1番(安斎)
 それでは時間の関係もありますので、大きい項目の2番に入りまして、広域行政への取り組みについて質問をしてまいります。地方の時代、地方分権の移譲など、全国的に地方自治見直し論議が活発になりまして、昭和60年代よりも広域行政、広域連合、そして中核市法案の制定によりまして、中核市構想など具体的な自治体の取り組みが新聞紙上を今まで賑わしておるのが現状であります。当議会におきましても、特別委員会におきまして、これは平成9年の12月に特別委員長の杉山委員長を委員長としまして、広域行政に取り組みまして、今議会においておそらく報告があるのかなあと思いますが、やってまいりました。私も今まで幾度となく、この広域行政につきましては質問をしたり、提言をして申し上げてまいりました。但し、まだ住民の意識というのが塾度が高まっていないということなので、積極的な取り組みにはまだ至っていないのが現状であります。しかし、この広域行政につきましては最近の近隣市町の動向、我が町の行政事情などを踏まえますと、項目によっては積極的に取り組みがなされる現状であります。まず、これらの取り組みの状況と今後の展開されるであろう行政の事情について、お尋ねをしたいと思います。
議長(遠藤)
 企画広報課長。
企画広報課長
 広域行政についてお答えいたします。今、お話しありましたように、広域の議会の中でも特別委員会を設置していただいて、いろんな検討をしていただいておりました。現実に既に幹線道路網等は勿論、広域の中でそれぞれ整備されておりますし、例えば産業面におきましても最近、あしたか牛の銘柄化、こんな物も当然広域の中でいろいろ支援もされております。また、最近ですと介護法の話しもいろいろ広域の中で対応議論されておりますし、さらにこれは議会の特別委員会でも昨年にご提言をいただいて、その後かなり動きがありまして、来年度は東部の駿豆地区広域市町村圏の中でかなりの市町村が住民票と印鑑証明の相互発行に取り組んでいくというような状況になっております。現実は私達のまさに生活環境が広域の形体になっておりますから、いろんな分野でそれぞれ広域協力というものが行われておりますし、またこれから大いにそういったものも必要になってくるだろうというふうに考えております。以上です。
議長(遠藤)
 1番。
1番(安斎)
 広域行政の取り組みについては議会と特別委員会との中で、非常に熱心にやられておりますし、その報告を聞こうというふうに思っておりますし。今言われているような住民票の関係とか印鑑の諸証明の発行とか、消防の広域の取り組みとか、多々あろうと思います。そういう意味でもう既に、広域というものは動いているわけであります。そこで次に、東部の広域都市構想についての考え方について、町長もしくは企画広報課長にお尋ねをしていきます。昨今、平成10年、昨年ですね、12月に三島の市長選挙が行われました。今年に入りまして平成11年の2月に清水町々長選が行われました。この度、4月25日もしくはその4月11日に統一地方選挙が行われる予定でありまして、県議会・市町議会が選挙が行われます。いろいろなパンフレット等、もしくはお言葉を聞いてますと、大部分の議員さん、立候補さんの方が、町長さん、市長さんに立候補されている方が公約の中で広域行政を推進をうたっている人が大半いることに非常に注目をされるわけであります。この中でよく、静岡県の活性度合いを比較する時に、西高東低という表現もされるわけであります。西に浜松、中部に静岡・清水というふうな大きい都市がガンとして頑張っておりまして、商工業の活性化や経済の発展がよく見られまして、行政間の協力もよくまとまっているわけであります。また、広域都市圏のお話し合いも進んでいるという状況にあります。また、民間レベルでもいろいろの発想がまさに行われまして、行政を動かす状態になっているわけでありますが。この東部広域市町圏というものは、今現在何もやられてないとは言いませんけども、西と中部に比較しますと全く一歩も前へ出ていないというのが現状であります。東部と言いますと、富士・富士宮ありますけども、こちらの富士川以東の話しをしますと、三島・沼津が起点として、これからの盛り上がりをしていかなければ、この東部の広域都市構想というのはいかないであろうと思うわけであります。