議長(安斎)
 12番。
12番(関)
 だいたい現在の考え方は理解をいたしました。次に、平成9年9月の議会でですね、勝呂議員が豊田町の循環バスの計画について質問されておりました。その中の答弁として当時の福祉課長が、道路整備の点あるいは陸運局の許可の問題、運営方法と費用の点で問題があり、今は考えていないというような答弁がありました。私は昨年度の個人研修で、今年の2月でございますけれども、当の豊田町へ行く機会がありました。その中で市営の循環バスが実際に運行されているところを見てきたわけでありますけれども、実際に乗車をしてみました。実感としてはこれが町でやっているバスかというぐらいに驚いたわけであります。その時の勝呂議員の先ほどいったように、質問の中で、今現在考えていないというような話をはっきりいっておりますので、私がすぐやれというつもりはありませんけれども、これ一つ多いに考えてみる必要があるのではないかということで質問させていただいているわけであります。この豊田町の循環バスはJRの東海道線に豊田町で新駅を開設しようというところから始まったわけであります。たまたま豊田町新駅は田んぼの中ということもありまして、これから各公共施設あるいは各地域へ結ぶアクセスということで、そういったバス等が必要だということがまずあったわけであります。当初は民間バスということで民間会社にいろいろ打診したわけでありますけれども、そういったような状況の中でバス会社はのってこなかったというようなことで、当局はいろいろと知恵をしぼったわけであります。その知恵がまた僕はすごいなと思ったんですけれども、回っているバスについては全く民間会社のやっているバスと同じようなルートで同じようなやり方で走っているわけですけれども、それを福祉バスと呼んだところがみそじゃないかというように思うわけであります。しかも白ナンバーで運行をしているわけです。福祉バスという名目にすれば補助金がおりるということも当然あるわけでありますけれども、白ナンバーで運行しながらしかも乗車賃をとっているわけです。これも普通に考えれば先ほどの前回の質問の中での陸運局云々の問題が出てましたけども、それは白バスじゃあ運転がそういう乗車運賃をとれないということを前提とした答弁だと思うわけですけども、そういったことでやはりなんていいますか、物を見る見方をですね、少し変えればこういった形で出来ないと思われるものが出来るわけでという事があるわけでございます。その白ナンバーでなぜ運賃を取っていいかということになりますと、道路運送法の第80条という条項があるそうですけれども、そこに特別条項がありまして、それを適用すると白ナンバーでも取れるというようなことであります。事業費については前回勝呂議員がおっしゃっていたように町で2台の福祉バス、これは構造といたしましては車椅子もそのままバスに乗り込むことができる、そういう構造に今なっておるわけでございます。車の購入費は大体2台で 5,000万円程度というようなことでありますけれども、乗車賃は一回りは1回に100円というようなことで取っておるようでございます。またここもいろいろ考えているなと思ったのは、なんていうですか、バスに乗る専用カードというのを作ったわけですよね。それで11回分で 1,000円ということでその専用カードを作るわけでありますけれども、勿論現金は1回100円でいいわけですが、そのカードを使いおわっても、また 1,000円払えば11回分の同じカードで入場ができるというようなシステムになっているというところがまた考えているなというようなこともありました。それからこのバスカードですね、このバスカードをわが町でも行っております、敬老の日に敬老祝い金というのを大体の市町村でやっているわけですが、その敬老祝い金のかわりにこのバスカードをですね、配布するというようなことで、全く知恵を絞りながらやっているなというようなことを感じたわけでありますけれども、ちなみに運営費は年間 3,700万程度かかる、2台でですね、それで補助金が 1,400万ぐらい入るんで、町の負担が 2,300万程度であるというようなことであります。ちなみにその敬老祝い金をですね、例えば長泉でこれに変えたと仮定をいたしますと約 2,800名位の70歳以上の高齢者が長泉にいるわけですが、 5,000円として 1,400万、そういったことを考えていきますといろいろ知恵を絞りながら物事やっていけばなにか違ったことが出来るのかなというような感じがしたわけであります。それで先ほどは営業ナンバー営業車バス会社の話があったわけですけれども、これからいろんな形の中で高齢化社会に入っていくというようなことを考えますと、やはり昨日も大川議員がいっておりました、高齢、老人保健医療、医療保険の問題と結びつくのではないかというように思うわけであります。そういったことも考えて、例えば各施設、町営グランドあるいはまた温水プールそれから福祉会館等々、高齢者が気軽にですね、そういう所を利用できるようなそういった循環バスをしながら高齢者の健康維持に向けて検討したらどうかというような感じがするわけであります。高齢者、先程いった老人保健医療にしても約 3,000名弱で21億という膨大な医療費がかかっているわけでございまして、これが例えば1パーセント減らすことができればこの1年間の町負担の維持費が捻出できるというようなことになるわけであります。計算上でございますけれども。そういったことでぜひ検討をしていただきたいということであります。ちなみに豊田町の人口は皆さんご存じだと思いますけれども2万 9,000人弱、財政規模は一般会計で97億という、ちょっとわが町よりやや小さめな町でありますけれども、そういった思いきった施策をしているということでありますので、ぜひご検討をいだきたいということであります。ご所見をお伺いしたいというふうに思います。
議長(安斎)
 企画広報課長。
企画広報課長

