2番(大川)
次に、チャイルドシートに補助金をということで、お伺いいたします。チャイルドシートに補助金を出すという考えはありませんでしょうか。お伺いいたします。道路交通法の改正によりまして、チャイルドシートの着用が来春から6歳未満の子供全員に義務付けられます。平成10年度の着用率は
8.3%ということです。警察庁の調査によりますと、6歳未満の交通事故による死傷者数は1993年から5年間で45%増加しています。全年齢の死傷者に比べて3倍以上の増加を示しているということです。また、6歳未満の幼児に係わる自動車乗車中の交通事故被害で、致死率がチャイルドシートを着用の時が0.03%、着用していない時は0.26%と9倍ちかくになっています。死亡重傷率は着用している時が0.67%、着用していない時が2.14%で3倍以上ということで、チャイルドシートを着用することの効果は歴然としております。子供の安全確保は大人の義務であり責任です。子供1人にチャイルドシート1台が必要になってきます。6歳未満の子供が2人3人といる家庭には経済的負担はとても大きくなります。また、チャイルドシートは乳幼児・幼児など、子供の体格に合った安全のシートを選ぶ必要があるということなので、成長によって買い換えが必要になってまいります。そこでまた、保護者にかかる経済的負担はより大きくなるということになります。3月に出されました長泉町の子育て支援総合計画の笑顔あふれるまちながいずみ、エンゼルプランの中の子育ての実態とニーズの項目に、就学前乳幼児の保護者へのアンケートの調査があります。それによりますと、子供を保育しているのは98.8%が母親です。その母親の働いている理由が家計を助けるため43.9%。家計を維持するため31.6%ということです。この数字をちょっと覚えていただきたいなあと思いますので、もう1度繰り返します。母親が働いている理由が家計を助けるためということが43.9%。家計を維持するためということが31.6%です。それからその人達の持ちたいと思う理想の子供の数というのは3人が58.4%、2人が33.3%、4人が
6.2%です。しかし、実際その人達が産もうと予定している子供の数は2人が56.7%、1人が27.7%、3人が14.4%ということです。現実の子供の人数が理想としている人数よりも少ない理由として、子供を育てるのにお金がかかるという経済的理由をあげている人が34%、家が狭いからということが12.6%という、これは長泉町内の調査の結果であります。4月から長野県平谷村では子供が生まれた家庭には、チャイルドシートを出産祝いに送ることにしたそうです。来春からチャイルドシート着用が義務付けられるわけですが、そのチャイルドシートの1台の価格が高いということで、そのチャイルドシートの普及を妨げている面がある。そういうことから出産祝で送ることにしたそうです。別の町では1歳から6歳までの乳幼児向けのチャイルドシートを貸出し用として購入し、それを貸出したそうです。また同時に不要になったチャイルドシートを引き取って、それを貸出すことにもしているようです。それから、新潟県の上越市では昨年度は不要になったチャイルドシートを引き取ってリサイクルを行っていたわけですが、今年は補助金を交付をすることにしたそうです。先程、2度も繰り返しましたが、長泉町の就学前乳幼児の母親の働いている理由が家計を助けるためが43.9%、家計を維持するためが31%ということでした。不況の嵐がまだまだ吹き続いています。リストラの恐怖もあるわけです。経済的にも大変な若いこの家庭に、そして子供たちの安全のために、チャイルドシート購入に補助金をというお考えは、いかがでしょうか。地方分権も言われております。長泉町独自の考えで、長泉町の住民が何を望んでいるのか、それから、これから益々進む少子化への歯止めも考慮した上でのお考えを伺いたいと思います。
議長(遠藤)
参事。
参事
お答えいたします。道路交通法の改正が通りまして、来春から施行されることになりまして、ただいまのチャイルドシートがかなりこれから本格的に普及されていくやに考えております。今、大川議員の話の中にもありましたけども、このチャイルドシート、勿論これは必要だからやるわけですけども、また別の一つの課題を抱えます。これはかなり実際にはガサがあるわけですね。長泉町の今、6歳未満の子供たちが約
