議長(遠藤)
次に、
| 質問順位 | 2番。
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| 質問内容 | 1.町有林について
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2.健康づくり
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3.平成11年度施政方針の進捗状況
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| 質問者 | 青島康夫議員、17番。 |
17番(青島)
それでは通告に従いまして順次質問してまいります。町有林についてということでまずはじめに質問させていただきます。町有林の将来的な展望はということでお伺いをいたします。町の財産として山林があり、その面積は約51万平方メートル、立木約10万本があります。これらは人工林で間伐や枝払い等の管理運営されております。町の基本計画にも林業については、林道の整備や森林資源の育成の施策の方向が示されております。現状は外国から価格の安い輸入材が入ってきたり木を切り出すのにコストがかかりすぎてしまうというような状況であります。そのような状況の中で将来的に見て町の財産としての価値、採算性はどのように考えているのかお伺いをいたします。それからもう1点でありますが、間伐材の利用ということでお伺いをいたします。近年地球環境問題をはじめとして身近な環境についても自然を豊かにあやどりながら進めていく試みが多く見られます。土木工法についても自然に配慮したあるいは間伐材等の自然の産物を素材にした自然型工法に注目が集まっております。随所で施工されるようになってきております。間伐材の利用については、いろいろな方法があると思いますが、例えば道路工事では植栽溝、植樹帯、砂防工事には木製階段こう、その他林道工事とか治山工事などに多く使われております。今回個人研修で岩手県遠野市の方に研修にいってまいりました。遠野市の面積は660キロ平方メートルであり、そのうち316キロ平方メートルが山林で、モデル事業として総額80億円をかけて、遠野地域木材総合供給モデル基地を建設しております。そのような背景がありますので、学校を木造建てにしたり、それから道の駅をやはり木造建てにしております。その他間伐材を利用し木れんがをつくり、この木れんがというのはレンガの大きさに木をきってあるやつなんですけど、これらを観光地の歩道とかポケットパークに利用している。また商店街の歩道に動物をあしらった木製のベンチを設置してありまして、スイッチがついておりまして、そのスイッチをいれますと、その商店街、ベンチを置いてある近くの商店街のコマーシャルが流れるというような仕掛けになっておりまして、そういったものにも使っている。それから実際にその木レンガの上を歩いてきたわけですが、大変やわらかみがあって感触がよく、足にやさしい気がいたしました。間伐材を利用して木れんがなどを町の施設に利用したらどうかということでお伺いをいたします。
議長(遠藤)
財政課長。
財政課長
お答えします。最初に現在町が管理する町有林でございますが、大部分檜でございます。植生は約40年から50年という年数が経過しております。当時の植林当時におきましては、木材としての価値がありまして、採算性も期待されていたかと思います。しかし、現在の林業を取り巻く状況は大変厳しいというふうに、報道もされております。将来におきましても町有林の経済的な価値はあまり見通しがよくないということで、期待できないのが実態であるかと思われております。もうひとつの間伐材の関係でございますが、間伐しております檜につきまして、町民の場合におきましては、間伐する檜の成長が非常に遅れていると、非常に細いということで、用材としての価値がないと、主にチップ材等としての活用が考えることができますが、チップ材の活用といえども、場所から出す搬出する運搬等の経費を考えますと非常に採算性のうえからいきましても問題があるではなかろうかなというふうに考えております。せっかくご提案をいただきました間伐材の資材の活用あるいは植栽こう、木れんが等々につきましてもですね、その伐採する時期と使う側の時期が一致すればというようなことになれば検討の余地もあろうかと思いますが、その時期的な問題それから経費の面を考えますと、ちょっと難しい面も多分にあるというふうに考えておるわけでございます。以上です。
議長(遠藤)
17番。
17番(青島)
