議長(遠藤)
 日程第14.議第47号 平成10年度長泉町水道事業会計予算を定めることについて
 日程第15.議第48号 平成10年度長泉町土地取得事業特別会計予算を定めることに ついて
以上、2件を一括議題といたします。総務水道委員長から審査結果の報告を求めます。総務水道委員長。
総務水道委員長
 ご報告を申し上げます。ただいま議題となりました、議第47号 平成10年度長泉町水道事業会計予算を定めることにつき、当委員会の審査の概要と結果について、ご報告を申し上げます。所管の課長・課長補佐・係長の出席を求め、補足説明を受けた後、質疑に入りました。その主なものを申し上げます。委員より、供給単価81円となっているが、これは前年度と比較してどうか。また、1トン当たりの供給単価と給水原価のバランスはどう推移していくのかとの質疑に対しては、平成9年度供給単価は1トン80円であり1円上がっている。これは年間料金収入から総使用水量を割って算出し予測したものである。また、給水原価・供給単価のバランスについては平成6年4月の料金改定により、好転した財政状況が、1トン当たりの供給原価と給水原価の差が徐々に縮まり、経営分析の結果、平成10年度には損益分岐点となり、給水原価が供給単価を逆転する予測をしている。平成11年以降は料金の見直しが必要となってくるとの答弁がありました。委員より、一般会計から水道会計への補助と石綿管の状況はとの質疑に対しては、地方公営企業としての水道事業経営の原則は、水道料金という適正な対価を母体として給水サービスを提供していくものであり、本質からいっても自己財源をもって運営していくものである。但し、地震対策は町全体で取り組んでいる事業であり、この一環として石綿管改良工事には一般会計から出資金として、平成10年度 2,000万円の補助をお願いしていく。また、平成9年度は 3,000万円、平成8年度は 5,000万円であった。石綿管の残延長は平成9年度末で 1.6kmであり、平成10年度 800mを改良予定としてある。平成10年度末で残延長は 800mとなる。3年以内に解消したいと考えている。残りの箇所は交差点内など小刻みに点在しているため、今後工事が大変となってくるとの答弁がありました。委員より、使用水量が減少している原因はとの質疑に対しては、天候によることと、長引く不況による大口需要者の使用水量の減少と上水を利用していた企業が工業団地へ移転し、地下水に切り替えたり、下水道の普及による節水する家庭が多くなっているから。また、使用水量が基本料金内にある世帯が増加したことなどであるとの答弁がありました。委員より、水質検査手数料の中にある快適項目とは何かとの質疑に対しては、水道水の美味しさについての検査であり、検査項目としては13項目ある。人の5感に関係する項目である。他に健康に関する検査26項目や水道水の性状に関する検査10項目等があるとの答弁がありました。委員より、公共料金等暴力対策協議会負担金の内容についてはとの質疑に対しては、日本水道協会静岡県支部が中心となり、県下の水道事業体が加盟するものであり、料金を督促しても未収となったり、集金時に相手側の暴力的対応で徴集できない場合等、警察と一緒に料金徴集をしたり、市町村間における情報交換と横の連絡をより一層緊密にしていく目的で、10年度より新規に 3,000円の負担金を計上したとの答弁がありました。委員より、平成10年度年間給水予定量は 492万 1,000トンであるが、供給できる能力はどれくらいあるかとの質疑に対しては、現在配水量が1日平均1万 5,000トン前後で推移している。最大配水能力は2万 5,000トンであり、施設稼働率は60%で、能力的には十分にゆとりがあるとの答弁がありました。委員より、ハンディ検針システム開発委託とは何かとの質疑に対しては、現在検針員が一度に多くの検針表をもち、悪天候でも検針したり、手計算をするのに手間がかかり間違いを起こさないよう、これを携帯型の検針業務処理機に置き替え、ソフトを組み込むことにより手軽に効率的作業を行うものである。平成10年度はそのためのソフトを開発するための予算を計上したとの答弁がありました。以上で質疑を終結し、討論もなく採決の結果、議第47号 平成10年度長泉町水道事業会計予算は全会一致可決と決しました。
 続きまして、議題となりました、議第48号 平成10年度長泉町土地取得事業特別会計予算を定めることについて、当委員会の審査の概要と結果について、ご報告を申し上げます。所管の課長・課長補佐・主幹の出席を求め、補足説明を受けた後、質疑に入りました。その主なものを申し上げます。保有している土地の2ヵ所はどこかとの質疑に対しては、一つは文化センターの臨時駐車場の用地で面積 431m2、平成9年度内に処理予定となっている。もう一つは、下長窪地先の下長窪公会堂より北側の所で面積 675m2。これは下長窪地先の道路改良事業に対処するための物であるとの答弁がありました。以上で質疑を終結し、討論もなく採決の結果、議第48号は全会一致可決決定をいたしました。以上で報告を終わります。
議長(遠藤)
