議長(遠藤)
3番。
3番(渡辺)
次に、水道水源の水質の課題として今後当町で考えられる対応はどうか、以下の点についてどのように考えるか質問いたします。1つ目には有機溶剤等の化学物質の使用増による水源の汚染、近隣では国産電機付近の井戸など、この資料につきましては県東部5市4町地下水汚染対策防止対策協議会の資料で見たわけでございますけれども、2つ目には農薬や肥料による水質の汚染、3つ目には生活排水等有機系排水による進行によりトリハロメタンや異臭の発生、4つ目には上流部の開発行為により施設が脆弱な簡易水道の被害、5つ目にはトリクロロエチレン等の有機溶剤による地下水の汚染の進行によりすいぐの使用停止、これは最近の東芝富士工場の付近の例など、こういうものについての対応をまとめてご答弁をお願いしたいと思います。
議長(遠藤)
水道課長。
水道課長
それではお答えしたいと思います。まず1番目の有機溶剤等の化学物質の使用増による水源の汚染ということでございますけど、有機溶剤等の化学物質の使用等による水質汚染も懸念されるところであります。しかし、町の水道水の検査では一切検出されておりません。なおこれにつきまして、関係機関の監視のもとに調査報告書等で把握しておりますので関係機関との連携を図っていきたいというふうに考えます。2番目の農薬や肥料による水質汚染ということでございますけど、水道水源の周辺における農薬や肥料の使用の適正化が水道水源の水質問題の主要な課題と考えられます。水質検査等に万全を期しており、現在のところ水道水には検出されておりません。なおこの農薬につきましては、先ほどお話しましたように、28項目2ヵ所の浄水場で検査しているということでございます。特に農薬がいつどこで使用されるかについては情報が掴めない中での水質の監視を行うことは極めて困難でございます。県や近隣市町の情報交換を図り対応していきたいというふうに考えます。
それから、生活排水等有機系排水による進行により、トリハロメタンや異臭の発生ということでございますけど、特にトリハロメタンにつきましては、有機物と化合して発生するものが主でございまして、特に河川、それから湖の水質が多く有機物を含んでおるわけでございます。町および2ヵ所の簡易水道事業の水源につきましては、地下水でございまして、地下水につきましては有機物質が非常に少ないという結果がでておりますので、特にそこに塩素を加えてもですね、トリハロメタンが生成されにくいというふうに考えております。なお、異臭等の苦情につきましては、今のところありません。それから4番の質問でございます。上流部の開発行為により施設が脆弱な簡易水道の被害というお話でございますけど、簡易水道事業につきましては、保健所が指導監督をしております。被害については今まで連絡受けたことはございません。今後も関係機関との協議を図りまして水道水源が被害を被ることのないように指導していきたいというふうに考えるわけでございます。それから最後の質問でございますけど、トリクロロエチレン等の有機溶剤による地下水の汚染の進行により、水源の使用停止等々ということでございますけど
、今までには水源が汚染され使用停止されたことはございません。トリクロロエチレン等の物質につきましては、有機溶剤または有機化合物質の製
10年ぐらい前から地下水中に混入していることはよく知られておるわけでございます。町内にも有機溶剤を取り扱っている企業はありますが、水道水源の周辺においても水質検査および関係機関との情報を強化しまして、水質保全に努めていきたいというふうに考えます。以上でございます。
議長(遠藤)
3番。
3番(渡辺)
最近、大都市の水道事業者においては、水源地周辺の森林等を取得、保有、管理することにより、水源地における開発行為を未然に抑止し、水源の保全を行っている例もある。これは横浜市と山梨県の道志村あるいは仙台市等においてこの例があるわけでございますが、私たちが運動しておる東富士の地下水を守る対策協議会においても2市2町や建設省林野庁の協力を得て、愛鷹山や富士山に地下水保全のための植林を実施し、当町では企画広報課の絶大な協力を得ているが、水道課長はどのようにお考えか。沼津市は水道部が積極的に協力している状況にもありますけれども、それを含めて課長はどのようにお考えか、
議長(遠藤)
水道課長。
水道課長
お答えします。非常にこの問題につきましては、水道課だけではなく全体的な行政の中で考えていかない面がありますけど、私の意見としましては、当然地下水を利用しているわけでございます。当然住民の皆さん方につきましては、かけがえのない飲料水を確保する上で地下水の涵養には大きな関心をもっております。今後地下水保全のための涵養施策につきましても、いろんな協議会等がございますので、それらと協力しながら考えていきたいというふうに考えます。以上です。
議長(遠藤)
3番。
3番(渡辺)
私たちは来るべき21世紀に向かって富士溶岩流、一説には三島溶岩流ともいいますけれども、における地下水を水道水として享受している恵まれた環境を未来を託す子供たちに継承してもらいたいと願うものであります。水道水源の水質保全に関する有識者懇話会、これが平成5年2月4日において、水質保全を進めていく上では水源環境を積極的に保全すべきであるということが広く国民の意識に定着するよう普及啓発活動を積極的に実施するとともに、学校教育や社会教育においても意欲的に取り上げていくことが重要とされており、これについて町長、教育長は長泉町における対応はどのようにお考えか、おたずねをしたいと思います。
Copyright(C) 1997 長泉町役場 議会事務局 E-mail:gikai@nagaizumi.org
Last Update 1999. 8. 1