8番(八木)
がんセンター周辺に公共用地の取得を、ということで質問をさせていただきます。平成14年の開院を目指すがんセンターを核として、今後も大型関連施設等の整備が予測され、夢と希望に溢れた新たな21世紀のまちづくりの進捗を図り、雇用の創出、まちの活性化等を図る道筋をつける時期にきております。長泉町の工業構造の高度化と均衡のとれた地域構造の実現を図るためには、がんセンターの周辺地域へ幅広く先端技術産業を導入していく必要があります。現在の主な交通体系であります、東海道新幹線、JR御殿場線、東名高速、国道1号線、国道246号線と新しい道路体系の第二東名、東駿河湾環状線それから池田柊線、片浜池田線などにより先端技術産業などの集積がより可能となってまいります。私は、学術・教育と研究開発の機能に着目をし、これらに関連した先端技術産業を周辺地域に導入をし、県立がんセンターを中心とした整備の方向性を示し、雇用の創出、町の活性化等の構想を推進すべきであると考えます。これらの構想を実現するためには、それなりの用地、種地を用意する必要性が生じてまいります。学術、研究などの機能集積や新素材、バイオなどの先端技術産業分野の研究開発拠点を形成するためには、それなりの用地が必要であります。しかしながら、公共用地の取得には困難が予測をされ、バブル経済崩壊後の昨今の経済状況からして町の財政状況も厳しく、その整備にあたっては段階的に進めざるを得ません。このような状況の中で現在、当町にインターチェンジが設置をされる第二東名の建設が進められており、この高速道路の建設工事で生ずる建設残土を道路公団が無償で公共に対して埋め立て提供をする旨の話を私は聞いておりますが、残土処理ということでありますので、道路公団の意向は期限付きとのことで、早急な判断が必要であります。がんセンターの北側隣接地に、東名高速から第二東名の建設予定地域まで南北約700メートル、東西約100メートルの大きな洞地の山林が存在をしております。この洞を整備するのには、多額の費用を要するため、現状では整備は到底困難であろうと思われます。そこで、私は町でこの山林を取得をし、第二東名高速道路の建設に伴い生ずる残土を有効利用することで構想実現に向け、公共用地として安価に整備をすることができると考えます。まさに、最小の投資で最大の効果を得る絶好のチャンスであります。安価に土地の有効利用が図れるとともに、長泉町の将来への道筋をつけることとなり、私が委員長を務めております、がんセンター周辺整備対策特別委員会の中間報告書にもあります、ファルマバレー構想、周辺丘陵の豊かな自然、理想的な環境を生かした、自然、人間、技術のバランスのとれた、サイエンスパーク実現への第一歩となるものと私は確信をしております。町長の所信を伺いたいといいますか、長泉町の将来のためにご決断をいただきたいと思いますけども、その点についてはいかがでしょうか。
議長(遠藤)
町長
町長
ただいまの八木議員のがんセンターについてのご質問にお答えさせていただきます。がんセンターにつきましては、ご存じと思いますが、年内に建築工事に入る予定と伺っております。ますます期待が膨らんでくるわけでございます。また、将来的にはがんセンターを生かしたまちづくりをしていくべきだということの考え方には立っております。この点では議会の「がんセンター周辺整備特別委員会」でいろいろと検討、研究され、ご提言をいただいておることでございますが、心から感謝を申し上げたいと思います。これからの新しいまちづくりとして、周辺に研究開発あるいは学術等の施設の進出、集積が望まれるわけですが、現時点では具体的な計画まで至っておりません。一方、町の事業として取り組むべきものも出てくると考えられます。そこで今お話のございました、北側の山林700メートルの100メーターという面積でございますが、この用地取得と建設発生します土を使っての埋め立てですね、これのご提案でございますが、いろいろ、とはいいましても、問題点があるわけでございます。といいますのは、道路公団の発生土処理のスケジュール、それから用地取得が現実的に可能か、また公団のスケジュールと合うか、土地が求められなければはじまらないわけですがね、ということ。それから3つ目といたしまして、残土処分を含めた開発に係わる法的の規制、それからこれに伴う長泉町の負担、それから財源対策は可能かということでございます。いずれにいたしましても億という金が必要なわけでございます。事前に用地買収ということになりますのでね。ということで幾つかの問題点も抱えておりますので、これらを十分検討した上で、前向きにといいますかね、可能ならば求めていきたいなと、また、お願いしていきたいなということで、これからも考えさせていただきたいと思います。以上、お答えさせていただきます。
議長(遠藤)
企画広報課長。
企画広報課長
ただいま町長のほうからご答弁させていただきましたけども、基本的には同様でございまして、先程質問者のほうから南北700メートルそれから東西100メートルというお話で現在の東名高速道路から第二東名にかけての、がんセンターの北側の話しなわけですけども、先程町長がご答弁しましたように、幾つかの現在でも課題っていいますか、クリアーしなければならないことがあると予想されますし、現地は洞地が山林ですけども、その周囲に農振農用地等がございまして、山林だけですと具体的にいいますと約6ヘクタール、それ以外の農振農用地を含めますと、ほぼその倍位の面積で、農振農用地といいますか、東西にあります町道をはさんでいる間ですけども、面積も膨大になりますし、先程いいました、なんといっても道路公団のスケジュール、これが第一になるものですから、それらを具体的に検討して町として対応できるか、また、先程、この前の質問で運動公園の関係で、財源的なお話がでましたけども、町としましてもいろんな面で事業の中で財源が非常に逼迫しておりまして、これらに対しての財源対応、どのような方法で確保していくか等も含めまして検討してまいる所存です。
議長(遠藤)
8番。
8番(八木)
この土地ははっきり言って民間のもんですからね、協力してくれないっていえば、それはそれでできない話で、まして期限もおそらく限られてきておりますよね。そういう中での話ですから、私は個人的には、何が何でもあそこは欲しいところだな、要するに土地の有効利用という面からね、はっきりいってあんな洞地ですからね、そんなこといったら地権者に叱られるのかな、自分たちで開発するとなったら莫大な費用を要して結局開発できないんですよね。そういう部分において降って湧いたような話っていうか、たまたま第二東名高速道路を工事する残地の処分、そういう部分において洞地そこら辺を利用していただければということですけども、なんかどうも話に聞きますと、道路公団のほうも最初は大分切羽詰まってきていていい条件できていたようですけども、道路処分地がだんだん確保されるようになってきまして、条件が逆に当初いってきたよりも、なんていうのかな、自分たちの条件を甘くしてくるというか、町にちょっと負担をね、町が当初考えていたような状況ではなくなってきたというようなことも聞いておりますから、そこら辺のところも十分考慮しながらやっていかなきゃならないのなかと思いますけれども。将来のまちづくりという面からいったらなんとかそういう方法をとっていただければなというふうに思っております。ぜひよろしくお願いいたします。
それでは、次の質問に入ってまいります。
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Last Update 2000. 2.10