14番(遠藤)
次に、青少年健全育成についてお伺いします。教育長はこの度ご就任誠におめでとうございます。心からお喜び申し上げます。そこでですね、教育長に就任されこれからどのような策で当町の教育を指導されていかれるのか、これらについてお伺いします。私は21世紀を背負っていく青少年の健全育成こそ、この日本にとってはいちばん大事なことであろうかと思うなかで、教育長が幼児教育から小中学校、社会教育に至まで幅広い教育のなかで、何を主眼とし、現在の社会状況のこのような中での教育を施策を進めていくのか、教育が与える影響は非常に高く重大であります。昔から三つ子の魂百までともいわれるごとく、幼児教育のやがて日本の未来を背負っていく大事なものであります。また小中学校等いずれも重要であります。そして社会状況等青少年に与える状況も連動的に係わりがあると見受けられますが、これらを踏まえた中で社会教育等についてもどのように対応を考えられておられるか、ご所見を承りたいとお願いいたします。
議長(遠藤)
教育長。
教育長
遠藤議員のご質問は、青少年の健全育成についてどう考えるか、どのように学校、家庭、社会に働きかけていくのかというようにとらえ、お答えを申し上げます。青少年の非行はご存じのように年々増加、そして質にも変化が見られます。社会的に大きな問題になっております。青少年健全育成は私にとって大きな仕事であるというように認識しております。学校、家庭、地域社会、この三者が有機的に連携しあう。そして共通の目標に向かって推進を図ることが大切でございます。努めたいと思います。共通の目標を作り上げて推進を図る、その中心はなんといっても私は学校であると考えます。なぜなら学校は地域社会の教育の発信源でございます。学校の教育方針や子供の生活実態を家庭、地域社会に積極的に提供し、子供たちの情報を三者が共有することが活動を充実させ、魅力ある物にしていく上で重要なポイントであると考えます。すなわち情報の教育化ということに努めたいというように考えます。次に、小中学校の学校教育における推進では、幼稚園におきましては、子育て支援活動、小さいときに基本的習慣を身につけさせる。積極的に進めてまいりたいと思います。小中学校では、問題行動の未然防止を図ると同時に、心の教育の充実を図りたいと思います。また、社会教育においては、青少年問題協議会を中心に、他の諸団体がたくさんございます。その諸団体の活動にも努めてまいりたいと思います。スリーアップ運動の強化、青少年相談活動の事業推進に特に力を注ぎたいと思います。
議長(遠藤)
14番。
14番(遠藤)
少年非行はですね、家庭環境にも非常に影響があると思われますけども、家庭における過保護も原因であることといわれている、家庭の甘やかし、家庭における自由勝手な気儘な生活、何をやっても責任を問わない、躾けが全然できていないと、さらに親がですね、社会に対して平気で無責任な行動を見せつける。そして、自分の言いたい放題な事をする。子供はですね、親の背を見て育つといわれておりますけども、青少年健全育成における家庭の役割、躾けが大変重要であることはいうまでもありませんが、学校、家庭のつながり、それと生涯学習、社会教育等、家庭の環境作りについては、幅広い対策が必要と思うが、どのように考え進められていかれるのか、対策についてお伺いいたします。
議長(遠藤)
教育長。
教育長
家庭環境にかかわるご質問でございますが、お答えをします。子供にとっては家庭は生きるための基地でございます。成長発達の原点と考えます。その家庭が大きくゆらぎ、子供が求める家庭のきずなや生活の安定はいろいろな外的条件によって歪みが見られ、その事がもとで非行、問題行動が発生しております。非行、問題行動の指導は、よく申すことに、学校と家庭が一致してあたる、これは原則でございます。なかなかうまくいかないのが現実でございます。その壁になっておるものはなにかと考えますと、ひとつに、相互の秘密主義が不信を深めている。言葉はちょっと悪いのでございますが、親は子供の不利になるから学校へ知らせない。学校は問題がどんどん広がると混乱するからということでございます。二つ目に、責任転嫁、学校は親が甘いから、親は学校はなにをしておるだ。三つ目に、プライベートなことで深入りできない。子供のことでございます。子供の指導のことでございますので、遠慮なく入るべきだと。この一点にしぼっていけば保護者と素直に話し合いをするようになれると私は信じます。日常的具体的課題で協力体制の確立が重要であります。学校、家庭の一体化に努めるよう考えていきたいと思います。本年は社会教育の相談員の活動がこの一体化を図る上で大きな成果を上げておることを申し上げて終わります。
