議長(遠藤日出夫)
 次に、質問順位3番。
 質問内容1.急がれる教育問題について
       2.「ぱっとなぁしっぷながいずみぷらん 女性と男性」について
       3.生きがいのある長寿社会に向かって
 質問者、大川須津子議員。2番。
2番(大川須津子)
 通告に従いまして、質問いたします。質問の順位が違うところがありますが、よろしく御答弁お願いいたします。
 まず初めに、急がれる教育問題について伺います。
 教育の中心は、命の大切さを教えること、ということでした。人を傷つけ、命を軽んじる事件が後を断ちません。ますます凶悪化するようにすら見えております。今教育問題は、最も優先して考えなければならない、そういう問題であるとして、社会の大多数の人々がとらえているのではないかと思われます。
 政府においては、「教育改革国民会議」を発足させました。
 静岡県におきましては、21世紀の静岡県を担う人づくりを推進するために、平成11年7月に、「人づくり百年の計委員会」を設置いたしました。そうして、11年秋には、その提言書が提出されております。
 長泉町におきましても、教育委員会を初め、各学校やその関係者の方々など、いろいろな取り組みをしていることは、いつも伺っております。私たち大人も一生懸命努力しているということが言えるのだと思いますけども、現実の問題といたしまして、バスジャック事件とか、豊川市の夫婦殺傷事件、5,000万円をおどし取る事件など、とても想像をはるかに超えた凶悪な事件が次々に起こっております。大人も社会も何をしたらよいのかわからない様子がニュースからうかがえます。このままでは、日本はだめになってしまうのではないかと、そういう危機感を持っている人が多いのではないでしょうか。
 長泉の子供たちには、この問題は関係のない事件なのでしょうか。長泉町内の現状を、町長はどのようにとらえていらっしゃいますでしょうか。そして、長泉町として、こういう問題を、特別話し合いの場を持ったり、対策を立てることはしていたのでしょうか。お伺いしたいと思います。
議長(遠藤日出夫)
 町長。
町長(柏木忠夫)
 ただいまの大川議員の御質問にお答えさせていただきます。
 今おっしゃられるとおり、人づくり、あるいは人材育成、これはいつの時代でも国を初めとしまして、すべての市・町・村の大きな目標でございます。言いかえますと、国・町・村づくりは教育にあるといっても言い過ぎではないと思います。
 長泉町におきましても、まさにそのとおりと考えております。しかしながら、現在各市で発生している凶悪犯、凶悪犯罪、事件等を考えますと、ますますその感を強くいたすわけでございます。特に、児童虐待、あるいは青少年が関係する事件、だれもがやりきれない気持ちでいっぱいだと思います。
 ところで、長泉町の現状については、幸いにして大きな犯罪、事件等は発生しておりませんが、小さな問題行動等は増加傾向にあると考えます。特に、長泉町では4年前、少年の痛ましい事件が発生しまして、それを機に「3UP運動」をスローガンに、青少年健全育成に取り組み、町を挙げて町民の御支援、御協力をいただき、大きな成果が上がっていると考えております。今後はさらにこの運動の充実、発展と合わせて、同時に教育方針の重点であります「心の教育」の充実を図ってまいりたいと考えております。具体的な策につきましては、教育長の方からお答えをさせていただきます。
 私の方から以上でございます。
議長(遠藤日出夫)
 教育長。
教育長(土屋郁夫)
 御質問の、町の対応策、具体策、こういうことでございますが、その対応、具体を練る場はどこであるか。教育委員会としては、1つに生徒指導研修会、これは各5校の生徒指導主任、主事、これに参加していただきます。そして、ひまわり相談室の相談員、それに生徒指導部長、校長を交え、私がそれに加わって、小委員会で、まず子供たちの情報交換、そしてその指導の状況、そして問題行動の原因追求、対策、そして再指導はどうあったらよろしいか。このことを、マル秘をもって具体的に検討する会が、この研究会でございます。これは月1回、昨日も議会が終わって3時から5時まで行いました。
