2番(大川)
 次に移ります。環境とリサイクルについて、質問いたします。
 20世紀は大量生産、大量消費、大量廃棄、そして化学物質の大量利用の結果、私たちは今深刻な環境破壊それから汚染に驚いておりますし、少し、少しというか反省もはじめていると思います。来世紀21世紀は環境の世紀といわれております。私も次の世代に少しでもきれいな住みよい環境を残したいと考えている一人です。議会の一般質問におきましてもゴミの問題、環境の問題は毎回質問され、9月議会の町長の答弁においても、どこの市町村も地域もゴミの問題は苦心惨憺しているのが現状ですというようなお答えでした。小さなことでも実践することが大きなうねりになると思いますので、毎日出されますゴミについて質問いたします。平成10年度の決算によりますと、可燃ゴミと不燃ゴミの量が前年度より減少しております。再生ゴミと資源ゴミが増加している状況です。分別が町民に浸透していると考えてよいのでしょうか。それから清掃費が1人あたり平成8年が 7,898円、平成9年度は 7,378円でした。それが平成10年度は3万 9,091円とはね上がっておりますが、これはどうしてですか。それから新しい今度新しい炉ができるわけですが。そこは高温で燃焼させるために今よりももっと経費がかかってしまうんでしょうか。それから焼却後の灰のことですが、その灰の量とそれからダイオキシンの濃度はどのくらいになっておりますか。その灰を処理する、それからワグフィルターについたものはどういうふうにして処理していらっしゃいますでしょうか。それから最終処分場の地下水の安全性はどのようになっていますでしょうか。お聞かせください。
議長(遠藤)
 生活環境課長。
生活環境課長
 大川議員のご質問にお答えいたします。最初の平成10年度のゴミの量の関係でございますけども、平成10年度のゴミの内訳を見てみますと、1番目に可燃ゴミの関係では前年比155トンの減ということで、相対的には 7,178トン、それから埋立ゴミ、これが前年比 1,723トンの減で 3,200トン、それから再生ゴミにつきましては28トンの増ということで111トン、それから資源ゴミにつきましてはやはり450トンの増ということで1,856 トンということになっております。先ほど議員がおっしゃいましたように、可燃ゴミそれから埋立ゴミについては減量しておりますけども、再生ゴミそれから資源ゴミについては増量しているということであります。これはやはり町民の皆様方が分別をまめにしてくれた関係でやはりゴミの減量化になっているのかなというふうな推測がされるかと思います。それから一人当たりの清掃費のご質問でございますけども、清掃費の算出になりますのは、まずゴミの収集運搬にかかるもの、これは当然町の直営で収集運搬している経費あるいは民間業者に委託している委託料の収集経費あるいは集積箱の設置あるいは生ゴミ処理機等の補助金、これらのものがゴミの収集運搬にかかるものとしての金額になります。それから2つ目としまして、中間処理にかかる経費としまして、当然焼却場の運営経費あるいは人件費、燃料費それから焼却場の清掃点検委託料あるいは大きくは焼却場の改修工事費あるいは用地の土地の借地料、それから3つ目としましては最終処分場にかかる経費ということでやはりこれも人件費あるいは重機機械の燃料費あるいは最終処分場の水処理費用それから破砕処理の委託料あるいは最終処分場の敷地内の工事、こういうものを相対して清掃費の中の内訳になります。これらを総決算で集約しまして端的に人口当たりで単純に割り返して清掃費一人当たりいくらということで出してあります。したがいまして平成7年、8年、9年、それくらいになりますと 7,000円台の推移をしておりまして、平成10年では先ほど議員がおっしゃいますように4万円程度にはね上がって来ているということから、これはご承知のように10年、11年で焼却場大規模改修をしております。そういう形の中でこの経費が11億 6,000万程度平成10年度には加算された関係で大きくこの経費がはね上がってきたということになっております。続きまして新しい炉の運転経費のお話でございますけども、今日現在も改修工事を進めております。ご承知のようにダイオキシン対策が大きな役割になるわけですけども、当然それらを消化するには高温燃焼で焼却するということで補助バーナーあるいは再燃バーナー、要するにバーナーで釜をよくあっためると言うようなこと、あるいはそういう機器類、大きな公害対策をする機器類がかなりの装備がされております。そういうところの装備に対しての電気料金あるいはそれらの機器類についてのメンテナンス、そういうものもかなり必要になってきます。また大きくダイオキシンを削減する意味で薬剤処理もここで新しい炉ではいろいろな薬剤処理もしなければならない、そういう費用もプラス的な要因になっております。さらに平成12年度からはご承知のように24時間運転を考えております。そうしますとやはり夜間の運転業務の委託というようなことも勘案しますと、かなり莫大な費用が新しい炉ではかかってくるのかなということが推測されるわけでございます。次に、塵芥焼却場から出る灰の量というようなお話でございますけども、ご承知のように一般から出る灰とそれから煤塵いわゆる火灰の処理と両方あるわけですけども、平成10年度の実績でございますけども、焼却灰、煤塵合わせて798トンという量になります。これは平成10年度に焼却処理した可燃ゴミ 7,113トンに対して約11パーセントの灰の量ということになります。ただこの灰につきましては、灰を押し出す装置、灰出装置という湿式の灰の装置があるわけですけども、当然水処理、水を伝って出てくるということで、かなりの水分が含んで重くなっているということで、この灰の含水率が約45パーセントになっているというような状況であります。それからこの灰のダイオキシンの濃度でございますけども平成10年度の分析結果では焼却灰の中の濃度は 0.012ナノグラム、それから煤塵の火灰ですけども、この濃度については 0.44 ナノグラムということであります。それから最終処分場の地下水の安全性の関係ですけども、町の最終処分場につきましては、汚水を地下に浸透しないというような構造で汚水の処理施設を持った管理型の最終処分場ということで運営をしております。したがいまして埋立ゴミと先ほどらいいわれております焼却灰こういうものも同時に埋め立てをしているというような状況であります。で、町のゴミ焼却施設の燃えがら、焼却灰につきましては一般廃棄物ということでそのまま埋立処理をしております。もう一方の煤塵、火灰のほうですけども、これは特別管理一般廃棄物ということで厚生大臣が定める方向に基づいて薬剤処理をしてそれを均等に練りまして重金属が流出しないような処理をした後に最終処分場で埋め立てをしております。平成10年度における重金属の溶出試験の結果については燃え殻を1回、煤塵を2回実施して全て基準値をクリアーしているというような状況であります。それから最終処分場の排出水の関係ですけども、排出水と放流水それから河川水、地下水、この4項目についての水質検査を定期的に行っております。これらにつきましても平成10年度ではこれらの検査はすべて水質汚濁防止法あるいは県の県条例の上乗せ条例の基準値をすべてクリアーして現在最終処分場の放流水の中のダイオキシン類の濃度につきましては平成10年度については 0.0008 ナノグラム未満という結果が出ております。本年11年度につきましては 0.00014ナノグラムというような結果が出ております。いずれにしましても今後もですね、重金属あるいはこういう有害物質等が流れ出ないように十分水質検査等を勘案しながら水質汚濁防止について監視をしていくというような体制でおります。以上でございます。

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Last Update 2000. 4.10