議長(遠藤)
区画整理課長。
区画整理課長
 お答えいたします。最初に区画整理事業の問題点を問うということで、保留地の購入者について、まだ登記がされていないという点から、お答えしたいと思います。保留地の購入された方々には換地処分、いわゆる登記ができず担保としての利用ができない状況におられることについては大変申し訳なく考えております。ご承知のとおり、概ね工事についても仕上がっており、換地処分作業に直ちに着手することが当然の流れであるわけですが、工事が仕上がってから今までの間、合意書等から生じている拠出地の処理方針を見いだすこととか、未拠出者へのお願いをしてまいりました。このことについての処理方針については、組合も理事会に諮り結論を出し、その旨、相手弁護士には打診はしてありますが、去る2月25日の日に弁護士には伝えてございます。未同意者の方々はそれにより、どの様な対応に出て来るかは今のところ明確には分かりません。しかしながら、組合は3月に通常総会を開き、換地計画を進めるための委託予算を計上し、前に進めるべく準備をしているところでございます。全体的な今後の流れの計画では、換地処分登記・清算・組合解散などがあり、事業計画の変更については3ヵ年の期間延伸を申請中であります。具体的な今後の作業においては、換地処分登記を進めることを第一優先に実施することが多くの組合員、保留地を取得された方々、個人的に土地を取得された方々への重要な手続きであろうと考えております。この登記が完了すれば、皆様方の財産権を明確に保存することができます。この作業は早急に進めなければならないことであり、組合員の方々にも十分に理解を得なければなりません。一部の方々の意見によって、問題のない方々の財産権が侵されることは許すわけにはいかないと考えております。従いまして、3月の組合総会で十分なる議論を経て進めるより方法はないと考えております。行政としては組合に対し、積極的な姿勢をもって強く指導していくことを求められており、そのようにも考えております。理事さんの方々へも周知徹底を図っていく考えでおります。
 それから、区画整理の問題点について、お話し答弁させていただきたいと思います。組合の問題点を6項目に大別し、また処理の状況について含めてお答えしたいと思います。第1点目が桜堤の遊歩道についてでございます。この経過でございますが、組合の基本計画において事業地の中央部に 5.5mの水路と 1.5mのサブ水路を計画し、組合が設立されました。この件について、大堰土地改良区より組合の設立前及び設立後に町及び組合に対し要望書・陳情書が提出されましたが、既に仮換地の発表がされており、再び仮換地を切り直すことは事業全体に影響を及ぼすという判断、言うなれば組合設立のやり直しと言うですか。そのことにも及ぶこともあり得るというような判断の中で、止むを得ず水路を遊歩道の中へ設置することになりました。施工方法につきましては水路は維持管理上、開渠でという大堰土地改良区からの強い要望により、県の指導もいただいた中で遊歩道、幅員6mで総延長 936m。そのうち延長 573mの遊歩道については 1.8mの開渠で暗渠を所々へ入れながら実施をしてございます。ただ、遊歩道の機能としての特性を持たせるということで、 100mに15m程度の床版を2〜3ヶ所設置することで大堰土地改良区ともご理解をいただいた中で、維持管理協定が結ばれたものでございます。そのことによって、組合としましても昭和61年の12月に事業計画の変更認可、それから昭和63年11月に実施計画の変更の承認をいただいて、遊歩道の工事を施工し現在に至っているわけです。当然これについては新聞等の記事にもなったわけですが、桜堤遊歩道を管理者への引き継ぎの上で、水路分を言うなればせせらぎなど水辺の空間として6mで遊歩道を認定することに障害があるというならば、大堰土地改良区の了解を取って水路に蓋をするなど、工法の検討をすべきではないかというふうに今は県から指導をいただいております。この様なことから、去る2月の18日に開催しました理事会に於いて、今までの改良区との約束もあり、大堰土地改良区への打診、引受け管理者及び都市計画担当課の意向を確認したうえで、理事会で検討し県の指導を仰ぎながら総会に諮っていくことで、現在進めているところでございます。それから2点目が増換地についてです。増換地についてでございますが、基本的には換地地積計算より増した換地を交付することを増換地と言うわけでありますが、換地割り込み上、増換地になる場合もあります。今回、新聞報道にありました増換地について、清算の対象としないという確認書についてでありますが。合意書を基本にして未同意者を解決していくためには、多くの関係地権者の換地について無理を言って移動に協力をいただいてきました。事業を進展させていくためには、この要求を飲まざるを得ない状況にあったことについては、是非ご理解をいただきたいと思います。