将来的な展望としましては経済的に厳しいものがあると、それから間伐材にしても切り出すのに大分手間がかかってしまうというようなことで、実は南一色の公会堂の前の歩道ですが、これは間伐材を利用したかどうかはわかりませんが、木のチップを利用しまして歩道を作っております。ここも私よく通るんですが、やっぱりそういった木れんがと同じように木のやさしさっていうですね、それが足から伝わってくるような気がいたしますのでね、また折りがあればまたやっていただきたいなと思いますけど、コストの問題についてはあとでまたコメントをしたいと思いますので、次の質問を先にいたします。治山治水対策としての自然林の植栽をということでお伺いをいたします。森林には自然林と人工林がありますが、本来森林というのは自然林のことで、自然林には多くの種類の植物によって形作られるため、多くの生物が養われております。また自然林は紅葉樹が多く、葉は水を蓄える力も酸素を作る力もそして大気を浄化する力も針葉樹に比べますと、100倍程度の力があります。一方人工林は建築材料になりやすい成長速度が早く真っ直ぐに育つたんい種の針葉樹から構成されています。杉などがその代表的なものですが、これらの人工林を効率よく商用製品に育てるために下草刈りなど実施したり他の樹木を排除するため、本来の森の役割を果たさず動物の住めない見かけ倒しの森が作り上げられております。町にも町有林を有する人工林の山があります。山の地肌が雨に流されて深い溝ができ、今にも倒れそうになっている木がいくつもあります。富士山の自然林復活ということで県民をはじめとするボランティアと行政、これは国とか県、市でありますが、これらのパートナーシップによりまして平成9年から自生種であります広葉樹の植樹を行う。富士山3776自然林復元大作戦というものを今実施しております。これの事業の内容は富士山の豊富な自然の恵みを保全し富士山にふさわしい豊かな森林を育み、将来へと引き継いでいくというものです。平成11年の10月18日に第4回目の植樹が行われております。これまでにはブナ、みずなら、欅、姫しゃらなど12から13種類の木が植えられ、参加者も多いときで600人が参加しております。そして 6,000本が植えられたということでございます。この自然林を植えはじめたきっかけというのは、自然の復活で環境を守ろうということと、平成8年の台風で倒木被害が出まして被害のはげしかった山麓に植えるようになったものであります。町有林もこの平成8年の台風の時に被害にあっております。既にそこにはもう木が植えられておりますが、仮にこのようなことがまた発生した場合にはぜひ次には自然林を植えていただきたい。それから先ほど木を切り出すのにコストがかかるというような話でございましたけれども、いつかは木も切り出すときがあるのではないかなというように思いますので、その時には自然林を次には植えてほしいということでありますが、どのように考えているのかお伺いいたします。
議長(遠藤)
財政課長。
財政課長
お答えします。現在町が管理する山林につきましては大部分が檜が植えられて下ります。現時点いろいろ管理しているものですから、町の山林、町有林につきましては現時点では広葉樹、落葉樹などの自然林を植林することは今のところできないというような状況でございます。ご質問者のご提案のとおり治山治水対策としては人工林と比較しまして環境面におきます効果は大きいというようなことがいわれておりますので、落葉樹などの植林がいろいろ各地で行われておるというのが実態ではなかろうかなと思います。その人工林に比較して自然林のほうが効果が大きいということもいわれております。ご提案がありました今後災害等風倒木で広範囲に被害が生じた場合におきましては、落葉樹などの自然林についてそういう状況がおきた町有林におきましては前向きに検討してまいりたいというふうに考えております。以上です。
議長(遠藤)
17番。
17番(青島)
ぜひ次には自然林をということでお願いしたいと思います。それからこの富士山の3776自然林の復元大作戦でありますが、森を作るわけですが、ただ単に環境や保全をする作業に止まらないで、健康の増進とか生涯学習あるいは余暇の充実といった、こういった様々な目的もまた生まれてきましてね、大変いいことではないかなというふうに思います。それで昨日大川議員の質問の環境教育について教育長が少しお話しされていましたが、子供たちに樹木の伐採の体験学習というようなことも、きのうちょこっと言っておりましたけれども、例えば教材で使う材料になる木ですね、それとか公園にありますベンチあるいはどこか町の施設で使うような木材、そういったときに町有林をね、子供たちとかボランティアを募って切り出すとこからはじめてもらって、加工するのはちょっと無理かもしれませんけども組み立てとかね、そういうこともやって、切った後にはまた自然林を植えていただくというようなことで本当に生涯学習の一環としては最高の事業じゃないかなというふうには思うんですが、こういった企画もね一度やってみていただきたいなというふうに思います。今、森づくりは漁師も山に行って木を植えるという時代になってきております。山を守れば海の資源が守られるということで、自然林の偉大さというかね、その効果というものがものすごくあるということを感じておりますので、ぜひまた自然林をお願いいたします。
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Last Update 2000. 4.10