次に、町長から閉会中の行政報告を聞くことといたします。
町長
皆さん、おはようございます。平成10年もあとひと月余りを残すのみとなり、厳しい寒さとともに、慌ただしい季節となってまいりました。それでは11期定例議会が開会されるにあたりまして、条例案・補正予算案などの諸議案のご審議をお願いする前に、議会閉会中の諸般の状況を4項目についてご報告申し上げます。
最初に、平成15年開催予定の国体会場についてでございます。静岡国体のホッケー会場は、現在計画しております運動公園の施設整備の中で進めていくこととしてまいりましたが、公園整備が間に合わない場合は、スルガヒル・スポーツクラブ・総合グランドの天然芝を整備した上で会場としたいと考えておりました。しかし、具体的な内容が明確になってきた現在の状況を踏まえて検討した結果、1.ホッケーコートの整備は、人口芝での施工が確認されたこと 2.施設計画については検討中ですが、計画区域全体を改造するため、現況地盤高のままでの計画には無理があること 3.人口芝には相当の事業費を必要とするため、国体利用のみの仮設は避けたいこと 4.地元交渉及び用地買収交渉に時間を要することなど、また、国体会場を変更する場合の事務手続き期限が迫っていることから、会場の変更を検討することといたしました。なお、新たな会場につきましては早急に検討し、その結果については改めてご報告申し上げます。また、11月17日付けの静岡新聞夕刊の報道は大変遺憾であり、強く抗議いたしましたので、ご報告申し上げます。
次に、2番目は、第2東名インターチェンジ周辺基盤整備事業についてでございます。平成3年9月に第2東名自動車道長泉沼津インターチェンジ以西及び都市計画道路片浜池田線の都市計画決定がされ、平成4年にインターチェンジ周辺 362ヘクタールの第2東名自動車道IC周辺都市開発基本構想が策定されました。これを受けまして、インターチェンジ周辺という良好な交通の利便性を生かした機能導入と都市基盤の整備を行い、多機能型都市を創造するという目的で、平成5年にその先行地区72ヘクタールについて、第2東名自動車道IC周辺都市基盤整備事業調査・長泉地区基本計画が策定され、翌平成6年に地元に対する事業計画案の説明が開始されました。以来、地元の合意形成を図るため、先進地の視察研修、地区の話し合いを繰り返し実施し、平成9年2月27日に地元の勉強会組織、長窪大岡土地区画整理事業検討委員会が発足、翌平成10年4月13日には長窪土地区画整理組合設立準備委員会が発足し、より具体的な事業計画案の煮詰めを行い、総事業費の算出や地権者にとりまして、最も関心のある減歩を算出していくこと。また、想定換地の調査を実施し、暫定換地案などを地元に説明した後、平成11年6月ごろ地権者に最終判断をしていただき、その結果、地権者の高い同意率が得られれば、平成12年に土地区画整理組合を設立していくというスケジュールで組合設立準備委員会がスタートしました。このような状況の中で、各地区の役員が地権者の意向や疑問点を聞きながら、その課題を地区話し合や勉強会で議論したり、会議に欠席した地権者へは直接役員から資料・議事録を配付するなど、役員と地権者との係わりを深めながら、事業全体の課題について積極的に取り組んでまいりました。また、事業計画の中で減歩を下げるための様々な検討を行うとともに県の指導を仰ぎ、事業区域を33.5ヘクタールに絞り込むなどで、事業計画をより具体的なものとするため、この10月には進出意向のある企業名を地元に公表し、地権者の意向を調査してまいりました。その結果、企業に土地を貸したい地権者は減歩前の面積で 7.1ヘクタールであり、減歩後の計画面積14ヘクタールにはほど遠い結果となり、更に政治や経済に対する不安、事業化に対する不安、税に対する不安などから、事業に参加したくない地権者や、代替地を希望する地権者が増加したこと。また、地区内の大地主の方が当初は福祉厚生施設を予定していましたが、その後、交渉ができない状況となったことなどにより、ここでの事業に対する同意率は地権者全体で当初の83%に対し73%に、面積で当初の82%に対し63%となり、さらに発掘予備調査の承諾の状況では、同意率が77%と事業を推進していくうえで、それぞれ非常に難しい状況になってまいりました。インター周辺の基盤整備事業につきましては開発型の事業により、市街化調整区域を市街化区域に編入して、まちづくりを進める事業であるため、町といたしましても組合区画整理で事業を立ち上げるよう役員と共に問題点や課題を整理しながら、積極的に事業を推進してまいりましたが、今回、地権者の意向がこのような結果となりましたことから、役員に事業に参加しないとしている地権者や代替地を希望している地権者を対象に再度意向を確認していただいているところであります。したがいまして、町といたしましても平成15年に予定されている第2東名自動車道などの供用開始の時期もあり、区画整理が立ち上がるかどうか、県道片浜池田線を区画整理事業で生み出せるかどうかの時間的なこともありますので、組合設立準備委員会の審議結果を踏まえて、今後の対応をしていきたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。
3番目は、郵便局との災害時相互協力に関する覚書及び道路損傷等についての情報提供に関する覚書の調印についてでございます。
まず、災害時相互協力に関する覚書ですが、三島郵便局長及び町内にあります下土狩郵便局、三軒家郵便局、長泉町なめり郵便局の三つの特定郵便局の局長と、町内において、災害対策基本法に規定されている地震等の災害が発生し、災害救助法が適用された際は勿論、適用されない場合も含めて相互に支援協力を行うための覚書に、この11月6日調印をいたしました。主な相互協力の内容ですが、(1)郵便はがき、郵便書簡の無償交付並びに救助用郵便物の料金免除、また、郵便貯金の引き下ろしの簡略化等 (2)町が管理する施設及び用地を郵便物集積場等として提供 (3)郵便局が管理する施設及び用地を避難場所・物資集積場等として提供 (4)被災住民の避難先や被災状況の情報交換 (5)避難所への臨時郵便差出箱の設置、などとなっております。次に、道路損傷等についても情報提供に関する覚書につきましても同日併せて調印いたしましたが、こちらは三島郵便局と相互に協力し、道路を常に良好な状態に維持し、町民生活の安全を守り地域社会の発展を目指すため、三島郵便局の職員が外務作業中、道路や橋梁等の損傷を発見した場合に町へ通報し、町は速やかに必要な対応を図るとするもので、事故の未然防止などに繋がるものと期待しております。
最後に、本日、追加配付させていただきましたが、長泉町在宅福祉総合センターの愛称についてでございます。来年4月にオープンいたします(仮称)長泉町在宅福祉総合センターの愛称を広報・新聞等を通じて広く一般から募集しておりましたが、 236点の応募作品の中から、11月19日に行われました在宅福祉総合センター推進委員会で審査の結果、下土狩の鈴木八千代さんの作品であります「いずみの郷(さと)」と決定をいたしましたので、ご報告申し上げます。以上、諸般の状況についてご報告いたしました。
議長(遠藤)
ただいま町長から受けた行政報告に対する質疑・質問は、30日・12月1日・2日の一般質問でお願いいたします。![]()
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Last Update 1999. 8. 1