議長(遠藤)
14番。
14番(遠藤)
次にですね、道徳教育についてお伺いしますけども、まず、教師に対してですね、どのような道徳的な教育をしていくか、私は過去の新聞紙上いろいろなものを見てですね、いじめその他非行少年に対する学校の教師、これが問題が出たのを隠しておると、隠しておるから学校守るために隠してしまうと、非常に問題があろうかと思います。そういう中でですね、非常に問題がおきると、教師自身のため、自分を守るために問題を隠蔽する、そして学校を守るだと、そういうようなことが原因で自殺とかいろんな方面にいたったことがしばしば指摘されておりますけども、私はこれはやはり教師は素直で正直でなきゃならないと、これはやはり道徳教育のひとつで、自由と責任そして道徳教育と自由と責任についてお伺いしますけども、現在の社会の状況は必ずしもですね、青少年にとって良好なものとはいえないと思います。自由をはき違え、責任を忘れている、そういう状況がしばしば見受けられます。さまざまな問題が起きる原因となるのは、自分の主張を押し通す、通らなければ勝手な行動に出る。自分単独で社会というものを忘れて勝手な行動に出る。これは誠に遺憾であると思います。そういう中でですね、私たちが少年時代には、学校へ行くとですね、教壇の前に至誠というものが語られておりました。誠に至るだよと、そして昨日の反省し、また今日は相手に対してどのような親切でそしていわば素直にならなければいけないというようなことを毎日教わった。そういう道徳教育というものが最近は非常に薄れていると、自分さえよければよいというようなことが往々に見受けられる。そういう中でまず教師、これについてですね、どのような姿勢でいくか、そして生徒に対してやはりどのような姿勢でいくか、この点についてお伺いします。
議長(遠藤)
教育長。
教育長
今のご質問を、この教師論はべつにいたしまして、私は青少年に対して自由と責任、こういうことの育成を図っていくためには、道徳教育の中で、どう進めていくか、こういうようにとらえてお答えを申し上げたいと思います。社会風潮として、現在は権利主張が多く、義務や責任が軽視されがちでございます。近頃の子供たちは家庭で甘やかされ、自己中心性が強い。連帯感、自己抑制の意志が弱いと思われます。決まりが守れない、係の仕事を怠ける、自分がやらなくても誰かがやる、怠けるのは自分一人じゃない、というような責任転嫁が見られます。そこで自分の受け持った仕事、自分の力でできる仕事を簡単な理由で投げ出さずに、責任をもって最後までやり通す態度を育てる。このことを指導の狙いとして道徳教育が展開されております。具体的には小学校の低学年、1、2年生におきましては、伸び伸びと行動する。そして中学年になってその上に責任ある行動をすることを加えていきます。高学年においてさらにそこで自由と責任との関連を加えて、発達段階的に指導してまいります。それを中学校に進みますと、そこでその真価を図っていくと、これが特設道徳時間というのが1週間の間に1時間ございます。そこでそれを核として進めてまいっておりますが、道徳教育は全教育活動のなかで行わなければならない。これが基本でございます。この道徳教育の充実を目指し、現在長泉中央研究指定校として定め、町内5校の小中学校は協力体制を取り組み進んでおります。先生方の教師の意識を変えて指導の真価を図るように努めてまいりたいと思います。
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Last Update 1999. 8. 1