2,400〜 2,500人いますでしょうか。こういう子供たちが皆さんチャイルドシートを着用されますから、ゴミとして相当の1つの課題を背負うかなあというふうに思います。今のところは私どもでは補助制度は考えておりません。ただ、今、大川さんのお話しにありましたようにね、これは実際にはかなりリサイクルを活用すべきだというふうに考えています。子供はお話しのとおりドンドン成長しますし、一方ではこれただ使い捨をわすれば非常にゴミが増えてくると。こちらの処理もまた大変な話ですから、当然リサイクルということを考えますよね。今ある、ですから、役場でも不用品活用バンクをやって、既に今、そんな不用品活用バンクでも、その要望があるようですけどもね。これらが実際にチャイルドシートがドンドン普及されていけば、誰しも考えることかなあと思います。これらを大いに充実して、対応していきたいというふうに考えてます。一方、県下で既に交通安全協会、これは警察署単位にありますけども、ここで一部貸出しをやられる所があるそうです。私達、ここを管轄する交通安全協会、沼津署管内になりますね。今、ここには現に貸出しをやっている所がありますから、そういうひとつ貢献をしていただけないだろうかというような働きかけは今している状況であります。ただ、実際問題として貸出しというのは非常に難しい、例えば期間の問題がありますよね。ですから、もう、例えば子供たちが大きくなるまで貸せるということになれば、当然壊れるまで使う、使用すること。実際にはあげてしまうような形になるんでしょうか。ですから、例えばどこかへ旅行に行く時にある期間を貸せるとかね、何かそういう期間の問題も一つの課題としてあるのかなあと。これはよそと言いますか、町が直接じゃあなくて、交通安全協会にそういう働きかけをしていくということで、町としては先程も申し上げましたように、リサイクル活動を充実させて対応をしていきたいというふうに考えております。以上です。
議長(遠藤)
2番。
2番(大川)
長泉町の役場の庁舎内の掲示板にも、そのチャイルドシートを譲って下さいという掲示も確かにありました。家計の負担を軽くしたいなあという思いの保護者の方達は多いと思いますので、そのリサイクルをしていくということは、とても必要なのかなとは思います。その時に、私もそれは考えました。だけど先程、参事がおっしゃっていたように、長い期間借りるということで、安全面の心配というのがとてもあるように思うんですね。そのあたりのケアというものをきちっとしていっていただかないと、折角チャイルドシートを締めたから安全ではなかったという結果では、悲しい思いをすると思うので、その辺のことはどのようにお考えになりますでしょうか。
議長(遠藤)
参事。
参事
お答えします。今、実施しております不用品活用バンクは、あくまでも町は仲介をしているだけでなんです。ある個人がそういう必要ではなくなったけども、何か捨ててしまうのは勿体ない。誰か、活用していただける人はいないだろうか。これを町に申し出でをしますね。そうすると、他の個人が今度はまたわざわざ新しい物を買うよりも、そういう活用ができないだろうかと。そういう希望があれば、それを電話等で斡旋をしているだけなんですね。ですから、あくまでも個人対個人の関係になりまして、町が1回引き取ってあるわけでありませんから、その後のいわゆる責任問題というのが生じてないわけですよね。今、そういうことが果して旨くいくのかね、勿論、対象が幼児のことですから。また、例えば1度何らかの形で町が引き取って安全点検をして、リサイクルをしていくのか。これから少しそんなことをね、対象が幼児のことですから、考えてみたいというふうに思っています。以上です。
議長(遠藤)
2番。
2番(大川)
その辺がすごく私も心配だったものですから、補助金という形で新しいものを与えてもらいたいなあという思いがあったもので、補助金のお考えを伺ったわけです。それで、是非とも早急に、リサイクルしていくことは反対ではないので、そういう品物を有効利用ができるような、そういう仕組みを町の組織の中と言うか、町のケアの中でやっていっていただけたら、とても有り難いと思うんですけど。もう1度、その辺はお考えがあるかどうか、伺わさせて下さい。
議長(遠藤)
参事。
参事
お答えいたします。町全体の話にいろんな課に係わるような話になろうかと思います。私、今現時点では先程申し上げましたように、個々でやるのか、個人と個人でやるのか、あるいは1度点検をした物をリサイクルさせるのか。こんなふうに今のところを取り敢えず詰めて、かなりこれは来春ということになりますと、その間にドンドン、これは着用が増えてますからね、早急にそんなところを内部で検討してみたいというふうに思います。以上です。
議長(遠藤)
2番。
2番(大川)
子供たちのためです。是非、良い方策をお願いいたしまして、私の質問を終わりたいと思います。
copyright(c) 1997 長泉町役場 議会事務局 e-mail:gikai@nagaizumi.org
Last Update 1999.10.13