3番(渡辺)
次に、ゴミ焼却場の改修を問うということでございますが、現在の焼却炉は、厚生省の測定結果から、即改修を要する80ナノグラムを越えている、長岡、富士川町を除いて、相良町、韮山町につぐダイオキシンの発生状況に、静岡県下ではあるわけでございまして、ゴミ焼却場の改修を平成10年と11年に実施の予定であるけれども、ゴミの量がですね、50トンということをいわれております。改修は25トンのものを2基8時間焼却の予定と説明がありまして、承知をいたしているところでありますが、厚生省の指導では5年以内に5ナノグラム恒久的には今後新設の場合 0.1ナノグラム以下にせよというような指導が出ているわけであります。またダイオキシンの毒性はサリン以上といわれておりまして、焼却灰も固形化するという排気の指導が出ている状況にあるわけでありまして、昨年12月より排出規制がはじまり、自治体に対し年1回以上の測定を義務付けをされたわけであります。そこで改修にあたっての、どのような基準で選定をなされるのか、第三者の専門家の意見が せる選定委員会の設置は考えられないのかということをおたずねをまず第1点としていたすところであります。
議長(遠藤)
生活環境課長。
生活環境課長
渡辺議員のご質問にお答えします。今回のゴミ焼却場の改修計画につきましては、過日町長の施政方針で申し上げましたように、大きくはダイオキシンの削減対策とそれから老朽化に伴います能力低下、こういうものを勘案した中で大規模改修を考えているものでございます。したがいまして、新設の炉を作るということではないわけでして、先ほど議員さんおっしゃいましたように、新設炉では時間当たりの処理能力が4トン以上のものについてはダイオキシン類の排出基準というものは 0.1ナノということで 0.1ナノグラムということで国が位置づけされております。当町の場合につきましては、時間当たり約 3.1トンというような形になりますので、基準の区分では、国の基準の区分では2トンから4トンという処理能力の部分に入るわけですけども、これで既存を改修するということになりますと国の基準では5ナノグラムというような位置づけになります。で、そうはいっても新設炉に近い改修ということになりますと、国の基準では現在の長泉町の予定している焼却能力については1ナノグラムの基準値になるわけです。こうした国の基準値よりもさらに安全を見込んでいるために、今回の改修にあたってはダイオキシン類の排出濃度の設計値を 0.5と、 0.5ナノグラム以下ということにしました。それをまた補償値として計画しているところでございます。また、ダイオキシン類以外のですね、項目についても国の構造基準ならびに維持管理基準、こういうものにのっとって計画しておりまして、廃棄物処理施設整備国庫補助事業、こういうものに採択されますように平成9年の10月に整備計画書を厚生省に提出している状況でございます。以上でございます。
議長(遠藤)
3番。
3番(渡辺)
次に改修にあたっての恒久的対策、一部今ちょっと説明がありましたけども、厚生省級の 0.1ナノグラムの改修はできないものかということをおたずねするわけですが、当面改修にあたって 0.7ナノグラムで改修するというふうなことでありますけども、修理費用も27億余になるわけでありますから、それなら基準をクリアーできる 0.1ナノグラムで金がかさんでも地域住民との関係もありますし、やはりできればそういう方法が望ましいわけですが、その点についてするわけです。ダイオキシンの測定にしても義務づけられ検査実績がある機関は公立で10ヵ所、民間で30ヵ所程度というふうにいわれておりまして、全国で各市町村のですね、焼却炉は 1,600カ所あるというふうにいわれております。その測定はですね、追いつかないという状況にあるという、大変危惧しているというふうな話も聞いているところであります。技術者の養成にしても1、3年を要し測定試薬は1ミリグラムで60万以上するものもあるというふうにきいておりますし、1回の調査費は数百万円にものぼるというふうな話もきくわけでございます。したがいまして、この測定に気をつかうことなく基準をクリアーできる改修ができればいちばんいいわけですが、この点についてのお考えはいかがでございましょうか。
議長(遠藤)
生活環境課長。
生活環境課長
渡辺議員のご質問にお答えします。ダイオキシン類の基準値につきましては、先ほども申し上げましたとおり、あるいは昨年の9月議会ならびに11月議会でもご説明申し上げましたように、今回の当町の焼却場のダイオキシンについては、新設炉ではなく既設炉の扱いということで、5ナノグラムということで国の基準値はあります。それを実質的には大規模改修ということで新設炉扱いの1ナノグラムの基準値よりさらにそれを今回はさげまして、新設基準値より厳しい 0.5ナノグラムを補償値として計画しています。しかし、 0.5といっても実質的にもうすこしよくなるだろうと、期待値としましては 0.1ナノグラムを考えているところでございます。現在の焼却炉ですけども、先ほどの質問にもございましたけども、長泉町の焼却炉、現在の焼却炉につきまして、平成8年度のダイオキシン類をはじめて計ったわけですけども、この時については54ナノグラムであったわけです。で、昨年、9年度になるわけですけども、昨年新ガイドライン、これは厚生省から打ち出されましたダイオキシン類の削減対策になるわけですけども、これに準拠しまして、ゴミの攪拌のゴミの均一化、あるいは常燃バーナーでの立ち上げ時にロウ温を速やかに上昇させる、あるいは燃焼時につきましては、ロウ温について850度以上を保つと、あるいは炉の燃やす部分についてのゴミ室を薄くしまして、完全燃焼させるというようなことで、適正に運転管理を行った結果、昨年の11月にですね、測定をしました。それが11ナノグラムということで大幅に削減ができました。また、それはそれとしても、地元でいろいろなお話もございます。そういう中で今回の改造予定される改造工事期間中、そういうこともゴミは止まることなく燃さなきゃならないわけです。そういう中を周辺との環境あるいは地元対策等考慮した中で現在の炉の未燃ガスを完全燃焼させるために、燃焼室で2次空気を吹き込みまして再燃バーナーを取り付けてダイオキシン類を削減するための工事を今年の1月に行ったところでございます。したがいまして、運転管理に十分注意しながらダイオキシン類を今後もなるべく少なく発生させにくい状況にして新しい新設炉に改造に向けていきたいというふうに考えております。
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Last Update 1999. 8. 1