 これより、議第47号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑がなければ質疑を終結し、これより討論に入ります。まず、本案に対する反対討論の発言を許します。5番。
5番(勝呂)
 私は、議第47号 平成10年度水道事業会計予算について、反対の立場から討論いたします。当町の水道事業は当局の努力により、効率的経営がなされ、平成8年度の監査報告にあるように、良好な事業運営がなされていることを認めたうえで、昨今の困難な住民生活の負担を少しでも軽減させる意味から、料金の引き下げを断行し、一層の企業努力を図るべきだと考えるのであります。当町の水道料金は全国でも下位から13位、県下では下位から3位だという指摘があります。それは当たり前であります。処理をなくして、処理をしなくても使用できるほど、良質な水源を持ち、豊富な水道を持つ当地が静岡や浜松のようにダムを作らなければ供給できない所などと比べて、コストがかからない分だけ安くなるのは当たり前の話であります。しかし、清水町より高い。何故でしょうか。まだまだ、料金の引き下げを検討する余地は残されていると私は考えます。町民と行政が一体となった心の通うまちづくりとは、町長のモットーであります。町民が真に行政を身近に感じ、一体感を覚えるのは住民が抱えている困難な問題を一つづつ解決し、援助してくれた時だと私は考えます。そこから、心の通うまちづくりが生まれるし、活力あるまちがつくられていくのだと、私は確信しています。以上が私の本議案に対する反対討論であります。議員各位の賛同を期待して、討論を終わります。
議長(遠藤)
 次に、賛成討論の発言を許します。17番。暫時、休憩します。
休憩 13時21分
再開 13時25分

議長(遠藤)
 休憩を閉じて、会議を再開いたします。17番。
17番(青島)
 私は、ただいま議題となっております、議第47号 平成10年度長泉町水道事業会計予算を定めることについて、賛成の立場から討論を行うものであります。水道事業は公営企業として独立採算性を建前としており、その財源は水道料金という適正な対価を母体として運営されております。無論、水道料金は給水サービスの対価でありますから、できるだけ低廉かつ公平でなければならないと共に、地域住民の要求する水需要が量・質ともに充足できるよう適正に定めなければなりません。同時に水道料金は事業の効率的な運営を前提とするかぎり、給水に要する原価を償うものでなければならない。原価を無視した低料金は、水道事業の健全な発展はもとより、現状の維持さえ困難にし、給水サービスの低下を招くことになります。このような事態を回避するため、最大の要件は料金の適正化を図っていくことであります。料金の算定に当たっては誠実かつ能率的な経営のもとにおける適正な営業費用に加えて、安全で美味しい水を絶やすことなく、供給し続けるため、施設の改良や拡充評価のための原価、即ち、資本費用を確保することも欠かすことのできない要件であります。長泉町の水道料金は現在4年を1期とする総括原理主義により、口径別重量制逓増方式を採用しており、平成6年4月の料金改定以来、効率的な事業運営のもと、既に4年を経過しようとしています。先程、勝呂議員の申し述べられました清水町の料金でありますが、基本料金は清水町が安いですが、一般家庭が平均して使っている1ヵ月の水量29トンで比較すると長泉町が安いのが現状であります。予算につきましては、営業費用ではきめ細かな水質検査の実施による水質監視の強化。施設の維持管理面でも各上水場の施設修繕や、計装設備の改良で出納給水の安定を図り、また、資本費用では未配管地区や給水難地区の対象に約2kmに及ぶ管網整備実施と、地震対策として石綿管の改良を主眼とするなど、水道事業が置かれている財政環境の中で、創意と工夫・努力によって節減を図った健全な予算であり、賛意を表するとともに、今後においても長期展望に立った財政運営の確率を期し、細心の注意と努力を重ねるよう要望いたしまして、平成10年度長泉町水道事業会計予算を定めることについて、賛成討論といたします。なにとぞ、議員各位におかれましては満場のご賛同を宜しくお願い申し上げます。
議長(遠藤)
 次。討論がなければ討論を終結し、これより採決いたします。本案に対する委員長報告は可決であります。本案は委員長の報告どおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。はい。挙手多数であります。よって、第47号議案は原案のとおり可決されました。
 これより、議第48号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑がなければ質疑を終結し、これより討論に入ります。まず、本案に対する反対討論の発言を許します。討論がなければ討論を終結し、これより採決いたします。本案に対する委員長報告は可決であります。本案は委員長の報告どおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。はい。挙手全員であります。よって、第48号議案は原案のとおり可決されました。

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Last Update 1999. 8. 1