 次に、この研修会参加者にさらに加えて生徒指導協議会、これが隔月でございます。これに参加していただく人たちは、生徒指導研修会参加者プラス長泉町交番、あるいは家庭児童相談員、東部児童相談所、町補導協議会、こども育成課長、民生児童委員、町主任児童委員、それに社会教育の県から派遣されておる社会教育主事、このメンバーで、さらにより広い範囲で問題を検討してまいります。これが隔月でございます。そして、これをもとにさらに学校長等全員を加えて生徒指導拡大協議会を、年2回持っております。これが問題行動に対する対策等を練る重点の場でございます。そのように御理解をいただきたいというように思います。
 そこで、最近のいろいろなティーンエージャーの問題、そしてそのほかの問題を総合して私は考え、そういうニュースを見ながら、常に我が町のいろいろな問題行動と対比しております。
 そこで、国の動きを見ますと、児童虐待防止法、先般それが通過いたしました。これは、親の親権まで入っておるところに特色がございます。と申しますのは、実の父、母で、それが我が子を虐待している、これが急増しておると。これが1点、子供に対する問題があろうかと思います。
 それに対して、今度は暴発事件、今議員御指摘の暴発事件、この2点を合わせ考えてみますと、私は育児機能の低下、言うならば家庭問題と家庭教育、こういうことに突き当たると、このように私は考えております。
 子供の特徴を、暴発事件の特色を、私の主観でございますが、全国的なものと、長泉で起きておる個々のものを対比して、これは的が外れておるかもしれませんが、私なりに考えてみますと、特徴は、子供の生活は夜型生活、そして自己中心的、パニックに陥りやすい、粗暴である、基本的しつけが欠落している親の前ではよい子になる。こんな、私のとらえでございます。
 こういうことを考えますと、やはりこの特徴をつくり上げている原因は、親の生活態度と不可欠でございます。そういう面で家庭教育の重視ということを、私はどう進めていったらよろしいかということが、対策の一番原点だというように考えます。
 そこで、4月、5月、6月と3カ月、私ども教育委員会として力点に押さえた点がございます。それは、直接指導の場と間接対応の場がございます。今家庭教育というのは、町内で9つの家庭教育学級がございます。この家庭教育学級は、5月に全部開級式をいたしました。去年に比べてぐっと参加者が多かったことが、私は非常にうれしく思いますが、そこに参事、両課長も参加してもらって、家庭教育の大切さ、家庭教育、学級の充実をどう図っていくかという主張をしていただきました。私は、3地区から40分ないし1時間の時間をいただいて、私の考えを述べさせてもらいました。そこで、担当は、これからどうあったらよろしいかということを、今検討に入っております。
 次に、皆さんも、議員さん方御承知のように、青少年を守る家、守る店、これがございますが、私は、これが生きて働くものにしなければならないと、こういうように考えておりますが、どういうようにこれから進めていったらよろしいかといいますと、いろいろPTAの会合に出たりしますと、あれは行政の進めているもの。私は、Pの方たちが、あるいは学校の教師が、自分たちの子供を守ってくれる家なんだという意識がなければ、この事業は定着いたしません。そこで、親、教師の意識改革をしなければならない、そこで各学校に、その意識改革を、学校を中心にやってもらうように先般要請をいたしました。
 もう1点は、3日前にございました。今週の火曜日、町長が補導員の要請をし、お集まりをいただきました。そして、今まではこの補導員の方たちは、夜間パトロールをしてくださっておりました。しかし、今町内には、子供の下校時等には、いろいろな問題がございます。そこで、この補導員の夜間パトロールに、昼間のパトロールをやっていただくように要請をしたところが、非常に快くこれを受け入れてくださいました。したがって、3校区を対象に、仕事を休んできてくださってパトロールに当たってくださるという計画が、ここでできました。これも大きな、私は対策、前進だというように思って、感謝をしております。
 以上、時間をいただきましたが、対策、対応の概略について、御理解をいただきたいと思います。

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Last Update 2000.10.23