議長(安斎)
7番。
7番(花房)
331人の対象のうち、6人だけが要検査ということで、そのうち4人が弱視だったということですね。わかりました。これは3歳の時でのアンケートとランドルフ環での調査によるものだと思います。子供たちの正確な目の検査というのは、さらにこのあと毎年検査をするというわけではなく、学校に入ってからが対象になるのではないかと思うんですけれども、学校での健康、体力診断というのではなくて、健康検査ですか、その時、1年生から小学校ですと1年生から6年生まで、学校に入学するときとかあるいは4月によくそういうのをやっておりますけれども、中学生までという、その視力検査の結果というのが統計で出ているものと思われます。長泉町での実態というもの、学校にあがった時から健康の調査の内容というものが今どうなっているか、長泉町の実態というものを平成10年度あるいは9年度統計の出ているところで伺わせていただきたいと思いますが、よろしくお願いいたします。
議長(安斎)
教育次長。
教育次長
お答えいたします。毎年各小中学校においては定期健康診断を行っております。ご質問が視力の状況および目の疾患ということでありますので、平成10年度の定期健康診断の中で眼科検診についてご報告申し上げます。一般に視力の中で、1.0
未満のものを低視力者というふうにいっております。この低視力者の数とその割合について述べますと、各小学校でございますけれども長泉小学校では受診者813名のうち低視力者323名その割合は
39.7 パーセントにあたります。以下長泉北小では666名のうち低視力者230名でその割合は 34.5 パーセント、長泉南小では688名の受診者のうち、低視力者153名でその割合は
22.2 パーセントにあたります。小学校全体では 2,167名の受診者のうち706名が低視力者といわれます。その割合は 32.5 パーセントということでございます。そして主たる疾患としましては、小学生全体でございますけれども、斜視といわれるものが8名、色覚異常が13名という結果でございます。続きまして中学校のほうにまいりますと、低視力者の状況は、長泉中学校で検査者637名のうち365名でありまして、全体の
57.3 パーセントのものが低視力者でございます。また、長泉北中では493名の受診者のうち252名が低視力者で 51.1 パーセント、中学生全体では 1,130名の受診者のうち617名が低視力者ということになっておりまして、その割合は
54.6 パーセントにあたります。中学生の主たる疾患といたしましては、斜視が3名、色覚異常が22名という数字になっております。以上です。
議長(安斎)
7番。
7番(花房)
本当に子供たちの目が悪いということがよくわかります。小学校で平均3割 32.5 パーセントの子供たちが 1.0の視力がない。中学生においては半数以上なんですね、54.6パーセント。これは本当に私たちなんとかしなければいけないんじゃないかというふうに考えるべきだと思うんです。南小の場合の統計なんですけども、昭和53年と63年と平成10年の10年間ずつに調べた数字がありました。それでそのときの低視力者の数字が昭和53年は
12.8 パーセントで下。63年は 13.1 パーセントです。平成10年になって昨年ですね、 22.2 パーセントになりました。一挙にここで1割位、10パーセント位増えたわけです。これらはなぜこんなに増えたのかということを南小の養護の先生に伺ってきたところ、例えば昭和53年、63年位の頃はテレビゲームというものがまだそれほど各家庭に普及されていなかった。買って使っていたにしても、そのお兄ちゃんお姉ちゃんあるいは親が使っていた。当人はある程度大きくなってからでなければ触れなかったんではないか。ところが平成10年のころになりますと、下のお子さんたちが親がやっていたり、お兄ちゃんお姉ちゃんたちがやっていたら、それを側で見ていて、しっかりテレビゲームをいっしょになって自分がさわらないまでもゲームの動きを見ていた。だからゲームにさわる時間が早くなってしまって、目を酷使するようになってしまった。さらに外で遊ぶことが少なくなったこと。私たちの小さいころというものは、それこそテレビなどありませんでしたから、空を見たり星を見たり、緑をみたり、外を駆け回ったりっていう、その遊びの中で目を十分休ませ、訓練できていたと思うんですね。それらがなくなってきたことがやっぱり主たる原因ではないか、そして今の教育問題に踏み込むつもりはないんですけれども、どうしても学校の勉強以外に塾通いがお子さんたちが増えています。そうしますと目を休める時間がないという、大人も仕事で使ってはいるんですけども、まだまだ目の改善できるころ、9歳ぐらいまでは改善できるというのに酷使しているという現実がこの数字に現れているものと思います。そして受験戦争など中学生になって3割が一挙に50パーセントを越えてしまうというのは、さらに勉強やということが加わってくるのではないかというお話でした。そしてこの目がもっと早く見つけてあげることによって、目を大切に使うんだよという教育などがなされれば、こんなに中学生の段階で半分以上が眼鏡が必要、矯正が必要というような形にならないのではないかと考えます。日本人が海外にいくと眼鏡をかけているのがとよくいわれましたけれども、あまりにもそれを裏付けるような数字は撤回していきたいものだと思います。先頃、NHKのテレビで乳幼児の目の検診を富士宮でやっているよというのが紹介されておりました。子供の瞳をカメラで撮影するもので、お母さんの膝にだっこされた子供は1メートル位前のカメラのようなものですね、それの機械のピカピカピカピカと光っているものを見ている間に写真を2枚とります。そうするとその写した写真によりまして瞳の瞳孔の中にある三日月型というんでしょうか、撮影できるものの形によって近視と遠視と乱視、そして斜視、不同視というのですね、右の目と左の目の視力が違っていて、例えば右が
1.0あっても左が 0.6とかというときがありますね。そういうのは 1.0あるから普通に見えているから悪いほうの目のほうのことが気がつかないで過ぎてしまっていて、直すことができなかったという、それらの視力の差というものも、その幼児の段階でこの写真によって判定できるというものが紹介されておりました。富士宮市は全国初の導入ということで、大変注目をあびているということでした。平成9年ぐらいから実施しているという、その時の説明でした。小さい子の時にアンケートやそれからランドルフ環のなかでは、それこそ331人中6人ぐらいというのが結果として、受診者は200ですからもっと少なくなるんですけれども、異常者が6人ぐらいしかみつかっていなかったわけですね。それがもっとたくさん見つけられるというような数字の報告がされていたと思います。この富士宮市での成果というんでしょうか、それらがどの位今行われているかというのをおたずねしたいと思います。機械のお値段だとか一人当たりにかかる経費だとか、そういうことも合わせて聞かせていただけるとありがたいと思います。
議長(安斎)
健康管理課長。
健康管理課長
お答えいたします。私ちょっとNHKのテレビは見なかったんですが、一応富士宮市の様子を聞いてみました。富士宮市では全国ではじめて3歳児検診時に眼球撮影の機器、いうなればフォトスクリーナーっていうですか、その機械を用いて眼科検診を行っているようです。その成果として、今まで問診、いうなれば、そういう問診だけでは拾いきれない治療の必要の子供、いうなれば斜視、弱視それから屈折異常、そういうものが早期に発見できて治療へ結びつけることが出来たという成果を挙げているようです。フォトスクリーナーのいうなれば機械本体それから検診判定に必要な費用ということですが、テレビ放映がされて非常にメーカーのほうも今なんか強気というようなことで、放映前には60万弱というような機械が現在70万程度になっているようなお話も聞いております。検診それから判定用の費用としては、仮に330人ぐらいの方を対象にしたとした場合に、それらの判定に伴うお医者さん等の費用まで含めますと、その判定費用として約20万弱というような内容になろうかというふうに思っております。
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Last Update 1999.10.13