議長(遠藤)
休憩を閉じて会議を再開いたします。
質問順位 2番。
質問内容 1.環境問題について
2.不採算バス路線の対応について
質問者 土屋 誠議員、6番。
6番(土屋)
それでは通告に従いまして、順次質問させていただきます。まず、環境問題についてということで、何点か質問いたします。長泉町は農業の町から工業の町に変わっていく中で、南一色地先に昭和58年に長泉町工業団地18社、平成元年に富士長泉工業団地9社、平成9年に長泉一色工業団地15社が進出して来ました。環境面・公害問題を考えた中で、市街化区域にある工場を工業団地を造り移転して来たと考えますが、その理由は何か、また今後、市街化区域にある工場を工業団地を造り移転する予定はないか、伺いたいと思います。
議長(遠藤)
産業課長。
産業課長
お答えを申し上げます。工業団地を今後造る予定はないかというご質問でございますが。ただいまご質問者の言われたとおり、58年に工業移転用地としまして、公害防止事業団によります造成されました長泉工業団地、それから平成元年に県の土地開発公社によります富士長泉工業団地、それから平成9年に環境事業団により建設された長泉一色工業団地があるわけでございます。これらの3つの工業団地の建設につきましては、長泉町の産業の発展と市街地における住工混在の解消に一定の効果があったものと考えております。今後の工業団地の計画につきましては、昨年、長泉一色工業団地が完成したばかりあり、また、工業団地の建設には相当の用地が必要であることに加えまして、地理的条件等も加味いたしますと、工場立地に適した地域も限られてくるわけでございます。ということで、現在のところ新たに工業団地建設計画は考えておりません。以上です。
議長(遠藤)
6番。
6番(土屋)
工業団地を造る予定はないということで安心しました。南一色を流れている梅の木沢川には3つの工業団地の排水が流れています。水質汚濁防止法に関しては、昭和45年に水質汚濁防止法が設けられ、排出基準・総量排出基準が設けられ、また、県でも条例を定めて厳しい基準を設けているが、当町の河川と工業団地の排水による梅の木沢川の水質の状況はどうか、伺います。
議長(遠藤)
生活環境課長。
生活環境課長
土屋議員のご質問にお答えします。河川の水質の汚濁状況でございますけども、町としましては昭和61年度より町内の9河川、これは桃沢川・谷津川・梅の木沢川はじめ、それぞの河川で9河川あるわけですけども、その中の16箇所の観測地点において、年6回の水質分析を行っております。平成9年度の各観測点における分析結果でございますけども、水の汚濁の目安として用いられてますBOD、値があるわけですけども、年平均の比較では平成8年度の数値に対しましてほぼ横ばいの状況になっております。従って、汚濁の進行はあまり進んでないという認識をもっております。ご質問の梅の木沢川の水質状況でございますけども、梅の木沢川につきましては手城橋と城山橋の2箇所の観測地点をもっております。この2箇所の観測地点のBODの値は、年平均の比較では平成8年度の値でそれぞれ1l当たり 1.3mg、それから同じく平成9年度の値では1l当たり 0.1mgと 2.2mgということで、若干の差はあるにせよ、ほぼ横ばいの状況であり、良好な水質が保たれているというような認識をしております。しかし、この梅の木沢川につきまして、観測地点の上と下は先程言いましたけども、水質的にはさほど問題ないじゃあないかなあと思ってるわけですけども、観測地点の中間の地点、ご質問者から言われております各工業団地から排出が梅の木沢川へ流れておるわけですけども、これらが原因と思われます水質の悪化が生じているところが現実的にはございます。それで、平成9年9月に長泉工業団地或いは長泉一色工業団地の工場排水が流れ込んでいる放流口、そこについて分析を行ったところ、手城橋或いは城山橋の各観測地点より大幅に数値が上回る21.0mgというBODの値が示されているところでございます。以上でございます。
議長(遠藤)
6番。
6番(土屋)
工場排水で問題になるのは、やはりBOD、つまり生物化学的酸素要求量だと思うんですが、その排水量1日50トン以上の工場では、l当たり20mg以下というふな基準になっていると思うわけですが、オーバーして悪水が時々排出されているということですので、工業団地よりの排水を定期的に検査できないか、伺います。
議長(遠藤)
生活環境課長。
生活環境課長
お答えします。工場排水につきましては、いろいろ規制値があるわけでして、ご質問者からお話がございましたように県の上乗せ条例では50l以上を排出するについては、基準がそれなりに設けられております。そうした中で、いろいろ現在の流域で具体的には苦情等で問題があろうかと思います。そういう中で、苦情等でいろいろ水質の悪化があると思われる時については、その都度、水質検査或いはそれをした結果を組合等へお願いして指導をしていきたいというふうに考えておるところでございます。
議長(遠藤)
6番。
6番(土屋)
次に、当町においても公害防止協定を締結している工場が何社かあると思うんですけど、南一色地先の工業団地では、富士長泉工業団地が締結されていますが、長泉工業団地それから昨年できました長泉一色工業団地との公害防止協定の状況はどのようになっていますか。
議長(遠藤)
生活環境課長。
生活環境課長
ご質問にお答えします。公害防止協定の状況でございますが、現在町内の18の事業所との間に一般公害対策、燃料規制・煤煙規制・排水規制・騒音規制或いは立入り調査等の内容で締結しております。本来、公害に対する規制等は各公害法令或いは静岡県公害防止条例によってなされておるところですが、法令条例のみでは地域の環境が維持できない場合、また、各事業所における環境に対する意識の向上を目的に各事業所の協力を得て、公害防止協定を締結することになっております。従いまして、梅の木沢川流域の各工業団地との公害防止協定の締結状況でございますけども、富士長泉工業団地につきましては全ての事業所との間で締結済でございます。長泉工業団地及び長泉一色工業団地につきましては、各組合また汚濁負荷の高い事業所を中心に、これから現在締結に向けて交渉をしているところでございます。以上でございます。
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Last Update 1999. 8. 1