議長(遠藤日出夫)
1番。
1番(八木秀英)
それでは、2点目の質問に入ってまいります。
万全なレジオネラ菌対策を望むということで質問をいたします。
本年、掛川の温泉施設でレジオネラ菌による集団感染が発生し、感染発病者は4月25日現在でレジオネラ肺炎による死亡者1名を含めて22人ということが報告をされております。レジオネラ菌は、自然界の土壌や淡水に生息するということであります。また、一般に20度から50度で繁殖をして36度前後で最もよく繁殖をすると言われております。空調設備の冷却水やプール、池などに存在をする。24時間風呂や温泉などでも検出をされる。温泉では、主に菌が含まれた湯気を吸って肺に感染するということであります。感染しても、健康な成人は発病することは少ないが、体力の弱っている人や高齢者、乳幼児は肺炎を引き起こし、死に至るケースもあるということであります。
1976年、アメリカ・フィラデルフィアで、冷房装置の冷却水が原因で200人以上の発症例があります。治療には効果的な抗生物質があるようであります。菌の汚染防止よりも増殖防止や殺菌などの対策が重要だと言われております。殺菌法としては、ろ過剤の加熱殺菌、66度の温度で約10分間くらいで滅菌されるようであります。塩素殺菌がまた有効だと言われております。
今回の集団感染は、県の調査によりますと、温泉の循環ろ過装置が菌の大量繁殖の温床となり発生したということで、保健所では、入浴施設を対象に対策講習会などを実施しております。町としても、集団感染を未然に防ぐために防止対策に真剣に取り組んでいただきたいということであります。町民の不安を解消するための広報活動として、感染のおそれのある入浴装置を使用している個人や団体を対象に、レジオネラ菌の対策講習会などを実施し、風呂のタイプ把握、掛川の集団感染の経緯、レジオネラ菌感染症の感染の症状、塩素剤による消毒、定期検査の実施など、周知を図る必要があります。
また、長泉町内でも、福祉会館など公共施設において集団感染が発生する可能性は否定できません。福祉会館の入浴施設や町内のほかの施設でも、早急に点検を実施するとともに、今後も積極的かつ迅速に定期検査の実施と塩素剤による消毒など、万全なレジオネラ菌対策が徹底されることを望みます。町の対応についてお伺いをしたいと思います。
議長(遠藤日出夫)
住民福祉参事。
住民福祉参事(柏木 豊)
レジオネラ菌対策についてお答えをいたします。
まず1点目の住民周知の広報活動についてでありますが、現在まで特に行っておりませんが、このレジオネラ菌の集団感染など町から起きないよう、現在、県といろいろ相談をしております。そうした中で、広報紙等でPRをし、周知を図っていきたいと考えております。
それから、福祉会館の浴室設備のレジオネラ菌防止方法でありますが、これにつきましては、レジオネラ菌を滅菌するというために、厚生省の指針に基づきまして、次亜塩素酸ソーダを毎日注入することによる消毒や、清掃等を行っております。特に、毎週月曜日には環水槽水の総入れかえ、それから浴槽の清掃、ごみ取り用網の取り外し清掃、ろ過機の逆洗、こういったことを実施しております。
これらの検査についてでありますが、検査は残留塩素濃度の検査を実施しておりまして、これは厚生省のレジオネラ菌防止指針に基づいた部分での検査を、分析専門の検査機関に委託をして毎月実施をしております。残留塩素そのものの検査は、毎日所員が検査を実施しておりまして、町民の皆様の憩いの場としての福祉会館を御利用いただいているわけですが、安全で安心して御利用いただける施設として、万全を期して管理運営をしていきたいと、こんなふうに考えております。
なお、この検査の結果等につきましては、福祉保険課長の方からちょっと御答弁をさせていただきます。
議長(遠藤日出夫)
福祉保険課長。
福祉保険課長(山口喜一)
先ほど住民福祉参事が申し上げました検査結果について、御報告させていただきたいと思います。
5月の検査結果でございますが、レジオネラ菌数でございますが、100ミリリットル当たりのCFU、これはコロニー・フォーミング・ユニットといいますが、10以下ということで問題はございませんでした。
それから、毎日やっております職員の残留塩素濃度検査でございますが、これは注入してから2時間後に検査をするということで、午前8時から8時半の間ごろで検査しているわけですが、実際私も過日6日にその検査に立ち合わせていただきましたが、そのときにも、コンマ4ということで正常範囲内だということで問題はありませんでした。よろしくお願いいたします。
議長(遠藤日出夫)
教育参事。
教育参事(山本登一)
それでは、温水プール水の検査状況について申し上げます。
温水プール水の検査は、法定検査を月1回実施しております。そのほか、先ほど住民福祉参事が申し上げましたように、残留塩素の職員による検査を毎日実施しているところでございます。
まず、法定検査について申し上げますと、検査項目は1)PH、2)過マンガン酸カリウム消費量、3)濁度、4)残留塩素、5)大腸菌群数であります。
議員御説明のとおり、レジオネラ菌は36度前後で最もよく繁殖し、殺菌法は塩素殺菌が有効と聞いております。温水プールは水温27度から27度5分で保たれており、塩素殺菌が定められておりますので、レジオネラ菌の法定検査は対象外となっていると考えられます。これらにより、レジオネラ菌検査は温水プールでは実施しておりませんが、今後、保健所、検査協会等の指導を仰ぎ、検討していきたいと、こんなふうに考えております。
以上でございます。
議長(遠藤日出夫)
1番。
1番(八木秀英)
ぜひ、こういうのが起きてしまって、いや、後でやっておけばよかったなというようなことのないように、県の方でもいろんな形の中で、公衆浴場についてだけでありますけれども、定期的に検査を視野に入れていくということでありますし、また、この掛川で起きた問題によりまして、ほかのところで、福田町ですか、そこで検査したところ、やはりレジオネラ菌が検出をされて営業停止に至ったということでありますもんですから、ぜひ起きて制止するというようなことでなくて、常にしっかりした形の中で勉強していただいて、町民が安心して町の施設、そういうものを利用できる形をとっていただきたいということと、先ほど参事の方からお話がありましたけれども、ぜひ町民の方へも周知徹底を図って、町民の方がそういう中で犠牲者というか、そういうものに感染するようなことがないような周知を図っていただきたいと思います。よろしくお願いします。
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Last Update 2000.10.23