議長(遠藤)
6番。
6番(土屋)
緑化ブロックの問題と魚道についての対応をお願いいたしまして、次の質問に移ります。不採算バス路線の対応について、伺います。1月19日の新聞に、県内乗り合いバス15社中13社が赤字で、輸送人員が平成8年度にはピーク時の6割減となり、欠損額が34億 2,000万に達していると報じ、国県の助成金が増えて、平成9年度は4億 6,900万円に達する見込みと報じられていましたが、過日、富士急三島バスでも不採算バス路線について補助金の申請を関係自治体に打診するとありました。当町関係のバス路線でも第3種生活路線1路線、第2種生活路線が5路線あり、町長は住民にニーズがあれば路線の確保に対応する必要があるとしていますが、話合いの状況について、伺います。
議長(遠藤)
企画広報課長。
企画広報課長
お答えいたします。ご案内のとおり車社会の進展の中、マイカーの増大に伴いまして、乗り合いバスの利用者は激減しております。利用者が少なくなれば運行本数も減ってまいりまして、本数が少なくなれば不便であてにならないというようなことになりまして、利用者がなおさら減るという悪循環が続いておりまして、ご案内のとおり、バス業界の経営状況は大きく悪化しているが現状であります。しかし、一方では高齢者や子供などの、いわゆる交通弱者の足の確保という観点から見ますと、公共交通機関に寄せられる期待と使命は大きなものがあります。このような状況の中、いわゆる今お話の不採算バス路線の助成制度、これがあるわけでございますけども。運輸省の地方バス路線維持費補助制度、こういう制度がございまして、国県或いは関係市町村が協調してバス会社に対して、必要なバス路線を確保するという仕組みがございます。この制度の分類を申し上げますと、1台当たりの平均乗車密度が15人以上の路線を、これは第1種生活路線と申します。5人以上15人以下の路線を第2種生活路線と申します。5人未満の路線を第3種生活路線と申します。それぞれの対応としましては第1種については、これは補助対象外でございます。第2種は助成制度によりまして、これから今維持をしていくという路線でございます。第3種につきましては3年間助成措置をして、この間に廃止するか或いは新たな運営主体に引き継ぐ、いわゆるバス会社が運営をもうしないという前提でございます。従って、自治体が直営するのか或いはバス会社へ委託しての運行を図ると、こういうことでございます。これらを検討するということになっています。昨年、当町に路線をもちます富士急三島バス株式会社から今申し上げました補助制度の適用を受けるべく申請手続きが進められました。そのことから、12月に我々関係自治体に対し状況の説明が行われたとこでございます。今、議員さんから路線の数が出ましたけども、当町内の不採算路線として、県知事に対して指定申請が出されている路線は1種は別でございます。第2種が沼津駅発国産電機経由の駿河平行き、三島駅発下土狩駅経由の駿河平行き、三島駅発下土狩駅経由長泉工業団地行き、三島駅発下土狩駅経由桃沢郷行き、三島駅発三島駅北口経由下土狩駅行き、第3種は沼津駅発下長窪南一色富沢経由裾野駅行き、これらでございます。まず、制度を若干申し上げますと、経常費用と経常収益の差額を基準として、まず、バス事業者は5ヵ年の経営改善計画を策定しまして、県知事に対し承認申請を出すことになっております。県知事はその内容を審査して、5ヵ年のバス輸送整備計画を策定しまして、バス事業者の経営改善計画とともに運輸大臣へ承認申請を出すことになっております。この過程でバス事業者・県関係市町村が協議をしていくこととなっております。現在、バス会社でこの経営改善計画を策定中でありまして、本年の5月ごろの承認を目指しているというお話がございました。町としましては過日、新聞で、議員さん、町長がコメントしましけども、第2種路線につきまして既に現に利用されている方々の足として、今後も維持をしていかなければならないという考え方の中で、国県と協調して助成し、路線の確保を図る方向で進めたいというふうに考えております。また、1本ございます第3種路線につきましては、これは今の運営主体、いわゆるバス会社ではできないという位置付けになるわけでございます。また、当町の3種は沼津市・裾野市を絡む路線でございます。従いまして、今後、知事の指定を皆さん見守っている今状況でございますが、関係市町村でいろいろ検討をしていかなければならないというふうに考えております。今、この不採算バス路線のバス会社の話合い或いは状況はこういうとこでございます。以上です。
議長(遠藤)
6番。
6番(土屋)
住民の間では不安が募り、車の運転ができないから生活の足、路線バスが無くなったり、人数が減ったら困ると、維持存続を訴えています。高齢化社会を迎え、バス路線確保は大事です。第2種生活路線バスの確保を是非お願いいたします。最後に、町の北部地区に県立のがんセンター周辺整備、それから総合運動公園等開発が計画されていますが、南一色地先には先程も申し上げましたが、平成9年に3つ目の工業団地ができました。そのような背景を踏まえて、三島駅北口から下土狩・下長窪・駿河平・工業団地・南一色・納米里地区を考えた循環バス路線の検討をして進めてもらいたいと考えますが、当局の考えを伺います。
議長(遠藤)
企画広報課長。
企画広報課長
お答え申し上げます。ご案内のとおり、長泉高校の北側にはがんセンターが開院されます。この利用者等につきまして今、町と県でいろいろ検討しておりますけども、できるだけ公共交通機関の活用を促したいということで、御殿場線新駅の設置の必要性も現在JR東海に申し上げて働きかけをしているところでございます。また、バスも大いに利用していただかなければならないわけですから、道路整備もいろいろ急ごうということで対応を進めております。バス利用のための路線として、今後バス会社等、静岡県等々、協議していくことになりますが、考えられる路線としましては三島駅からのがんセンターへ向けての路線、下土狩駅からの路線、また沼津駅からの路線、新駅が出来れば新駅からの路線。こんなものが考えられるんではないかなというふうに今考えているところでございます。お話の循環路線でございますけども、がんセンターの東側には既に、今、議員さん申されましたように、南一色地先には工業団地3つございますし、北部には運動公園整備計画もあります。これが実現すれば、それぞれの施設の循環を含んだ路線の要望も検討していきたいというふうに考えています。そうすれば自ずと、前々からいろいろ話が出ます南一色方面に、三島駅からの路線が無いというようなこともカバーできていくのかなあというふうに考えております。但し、先程、乗り合いバスの状況、非常に苦しい運営状況のお話をさせていただきました。これらを進めるにあたっても当然その循環、がんセンターにはあるんでしょうけども、循環路線を作った場合の利用者数が採算ベースに乗れるということが前提になるということで、ご認識をいただきたいと思います。以上です。
議長(遠藤)
6番。
6番(土屋)
住民のために懸命なる対応をお願いいたしまして、私の質問を終わります。
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Last Update 1999. 8. 1