議長(遠藤)
5番。
5番(勝呂)
最後に、教育方針について、教育長の考えを伺いたいと思います。教育方針については広範囲に渡っているわけですけども。私は特に小中学校教育にかぎって、質問したいと思います。第1番目は授業について行けない子が増えている。そういうことを聞きます。学級崩壊、そういう問題も起こってます。その原因の一つに基礎的な学習をする時間が十分取られていないということじゃあないかと思います。クラス全員の生徒が理解できない中で、次に進まざるを得ないと。そういう現実があるのではないか。そう思います。かぎられた総時間数の基で、総合的な学習の時間というものが入って来ます。そのことによって、教材を勉強する時間数が削られるのではないかと。そのことによって益々落ちこぼれていく子供が増えるのではないかと。そういうふうに考えますが、教育長は如何お考えでしょう。
議長(遠藤)
教育長。
教育長
ご質問にお答えいたします。この今、体験学習とか、あるいは総合的学習と。こういうものを基礎基本が基になければならないじゃあないか。それが今、こういう総合的学習によって、時間が削られて基礎基本が定着できないではないかと。こういうご質問でございますが。この基礎基本の定着についてでございますけれども、この小中学校、特に義務教育小学校、これは基礎基本の定着が使命でございます。そう言っても私は言い過ぎではない、こういうように思います。したがって、各学校計画書の中のトップの重点事項には、基礎基本の定着ということが最重点として取り上げられております。総合学習の時間、新しい、この学習資料に出てまいりましたが。総合学習というのは教科ではございません。そして点数も成績もつけません。教科を越えて子供の興味関心によって、この社会や地域に、地域のこの課題に取り組むと、こういうことでございます。内容は、教材はどうか。学校任せでございます。学校独自に打ち出せる時間でございます。したがって、ある学校では小学校の英会話というようなことも出てくるかもしれませんし、あるいは情報教育というようなものを取り上げるところもあるかもしれません。あるいは環境問題をぐっと取り上げていく、あるいは福祉また健康と。こういうものを取り上げて、その地域にあった、この教材を取り上げて子供たちの自ら問題を解決していく力、自分から問題を解決していく力、即ちこれは生きる力、これを養うことが目的でございます。したがって、この総合学習は基礎基本の力をつけるという視点よりも、寧ろ各教科の基礎的な力の上に更に今申し上げた生きる力を養うという学習でございます。平成14年からの新指導要領では、授業内容を今の内容から3割削減するとしています。なにうえ3割削減するかと言いますと、これこそ基礎基本の定着をより確実に図る狙いから、そこにあると私は思います。今、勝呂議員のご指摘のとおり、基礎基本、これが大事じゃあないか。そのとおりでございます。以上でございます。
議長(遠藤)
5番。
5番(勝呂)
ちょっと時間がありませんので、教育長の言われたことに対して意見がありますけども。また次の機会にしたいと思います。児童生徒に人の命や権利の尊さを教えるということがあるわけですけども。その前に、教師の職場としての学校に民主主義は確立されているかという問題であります。例えば職員会議が自由で民主的に運営されているか。全教職員の参加で合意形成の民主的な機関になっているか。どうも、校長の一方的な管理運営で職員会議で先生方がものも言えないというような状況を聞きます。そういうことについて、教育長のお考えを聞きたいと思います。
議長(遠藤)
教育長。
教育長
お答えをします。職員会議については、私はこう考えます。学校長の職務執行についての補助機関である。このように取られております。しかし、職員会議というものは学校運営上、大きな役割を果しております。必要なしかも、重要な機関であると思います。学校運営は個々の職員が、その職務を責任を持って果していくことによって正常に行われることでございますから、全教職員の共通理解に立たなければなりません。したがって、自由で民主的運営に心掛けなければならないことは当然でございます。町内の学校の様子も各校長にお伺いをいたしました。そして、そういう中では職員会議というものは、この一つの学校運営に対して、職員はどう考えているか。校長は、私はこういう考えを持っておる、どうか。それについて、いろいろの意見が出てまいりました。そういうものを基に、職員の大方のこの考えを纏めてリーダーとしての校長は、学校運営を推進してまいります。逆に、今度はいろいろ国からあるいは県から、あるいはこの私も町教育委員会から、あるいは父兄の声から、そういうものが校長の中に入ってきます。そういう中から、職員には少し厳しいけれども私はこう考えるという形で、校長の学校運営の意思を職員に下ろしていく。こういう機関でもありますけれども、自由で民主的でなければならないというように思います。以上です。
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Last Update 1999. 8. 1