今後は、換地処分の作業の中で理事会・総会に諮っていきたいと思いますし、今後の処理としては町の処理指導方針及び県の指導を受けた結果から申し上げますと、区画整理法に基づき、本来の形で増換地を清算の対象として処理していく方針で組合を指導し、理解を求めていくことを考えておりますので、宜しくお願いします。なお、他にも組合の事情で換地の移動をお願いした何人かの関係者で、要望に答えた増換地について対応してある方がございます。その方々についても当然、清算の対象としないというふうに理解をしている方もおられると思います。その方々にも同じく理解を求めていきたいというふうに思っております。次に3番目に、組合の保留地の処分、いうなれば組合の資金の見通しについて、お話ししたいと思います。現時点における組合会計の状況は借入残高が 2,600万円ほどになっております。今後、換地処分等事務的費用として 8,000万円ぐらいが必要ではないかと計算しております。これらの事業を進めていくためには、保留地を処分していかなければならないわけですが、現時点においてあと2ヶ所の一般保留地の売払いが残っております。2ヶ所で約 8,000万円ぐらいの処分金の予定になっております。その2ヶ所について一般募集をしてみましたが今だ処分ができない状況にあるため、不動産の取扱いをしている関係者に幅広く呼びかけを行っているところでございます。それ以外に事業計画の変更により、生み出て来た保留地や合意書解決に伴う場所へ当ててある保留地、その他過少な保留地を今後整理処分していかなければならないと思います。この様な保留地を組合で予定している価格で処分できたとするならば、組合の事業資金は赤字にならないで済むというふうに思われます。それから問題点の四つ目の一つとして、合意書の中の 300坪の拠出の関係でございます。平成4年の3月の11日に組合と未同意者と締結された合意書に記載されている理事拠出地 300坪についてでございますが、今までの議会においても答弁してありますが、あと1名拠出いただければというところまできております。その方も負担の約半分強までは土地を処分し金銭で拠出することで、ご理解を得られているところまで話が詰まってきています。このことについては理事会に諮り、今後も継続して進めていきたいというふうに考えております。次は、公園等の関係でございます。これについても管理者へ引き継ぐものに桜堤遊歩道及び3ヶ所の公園が残されているわけですが。遊歩道については先に述べたとおり検討結果を待たなければならないというふうに思っております。公園については合意書の整理の問題もあり、一日も早く引き継げるように努力をしたいというふうに思っております。
 それから組合の解散と言うですか、その問題点について、お答えしたいと思います。組合の問題点及び処理方針等、答弁をさせていただきましたが。それらの整理をしながら進めていきたいと考えておりますし、財産権の保全という点からも何としても平成13年度中旬迄には登記を終わりたいと予定しております。組合の解散については、登記終了後清算事務が残るため、もう少し先になるかなあというふうに思われます。事業計画の変更認可、換地計画、換地処分登記、清算までの事業工程につきましては、2月の27日保留地を購入された方々にも組合の状況や問題点を含め、報告・説明はしてございますが。3月の下旬に組合の総会においても、今後の事業工程や問題点などを報告したうえで、処理方針の決定をいただき進めていきたいと考えております。それから問題点の、6番目になるわけですが。これは理事体制についてです。残された事務を推進していくためには、組合組織及び理事体制が、これらの問題を乗り越えて行くのに不可欠なこととなります。当面本年8月任期満了というわけでございますが、引続き現理事体制で存続して欲しいと考えておるわけですが、健康上の理由等で3人ほど続けて行けそうもないというような申し出もございます。何とか止まっていただくとか、補充をするとかというようなことで何らかの手立てが今後必要になってくるかなあというふうに思っております。以上、組合の抱えている主な問題点を6項目に分けて大別して取り組んでいる状況や、処理方針を答弁させていただきました。県の指導も仰ぎながら、その内容で理事会・総会で十分に議論をいただき進めていきたいというふうに思っております。それから組合の今までの状況ですが、昭和59年の8月の10日に組合が設立されまして、6回目の現在事業計画の変更をしております。それが認められますと、平成14年の3月迄は期間が延長されるということになろうかと思います。事業費の関係につきましては当初16億 2,200万円、現在は28億 1,800万円というふうな形になっております。ちょっと答え洩れがあるかもしれませんけど、よろしくお願いします。

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Last Update 1999. 8. 1