議長(遠藤)
 1番。
1番(安斎)
 ただいま町長の方からも、教育長の方からも、この長泉高等学校の誘致した今現在の成果、もしくはこれからも関わる熱意について、当初と変わらないというお答えをいただきました。さて、これから内容に入ります。そこで実は、この長高のスタート時における、それでは長泉町の両中学校の、北中・長中の入れ込みが今いわれたように非常に大変なものがございまして。今日、お手許の方に議員の皆さんにも統計として出しておきましたけども、入学の生徒数の状況ということで、そのグラフに表しているわけでありますが。これを見て分かりますように、昭和60年の開校における長中・北中よりの生徒の入学数というのは 117名ございまして、両中学のその時の生徒総数の約18から21%、5人に1人が長高へ入学をされたわけであります。そして、長高自体の入学者の中でも37%という、約 2.7人に1人が実は地元の長泉の生徒であることが分かるわけであります。この減少が実は平成元年までは、それらのものができるんですけども、平成2年を境に大きく長泉両中学校の全体の生徒数に対するですよ、長高への入学率が低下をしていくんですね。低い年度では実は約7%に落ち込むこともあるんですね。当初18〜21%あったものが、7%まで落ち込むこという事態があるんです。また、平成10年においては今現在が11%にはなっていますが、約、前に比べたら半分でございますね。非常に生徒の入る率が下がっているわけであります。当然、長高の生徒内の比率は、これはもう下がるわけでありまして、低い年度では当初37あったものが16%、20%も下がるという話ですよね。6人に1人となって、今現在の10年度では20%までちょっと回復してますけども、5人に1人になっているのが現状であります。じゃあ他の生徒、どこが、どういうように入っているのかというのが、そのグラフに表れているんですが。他の三島・田方学区の主要な学校の入学推移を見てみると、三島北中学校と三島北上中学校では、昭和60年度の開校当初は自分の生徒数の約7から10%だったものが平成元年からは上がっていくんですね。13から17%で推移をしていくんです。非常に入学率高くなるわけですね。それで、長泉両中学校の入学率及び長泉高等学校の在学生徒数の数を上回っていくようになるんです。これが、現状なんですね。清水中学校、これは三島・田方ですから、清水中学校については長泉両中学校と同様で、開校当初は高い非常に入学率はあったんですけども、平成2年より5%から7%ほど落ち込んでいる現状で、また、清水南中学校については通学距離の問題から当初は6%前後だったものが、現在も変わっておりません。多い所では三島山田中が平成5年に新しく学校ができまして、三島山田中が開校と同時に、これも約10〜14%ほどの生徒数の数が入学率を占めていくようになるわけであります。さて、こうして見ることによりまして、長高の入学の実態が分かってくるわけでありますけども、どうして、平成2年から長泉の地元中学の入学率が減少してくるんでしょう。実は、今までの質問の中にもありましたように、スポーツにおいても長泉高等学校が日大三島と優勝戦をしたのが平成2年でありました。非常に、それなりに名声もあり、カルタ大会でも優勝するというような非常に高い名声も上げている年度であるのに関わらず、その時点から落ちてるわけであります。今まで、先程も申しましたように、誘致のために大変な努力をされて、今まで長泉町としてやってきましたし、開校後も地域の援助ということで、援助対策で地元高校へのものに大変今まで援助してきた経過があります。そんなことで、他高に負けない学力評価など、町としての対応の深さというものが当初、私はあったように思うんですね。学力評価など、町としての対応の深さがあったように思うですね。現在の姿を判断するに町として特に考えも無く、長高地元高としての意識も無く、成り行きのままで推移をしていないのか。このように思うしか見えません。そこで、教育長にお尋ねをしていくわけですが、就任したばっかりなので分かりませんという話は別に置きまして、両中学校への指導体制をどういうように、これからもって行くつもりなのか。また長高との連携強化につきまして、協議会などの設置も合わせて考えていく必要がないだろうかということについて、教育長の方にまず、聞きたいというふうに思います。
議長(遠藤)
 教育長。
教育長
 今、安斎議員が実態をお話になりましたが、私もいろいろの所からいろんな資料を集めて、いろいろ分析をしてみました。安斎議員、言われるとおりでございます。まさに、私が見ても同じでございます。そこで、私は地元の学校でございますから、長泉の両中学校に対しては、どうこれから働きかけていくかということでございますが。やはり、地元の高校へ進学するよう、生徒そして保護者に理解してもらう努力を両校ともしてください。そして、その具現に努めてください。こんな働きかけをしていきます。しかし、進路指導は非常に難しいことを申すまでもございません。特に、進学校の決定は基本的には生徒そして親の意志を尊重しなければなりません。長泉高校への進学を強く押すことは避けなければなりません。これをご理解をいただきたいと思います。そこで私も、この資料を見ながら、ズーッといろいろ考えたわけでございますが、今ご指摘の平成2年には落ちます。そして、ズーッと落ちて11%でございましょうか。