5番(勝呂)
 次に移ります。次は、教育行政について、であります。少し、教育行政ということで、上段に被りすぎたかなあと思いますけども。一つは非行の原因と対策について、長泉町の教育委員会としては、どういうふうに考えておられるのか。そこら辺を聞きたいと思いますが。ひったくり事件など、当町でも児童生徒の非行が目につきます。こういうことに関して教育委員会として、これらの非行の原因は何だと考えているのか。そして、そういう非行を無くすためにはどういう対策を考えられているのか。そういう点について、簡潔にお願いします。
議長(遠藤)
 教育次長。
教育次長
 お答えいたします。その前に、私ごとで恐縮でございますけども。私は今年の4月から皆さんの元を離れまして、教育委員会の方へ参りました。それで、教育委員会の方の日常業務の中で少年の非行という問題について、いろいろ対処してまいりました。その中で、気付いた点、そういう点と一般論とを合わせて、ご答弁をさせていただきたいと思います。宜しくお願いいたします。少年の非行でありますけれども、その非行原因というのは個々様々であります。最近における少年の非行の典型例をあげ、その原因と対策について、ご答弁させていただきます。まず、最近における少年非行については、全く非行歴の無い少年が衝動的に暴力や犯罪行為を行う、いきなり型という非行がございます。また、マスメディアの情報や仲間に引きずられて非行を起こす模倣型。親父狩りと称して、集団的に犯罪行為を起こす集団非行型などがあります。その他、万引きなどを軽微な犯罪行為を繰り返してエスカレートするエスカレート型というような非行があると聞いております。これらの少年非行の形態の原因については少年の問題といたしまして、1番目に罪悪感の欠如と被害者意識が上げられます。重大な非行を起こす少年は、その行為への抵抗感や罪悪感がなく、非行の重大性や被害者の悲しみといった自分の行為の結果に対する理解が欠けていると言われております。2つ目に、主体性・自立性の喪失。これについては現在の子供たちは悩みながらも自分だけで問題を克服するというプロセスが少なく、規範意識が育っていないと言われております。3つ目に、感情を表現をする力の弱まり、これは気持ちを言葉に表すことや、他人とのコミュニケーションが苦手、そのため暴力や非行という形でストレスや不安を解消しているというような。子供自身の問題としては、この3点が上げられるということであります。最初に申し上げましたように、いろんな事例に対応するについて私が感じておりますことは、子供たちの非行と、あるいは問題行動を起こす子供たちというのは、家庭にも問題があるじゃあなかろうかということで、家族の問題も取り上げてみたいと思います。その中で、そういうケースを非行を起こす子供たちの家庭と申しますか、家族と申しますか、そういうふうな特徴と申しましては希薄な家族関係。子供たちが親に叱られた経験がない、親が無関心といったケースが多い。2つ目に、親の規範意識の欠如、補導された子供の親が社会批判を理解してない面が多いということが上げられます。3点目に、親の自信のなさ。これは、自分の子供に対して強く指導ができないという親が多いということであります。したがって、この家庭のあり方が少年非行の原点となるため、この家庭のあり方が非行対策というふうに私は認識しております。一般的にいろいろ、そういう非行対策という書物を繙いてみますと、家庭のあり方という対策は、どういう家庭が望ましいかということがうたわれておりますので、それらを引用してみますと。家庭のあり方、(1)思いやりのある明るく円満な家庭をつくる。(2)家庭で協力して子育てを。(3)家族の会話を増やす。(4)過分な干渉をやめる。このようなことがうたわれております。長泉町の小・中学校で、問題行動あるいは非行を起こした生徒に対しては、子供たちの自立更正を図るべく地域の中の問題として、教師・保護者あるいは地区民生委員の皆さんのご協力をいただいて、連携する中で対応し、学校では教師が学習及び部活動の場を通して、自己に対する非行の重要性を認識させるべき指導に当たっているというのが現状であります。以上であります。
議長(遠藤)
 5番。
5番(勝呂)
 確かに、家庭に問題があって、そういう非行に走るという児童・生徒もいるわけですけども。また逆に、家庭に問題があっても、頑張って生きている児童・生徒もいるわけでありまして。家庭にある問題に打ち勝つ力というものが、やっぱり教育によって培われるじゃあないかというふうに私は考えます。そういう意味で次に、生徒を主人公にした教育学習の環境整備をということで、2点程伺いたいと思いますが。1つは、教室が狭くはないかということであります。長中の1年生ですか、1学級40人ということを聞きます。これを、1学級に生徒が多いということは、私は再々指摘してきましたけれども、40人を相手に一人ひとりの生徒の顔色とか、一人ひとりの内面を分かって授業を行っていくということは、もう既にできないということが、常識になってます。だから、先生を増やせということは今回は言いません。ただ、教室が狭いのではないかということを今回は問題にしたいと思います。生徒のイライラはこういう所から、つまりハード面からも生ずるのではないかと言いたいのであります。聞くところによりますと、大きな事故は起きていないけれども、そういう40人もいる教室では、ちょっと椅子に足を引っかけたり、それから足元に置いてある鞄なりに足がつまずいて尻餅をついて、あるいは膝を擦りむいたというようなことが日常的に起こっているということであります。確かに、大きな事故にならないから、表には出てきませんけれども、やっぱり、1クラス40人という、そういう所では教室が狭いのではないかというふうに思いますけれども。当局はどうお考えでしょうか。
議長(遠藤)
 教育次長。
教育次長
 お答え申し上げます。現在の小・中学校の校舎における普通教室の面積は、長小・長中・南小では63╂、北小で61╂、北中で72╂であります。この面積は1クラス40人と想定いたしますと、1人当たり1.52╂から 1.8╂というふうになっております。この面積は畳に換算いたしますと、畳約1帖弱の広さとなります。教室内にロッカー、教壇等のスペースを除いても普通の学習に支障はないというふうに思っております。なお、美術・家庭科・理科等の特別教室と申しますか、比較的スペースを必要とする科目については、特別教室を利用しているというような内容になってございます。因みに、近隣市町村の最近の普通教室の広さを調べてありますので申し上げますと、清水町では最低が63╂から64╂、裾野市では61.2╂から63.9╂、沼津市では56╂から68╂、函南町では 61.32╂から67.5╂といった内容になっております。これから少子化に向けて1クラスの構成人員が少なくなっていくという傾向の中では、適当な広さではないかというふうに考えております。以上です。

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Last Update 2000. 2.10