民間のレベルの中によくサンフロント21という懇談会がありまして、この民間支援団体が目指す広域連合の模索で頑張っているというのが現状であります。これから2000年以降のことを考えまして、住民が一体として物事を考えて進めていく時代が必ず来ると思います。その中で、東部新都市構想ということを考える時に、かってにですよ、今現在、私自身が考える中に、沼津・三島を核として裾野・函南・清水町・長泉町という形で言いますと50万都市構想になるわけですね。また、沼津・三島が割れて、長泉町・清水町・函南町等々がそれなりの方向に行ったとして30万都市構想ということがなるわけでありますけども。何れにしても、この議論を今進めていっても奇怪しくないと思うんですね。今、はじめていっても来年もしくは5年先にその話しが実を結ぶなんてことはまず絶対ありませんですね。いずれにしても10年から20年の長い年月を費やすことになろうと思います。その時に、先程町長もちょっと話ししたかもしれませんが、沼津三島のこの地を見たときに、地理的な条件とか、都市計画的な条件を見ますと、我が町が長泉町がイニシアチブをとることは間違いないと思うわけであります。ということで周辺自治体を是非、事務レベルの協議会を発足をするホスト役になっても、私はおかしくないと思うんですが。この辺のところで、まず町長の方の基本的な考え方なんでしょうか。そこから、また具体的に企画課長の方にお願いをしたいというふうに思います。
議長(遠藤)
 町長。
町長
 大変大きな問題になるわけですが、お答えをさせていただきます、現時点でね。私も今、安斎議員の言われました、将来はそうなるだろうなあということは頭の中には浮かんでいるわけです。もっと、最近でございますが、かつて沼津市から例の中核市ですね。呼びかけがあったことは皆さんもご存じだと思います。もう1度復習の意味で私自身も復習の意味で申しますと、伊豆長岡・清水町・長泉町ということで、当時の首長が私の所へも参ったことあるわけですが。今お話しのございました我が長泉の東側には三島がございますよというようなことを申し上げた時期もあったわけですね。ご存じ長泉町の皆さんは、沼津よりも寧ろ三島とのお付き合いが昔から深かったのかなあということは、私は自身も感じてたものですから、そういったお話しをさせていただいたわけですが。それが具体的にあまり三島方面まで、沼津市から進まなかったということでございますね。そんなことで、今ひとつ、皆様ご存じと思いますが、沼津市と清水町が中核市の研究協議会、これも作って検討をしているようにも伺っております。本当に、そんなことを言うと問題があるわけですが、うまくいっているのかなあと私自身はそう見ているんですが。いろいろの声も耳に入ります。したがいまして、口では簡単に広域行政とは言えるけれど、これは大変難しいことだなあと言う反面、現在も広域行政でやっている問題もあるわけですね、昔からのお付き合いで。例えば、三島市を中心としました箱根山のやれ3カ町とか5カ町とか、いろいろ、例の箱根山の関係の問題で組合をもう作っておりますし。それから北側へ行きますと例の神奈川の芦ノ湖を中心としまして芦ノ湖水利組合ということで、御殿場・裾野・長泉、一部清水町も入っているわけですね。それから元長には清水町と一緒にやっています桃沢少年自然の家等々、それから裾野とは例のし尿処理の問題。いろいろやっている問題は現にあるわけですが、それが全て東部広域行政の取り組みにドンドン発展していくということは即言えないわけですが。今、お話しのございました、私もこんな時期ですから、かなり各統一選挙等の関係で、それぞれの立場へ出させていただいているわけですが、全く安斎議員の言われるように広域行政ということは無造作に口に出てくるわけですね。ただ、具体的にこれをじゃあどう進めて行くのかということになりますと、なかなか難しいわけですね。さっき、長泉町の消防うんぬんなんていう話しが出たわけですが、これも広域でやればね、いろんな意味で相互扶助、助け合うということもできるわけですから、私はそれそのものは間違っていないということで考えるわけですが。