 今、関議員さんただいまの質問といいますか、ご提言のあの冒頭に前置きをされたようなことのように、現在のところ平成9年福祉課長が答弁した状況とは特別な変化はないというふうに考えています。それで豊田町の例を今申し上げられたわけですけども、多少こちらのほうも今回の質問を受けましてから調べてみたんですけども、豊田町と長泉の比較した場合、豊田町でこの福祉バスですか、循環バス、これ導入した背景が一番違うと考えられますのは、豊田町には既存のバスルートがなかったというふうに聞いております。皆無かあるいは多少あったか、そこまでちょっと聞きませんでしたけども、そういうような状況の中でその辺が違うよということ、それから少なくとも福祉にしても循環型にしましてもこのバスシステムを導入するには、今回のように行政改革が叫ばれまして町でも取り組んでいるような状況ですと、まず1は民営でそういう運行が出来るかというのが一つ前提だと思います。現実にはなかなか経営状態が苦しく、長泉の中でも赤字路線となっているところもございます。そういうような中で、なかなか現在の中でどの程度の見込みが考えられるかということからすると厳しいんじゃないかと、ならば、今のお話のように次に展開していくなら町でやったらどうかと、そういうような展開になってきているんだと思われますけども、先ほど申しました財政負担の関係あるいはどの程度の利用者が見込まれるかとか、あるいは現在それぞれ例えば福祉関係で福祉協議会での福祉会館までのバスで老人会等の送迎等しております。それをはじめとする現在行っていますサービスの重複している部分の整理とか現実の段階になってくるといろんなものの整理統合がでてくると思います。そうした場合に果してどちらのほうが利用者側からすると本当のサービス、細かいサービスになるかというようなことも出てくると思いますし、またそうすることによって先ほど申しました民営のバス会社の既存の路線に与える影響ということもこれは考えられるわけでございます。るる申し上げましたけどもそういうようなことで平成9年の答弁と同じような答弁をさせていただきまして、現在では導入は難しいんじゃないかという、そういう状況でございます。
議長(安斎)

 当局答弁者におかれましては、はっきり挙手をしてから答弁をしてください。12番。
12番(関)

 いろいろな答弁をいただきました。これはすぐにすぐというようなことでは当然ありませんですけれども、そういうようなやっぱりこれからの行政改革の中でもそうであると思いますけれども、発想の転換を図っていくということが大変大事なことだろうというように思います。今日はいろんなことを注文させていただきましたけれども、これで私の質問を終わりにさせていただきます。

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Last Update 1999.10.13