2番(大川)
 9月24日に首相官邸で男女共同参画社会づくりの功労者の表彰式があり、その席上で、少子、高齢化が進むなかで、男女共同参画社会の実現は重要な課題であると、野中官房長官が挨拶したと新聞に載っておりました。11月20日には2001年の省庁再編成で内閣省に男女共同参画局の新設が決まりました。また、厚生省の国立社会保障人口問題研究所の発表した1997年出生動向基本調査結婚と出産に関する全国調査で、若者の結婚離れが進行していることもわかりました。静岡県内でも未婚率は女性が22パーセント、男性30.5パーセント、それから初婚年齢も年々上がっているようです。結婚願望が希薄化しているこの傾向は、結婚による職場や地域社会、家庭での男女の在り方が変わらないかぎりこの傾向は続くのではないかと考えられております。平成10年3月に東京都の職員2,000 人に男女平等に関する職員の意識調査を実施しました。職場の処遇が平等であると感じる女性は 40.3 パーセント、男性は 61.4 パーセントであり、男性が優遇されていると感じている女性は39パーセント、その内容では男性の方が昇任や昇格の早さが早いと40.3パーセントの人が思っているということです。男性の 25.8 パーセントが仕事の内容や分担で女性のほうが優遇されていると思っているという結果も出ております。公務員は制度上は平等となっているはずなのに、このように意識のずれが見られます。男女平等社会の実現がわが国の将来を決定する鍵であり、少子化問題や環境問題などのいろいろな問題の解決につながると考え、そのために男女平等週間を設けている自治体もあります。平成9年まで13自治体が、今年は那覇市など11団体が男女平等週間を実施したということです。この週間はあらゆる分野の男女平等の意識の確立を図り、啓発を行っているということです。静岡県では男女平等に関する意識や女性政策に関するニーズを把握し、今後の女性行動推進のための基礎資料を得ることを目的といたしまして、女性のデーターブックを作成しています。わが町も長泉町版女性データーブックを作成してみたらいかがでしょうか。それから、わが町の女性行動計画の進み具合と来年度の計画を教えてください。
議長(遠藤)
 社会教育課長。
社会教育課長
 お答え申し上げます。まずデーターブックの関係でございますけども、現在データーブック作成のための資料を集めているところでございまして、出来れば本年度中に作成をして各種団体地域に広めていきたい、また配布させていただいて周知していただきたい、このように考えているところでございます。それから行動計画の進み具合でございます。昨年度に引き続きまして、セミナーや講座を開設させていただいているところでございますけども、人材養成の場を確保するとともに、女性が研修を行う場合の補助やそれから女性団体による自主企画事業への助成を行っているところでございます。また、今年度の新規事業といたしましては、男女共同参画社会についての啓発ビデオをようやく作りおえました。これについて啓発ビデオと女性関連資料のデーター作成をおこなっているわけでございますけども、この辺を各種団体地域に広く浸透をしていく作業にこれから取りかかるというふうにしているところでございます。それから次に来年度以降の計画ということでございますけども、来年度も人材養成を継続的に実施するということで基本が決まっているわけでございますけども、出来たばっかりのビデオテープでございますけども、これを中心にデーターブックを活用しながら地域で開催する女性セミナーや家庭教育学級等の機会を利用して底辺の拡大を図っていきたいというふうに思っております。以上でございます。
議長(遠藤)
 2番。
2番(大川)
 男性を交えた中でそういうものの啓発活動をやっていただけると、もっと広まっていくのではないかなと思っております。来年4月から男女雇用機会均等法の改正法が施行されます。その21条はセクシャルハラスメント、性的いやがらせの防止義務規定があります。セクハラ訴訟で大きなダメージを受けました、三菱自動車工業など積極的にセクハラ防止に取り組んでいる企業があります。そこではセクハラが企業イメージや生産性の低下を招き、そして少子化で労働力が減る中、女性活用のための環境整備をしなければ企業が生き残れないという危機感をもっているから積極的にやっているということです。自動車メーカーマツダの社長はセクハラは人権侵害であり、年齢や性別民族に関係なく個人の能力を評価し、平等に扱う。それが人のやる気を起こし、組織が活性化していく条件だといって、今年5月から女性相談室を設けたということです。それから大阪の枚方市では、11月中に市独自のセクハラ防止指針の策定をし、明文化する予定ということです。もうできているのではないかと思っております。そして鳥取大学では来年度からセクハラ防止ガイドラインを掲載した学生生活の手引き、学生生活案内を配布するそうです。これはB5版で約200ページくらいあって、その内容は大学の歴史とかと図書館の利用法などが記載されています。その中にこのセクハラ防止ガイドラインというものを掲載するということです。男性も女性もお互いにパートナーとして楽しく働ける職場を作っていただきたい。女性が男性との間に差別感をもつことなく、また男性も差別されていると感じることなく、生き生きと働き十分に能力を発揮することができれば、よい人材を確保でき、女性だけでなく男性にとっても働きやすく結果として仕事の能率も上がることになるのではないでしょうか。これからますます国際化が進みます。これからの人達は国際社会に出ていかなければならないわけですから、その辺のことがきちっとできていないといろいろなトラブルに巻き込まれるのではないかと思われます。それで役場の職員の方々のジェンダーをチェックシートでチェックして職員の意識を把握してみてはいかがでしょうか。その結果はおよその長泉町内のジェンダーともダブると思いますので、町民のこれからの意識啓発の参考にもなると思いますので、ぜひ実行していただけたらありがたいと思うのですが、その辺はいかがでしょうか。

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Last Update 1999. 8. 1