべき人が、行政側の不手際で表彰から漏れていってしまったと聞いたら、柏木町長はどうしますか。町長としてどのように対応されますかをお伺いをしたいと思います。

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Last Update 2001. 8.17