したがって、私自身も将来はそうなって、今お話しのございました沼津三島を中心として、裾野の市長からもそんな冗談ともつかず声が出ることもあるわけですが、今お話しの長泉・函南・清水町、それから3市を含めますと、約80万ぐらいになりますかね。というな数字的にはそんなことも頭の中にはおいているわけです。ただ、今言うとおり、具体的にそれじゃあいつ頃から、そういった本当の将来大合併を想定とした広域行政に取り組めるかと言いますと、なかなか一つひとつの問題、今お話しのございました住民票の抄本の、各市町へ連絡して取り合うとかね。そういうことは勿論進められることは進めていくべきでしょうけど、合併を頭に置いた広域行政ということになりますと、だいぶ今お話しの先になるなあということを考えられるわけでございます。したがって、長泉町の場合を見ますと、先程からお話しの出ます多分、我が長泉町がいろいろの意味で交通の利便性その他発展性等々を考えますとね、長泉町が本当に中心になっても奇怪しくないなあというような感じがするわけでございます。交通の便でいきますと新幹線三島駅、それから近くは第2東名インター、それから幸い御殿場線にも新しい駅が近々できそうだというようなこと等々、考えますとね、長泉町が中心になっても当然だろうなあというような気が私自身もするわけですが。具体的に進むということになりますと、大分先のことになるなあということで考えるわけでございます。したがって、さっき言いましたように前向きにということで考えますと、やれるうちにドンドン町内の施設その他の整備をしておいて、それが明るい長泉町のまちづくりというような話しにも当面繋がるかということで、私自身は考えているわけですが。そういった方法で将来は合併ということも自ずから各首長あるいは市民町民の皆さんの中から話題が出てくるだろうなあということを考えているわけでございます。ですから、私達首長の中でもいろいろ、これは広域でやっておこうかというような話題は冗談ともつかず、本当ともつかず、出ていることは間違いないわけですね。ということでございますので、時間がかかり、何年先か分かりませんけど、その間に長泉町の整備すべきことはいろいろやっていくべきだということで考えております。その中でも、隣接市町と一緒にやれるものは声を掛け合って進めて行くということで考えざるを得ないのかなあと。当面、私の所で一番これから県の事業になりますが、目玉はがんセンターということになろうと思います。これは、いろいろの皆さんからもがんセンターという名前は出てくるわけですね。漸くご存じ皆さんお気づきと思いますが、造成に入ったということが言えるわけです。したがって、今年の秋から病院そのものの建物の建設に入るよということで、ご存じ石川知事に言わせますと、折角長泉に決めさせてもらったんで、日本一の物を造りますということで私にもお話しいただいているわけでございます。私も、そう願いたいですよと言うことでお話しをさせていただいているわけでございますが。平成14年の秋には、今の計画ですと11階建てですか、県のがんセンターができると。ただ、もう一つ、その病院ができたそれと前後するでしょうけど、それに関連します施設が当然付いて出てくるだろうなあということも私自身、頭に置いているわけでございます。例えば、学校の問題とか、いろいろ研修の関係とか、あるいは住宅の問題等々、出てくるということを考えますと、長泉としてはいろいろの意味で、先程から申し上げてます中心的存在になるのかなあと。交通の便その他からいきましてもね。考えておりますので、今、安斎議員のご質問の東部広域行政ですか、取り組みにつきましては勿論頭の中におきながら、隣接市町の動き考えも見ながら将来はそういった線で否応なしに進むだろうなということを考えておりますので。よろしく一つ、ご指導ご支援の程をお願いしまして、大雑把な説明になりましたけども、私の答弁ということにさせていただきます。

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Last Update 1999. 8. 1