4番(上杉)
 次に、2番目の自治会活動の強化策について2点ほどお伺いをしたいと思います。
 最初に効果のある活動助成の措置をお願いしたいと、そういったことでございます。町内の各自治会長さん、いわゆる区長さんですね、1年間無事に事業が遂行できるということを住民の一人として本当にご苦労さんとしかいいようがないわけでございますが、それぞれの活動の中で特にスポーツ活動やらあるいは美化運動等の奉仕作業それから文化活動、自主防災、地域を災害から守る運動やら活動やらあるいは子供、PTA、そして老人クラブ、あげくの果ては犬、猫までのペット駆除までのそういった処理というようなことも担わなければならないという、本当に区長さんはその地区内の把握というのをしなければならない、大変な立場にあるものです。加えまして区長さんはなにも権限がないわけでございまして、ただ怒られっぱなし、仕事のしっぱなしでございます。これにかかるいろいろ活動する資金等につきましては、それぞれどの部落でも、部落っていうか、地区でも区費として徴収をしているわけですが、これも税金のように強制的に取るわけにはいかなく、住民の好意で出していただくという、そういうような恰好でございます。十分な収入見通しもない中でこういった事業を活動するというのは本当に1年間不安でたまらないじゃないかなと、こんなようなことを感じております。ひとつ例にとりまして、活動する内容はどの地域でも同じようですが、例えば美化運動などについてはゴミあるいは缶を拾っている程度のものならば、さして問題はないわけですけれど、1年、2年おきに行う小枝打ちともなりますとですね、なかなか危険なことでございまして、その程度も、いわゆる作業程度もほどほどになってしまうというような、そんなきらいがあります。作業で怪我でもしてですね、仕事を休まれたりしましたら大変なことになるわけですが、町といたしましてもこうした不慮の事故に対しては補償等の負担を軽減するために、自治会活動保険の加入を勧めて、一部入ってない地区もございますけど、殆どの地域でもって入っております。これも地区の情勢によりましてですね、補償の額というのが変わってくるわけです。1日休んで1万円の補償のある部落もあれば、小枝打ちで怪我をしても 1,000円か 2,000円程度の見舞金程度しかもらえないというような、そういうような補償の大小の差もございます。そんな、それぞれの部落に、地区に町から助成する、そういった活動資金も、その他に納税組合の報奨金やら、あるいは生涯学習ですか、地域作りの活動助成金とか、その他にももろもろあろうかと思いますが、その地区での特色ある活動を展開するにはもう少し助成の方法を変えていただけたらなと。あるいは要は増やしていただく、あるいは編み出すようなそういった助成措置を考えなおしてもらいたいというようなことでございます。昨年の10月に個人研修で愛知県の三好町のほうへ研修させていただきましたけど、この町は面積は31平方キロ、それから世帯数が1万 3,637世帯、長泉より少し大きいところでございます。この地域は隣の豊田市のベットタウン的な要素がございましてですね、この近年7階、8階のアパートあるいは公団住宅、その他のマンションとが林立しているような場所でございます。ここでは24の自治会がありまして、行政区の運営費として一括補助をしているという、そういうお話をお伺いしました。それぞれ算定基準、補助する算定基準は人口割、世帯割、あるいは面積割、平等割等でございます。これによりまして、平成9年度は 1,440万円、平成10年度、今年度は 1,464万円、運営費として地区にそれぞれ払っている、合計が払っているということです。その中で大きい地区それから小さい地区がございますが、例えば、小さい地区、高根という地区でございますが、35世帯142名で23万 8,000円、それから大きい三好ガ丘というところ、これは7、8階のアパートが林立しているところでございますが、 1,250世帯で 3,383名、ここでは132万 5,000円という地区の運営費を払っている。それと合わせましてですね、400世帯以上の大きい地区、これが12ほどありますが、ここではいわゆる区長さんの単純作業のお手伝いをするような、例えば資料の配布あるいは集会等の案内、公会堂の掃除等含めまして、公会堂の事務員費として上限を100万円といたしまして3分の1を補助しているという、そういった報告をいただきました。この近隣でもこれに似通った方法で実施しているというような町もあると聞いております。話を元に戻しますが、公会堂の、それぞれの地区の公会堂の実情を見ますと、今ではどの地区でもお年寄り達に対してですね、簡易老人憩いの家というものを開設されておりまして、ここで月1、2回の集会等行ってコミュニケーションを図っておられるというようなこと、それから土曜日、日曜日になりますと、各種団体の大会等あるいは文化祭等の事業、いろいろな組織の利用でかち合ってしまっていたり・・・大変失礼いたしました。公会堂の件につきましては次の問題でございましたので、公会堂の件につきましては割愛させていただきます。
 地区の活動の中でもって、特にこれからボランティア活動というのが活発に行われるようになると思いますが、こうした中で定年退職した方々が老人クラブに加入するにはまだ早いとためらっていたり、あるいはシルバーのほうにも対象にならないというような年代の人達が目立っております。こうしたシニアクラスの方々の活躍の場も地域の中でみいだしてやれば、気軽に参加できて、地域の活性化の一翼を担うものと信じております。町財政の厳しい折りでございますけど、行財政改革の中で、スリム化をしながら行政の根幹となる自治会組織、活力あるそして効果があがるような活動を目指してそれぞれ活動を行っておりますので、それらの手段をもう少し支援していただけるような方策はないものかと、そのようなことをお伺いしたいと思いますのでよろしくお願いします。
議長(遠藤)
 参事。
参事
 お答えを申し上げます。現在町が自治会を対象として補助をしているものには、ただいまお話がありましたように、区の公民館の整備等をはじめといたしまして、自主防災会、生涯学習推進地域作り活動事業費などがあります。これらはいづれも特定の事業に限定して住民負担の軽減、あるいは行政上の事業効果を高めるために予算の範囲内で補助を行っているものであります。ご質問の自治会活動への補助金の一括補助の件でありますけども、町内の自治会はそれぞれ規模や運営手法が異なっておりまして、運営に伴う区民の経済的負担も違うのが現状であることから、自治会活動全般を対象とした補助は難しいものと考えております。なお、現在進めております行政改革の中で自治会を対象とした改革の検討項目としては、自治会の負担を軽減するための方策として、区選出の役員の見直しをはじめとして各種役員の手当て、報償等を統合してはどうかという提案も出されておりますので、今後各自治会長の意見を伺いながら検討をしてまいりたいというふうに考えております。以上です。

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Last Update 1999. 8. 1