その辺まで落ちて現在にいるわけでございます。私も丁度、長高がスタートする前に、これは小学校の方の新設校、昭和53年4月1日にスタートした新設校におりました。それと比較して見て、どうしても私、原因が分からないので、これから推測で申し上げますが。新設校という学校に入りますと、伝統校には無いものがございます。それは、地域の物凄い強い支援ががっちりとしております。そして、子供も職員も自分の学校を作るんだと、この一点に燃えるものです。何にも無い所から作り上げていくわけでございますから、無から有を生むわけでございますから、大変な仕事でございますが、しかし、その喜びというものは凄まじいものがございます。これは長泉高校も、私のいた学校も変わりはない。そして、その時は外から見ますと物凄くはつらつとして誠心で、地域の方々は実に学校が美しく見えるものでございます。長泉高校が、先程もお話がありましたように準優勝と、あれは何年、スタートして5年目ぐらいでしょうか。やはり、燃えに燃えた時のあの姿でございます。しかし、その姿というものは3年ぐらいは物凄い迫力の美しい姿で進みますが、4年・5年・6年とズーッと持続することは実に難しいものでございます。しかし、学校を評価するというのは地元の人が一番厳しい評価をいたします。地元の子供が一番厳しい評価をいたします。三島の北部の北上、山田、北中、お話がございましたが、そこの生徒・保護者の方が評価するよりも身近の人達の評価は厳しいものでございます。ちょっと自転車でその乗り方が悪いと、もう長泉高校は駄目だとか、ちょっと何か問題が起きると、ああ、学校が駄目になったなあ。こういう声が出てきますと段々子供たちは憧れが薄れてまいるもの。こんな第一に私はそういうこを感じます。そして、もう一つはいかがでしょうか。皆さんもあの時代にかえっていただいてお考えいただければと思いますが。幼・小・中と地元の学校で、さあ、今度は高校へという時には、バスへ乗ってとか、電車に乗ってとか、少し自分の所から離れたくなる。これが子供の心理のような気がいたします。そして、よく言われます、定期券に憧れる。そういう子供の心理があるではないだろうか。そうしますと、地元から離れて遠くの学校へと。大人で言いますと、地方大学へ行かないで中央の大学へと。こんな気持ちが案外湧くものでございます。そういう心理的に見て、そういう面があるかもしれない。これも私は推測でございます。三島の北中・山田・北上中の生徒、職員に聞いてみますと、長泉高校はよその学校じゃあございません。地元の学校です。そういう意識がございます。ですから、その伊豆中央高校とか韮山高校とかいう所の感覚とは違います。その地元の学校という意識があるのに私は驚きました。地元という考え方の中に、いろいろ住民・保護者の方にも考え方があろうかと思いますが、私は長泉高校を地元と教えますが、田方・三島の学校を地元と考えておる方もございます。三島の駅へ行きますと、静岡方面へ通う高校生、そして小田原方面へ通う高校生、これは地元ではございません。しかし、地元という考え方の中にそういう見方もしておる人がある。だから私は、先程地元と言いましたけども、長泉高校は土地だと、おらの土地のだという考えでございます。そういうようなことが私は心理面とか、あるいは何て言いますか、そういう評価の厳しさというものがあって、何か、もう一歩地域で考えなければいけないではなかろうかと。こんなことで、この入学率が下がって行ったことを、これは推測で恐縮でございますけども、そんな見方をいたしました。そういう中で、これからどう対策を立てていったらいいかということでございますが、じゃあ今、両中学校でどういうような進路指導をしているか。特に、地元長泉高校に対しては、どうかということを校長を通して聞きました。その中で、進路指導の場面で地元の高校であると、そして施設・設備の面では他高に劣らない、そして通学時間が非常に短縮できるぞ。そういう時間を有利に運動や学習に向けることができるぞという観点で両中学校へは指導をしておると。また、1日体験入学や文化祭、国際理解の集い等の参加を呼びかけていると。こういうように話しておりました。PTAの方達の高校見学会のコースの中に組み入れて、学年懇談会とか、進路説明会でもPRしていくと。部活動でひとつ、長高生と合同練習とか、あるいは練習試合を組んでもらえないかなあということで、話はしたけども実現はしていない。こういう報告も受けました。勿論、進路説明会には長泉高校の先生方をお招きをして、説明をいただいておると。こういう様なことを申しておりましたので、こういうことを更に深めるような、具体的な指導をしていきたいと考えます。そこで、先程、安斎議員がおっしゃいました、どうかひとつ、協議会のようなものを作ってみたらというご提案でございますが、私はそれは作りたいなあと。そうしないと話し合いはできない。これは協議会になるか、あるいは懇談会というような形になるかどうかは分かりませんが、そういう形を作り上げて、少しでも前向きに考えていきたいというように思います。しかし私、いろいろの今までの中で、義務教育と高校に籍を置く職員の意識は随分違うものでございます。したがって、そこの点を十分踏まえて、これから前向きに進んでいきたいと思います。

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Last Update 1999. 8. 1