8番(八木)
 次に、がんセンターは2001年に開院されるのか、ということで質問であります。
 県は、10月31日県庁内で、第2回行財政対策委員会を開き、下部機関の推進部会とサマーレビュー(事務事業の見直し)特別部会の検討結果を踏まえ、行財政改革の基本方針を決めました。このうち主要プロジェクトの見直しで、長泉町に建設がされるがんセンターの開院時期や病床数の見直し、研究所整備の延期を行財政改革の基本方針で決めましたが、本日11月28日の朝刊によりますと、県は11月27日までに、がんセンターは開院年次を1年延期し、開院年次のほか病床数700床も変更し、経費の縮減を図る。
 研究所の整備計画については、開院3年後ぐらいを目処に整備をしていくという見直し案をほぼ固めたということであります。基本方針の決定以来、がんセンターに関しまして、開院が予定よりも1年遅れ、ベット数が100床削減等々、心配がされていたわけでありますが、このことが現実となってしまったわけでありますが、がんセンターの開院は町民はもとより近隣の市民、町民も注目し大きな期待をされております。本日の新聞、11月の28日の朝刊の報道を受けて、がんセンターの建設に関する厳しい現状について、町はどう認識をしているのか、まず町長にお伺いしたいと思います。
 次に、行財政改革のあおりを受けて、最先端の医療機器と優秀なスタッフを揃える県立がんセンターの開院の遅れのみならず、私が以前一般質問におきまして救急救命センターの設置、総合病院としての役割、さらに看護医療系医療技術系教育施設誘致など、関連施設の設置について町に提言を申し上げてまいりましたが、その提言を受け入れていただきまして町当局が県に働きかけをされた結果、設置が予定されている救急救命センターの設置や総合病院としての役割も期待され、さらに看護医療技術系教育施設誘致など、関連施設の設置も話題としてでているが、それらの影響がないのか心配されるところであります。がんセンターを取り巻く現状について企画課長の認識をお伺いしたいと思います。
 またこれも私が以前より申し上げておることでございますが、経済面では医療部門の経済波及効果は、産業連関表によりますと、医療部門の生産1単位が他の産業に与える影響、いわゆる影響力係数が約 1.8になっておりまして、医療部門の他産業への波及効果は大きいわけで、地域経済の活性化に良い影響を及ぼすことは明らかでありますし、総合病院として当初の予定通りがんセンターが開院されることを町民はもとより周辺の市町でもその期待は大きく、健康で安心して暮らせる日を待ち望む多くの人々のために、今後も1日も早く開院できるように町として最優先課題として積極的に働きかけをすべきと考えますが、これに対する町長の決意をお伺いしたいと思います。
議長(遠藤)
 町長。
町長
 ただいまのがんセンターの2001年に開院という話題がでたわけです。私も今朝の新聞を見まして、前々から話題はあったわけですが、やはりいろいろの事情でということになりますが、1年遅れるのかということで驚いたわけでございます。今、いわれますとおり、折にふれて県知事や関係者、こういった人達に立場上もございますので、多くの人達には早期の開院、これを熱望してきたわけでございます。特にご存じ人の命に係わる施設ということでございますので、何度もそういった計画どおりの実施を要望してまいったわけでございます。今、いわれました、10月31日のですね、県の財政の関係によります大きなプロジェクト、県の大きなプロジェクトにつきましても、見直しその他の話題が新聞に載ったわけでございますが、その翌日たまたまチャンスがございまして、坂本、芝両副知事との面会するチャンスもあったわけでございますが、そんな席でもいろいろお願いを申し上げてきたわけでございます。で、つい2、3日前議長同道いただきまして、他の問題で坂本副知事等へ陳情した時にもその辺の要望はさせていただいているわけでございます。また、特に駿東地区の議長会、こういった皆様方も大変心配をしていただきまして、いろいろの方々からもそういった要望はいただいてきたわけでございます。このがんセンターも県の大規模事業ということのひとつであることは間違いないわけでございます。といいますのは、今朝の新聞を見ましても、見出しにがんセンターの話題が出ているわけですね。そんなことから考えますと静岡県としても大きな事業であるトップクラスかということを。私自身は考えているわけでございますが、残念なことにそういった大きなスケジュールが遅延すると、あるいはベット数の規模の縮小、これらにつきましても、今申しました、ごく2、3日前ですね、坂本副知事にもお話を申し上げたわけですが、人命に係わる問題ということもございますし、大きな削減といいますかね、縮小ということは考えてはいませんが、というお話をいただいたわけですが、そんな矢先に今朝の新聞ということになるわけでございます。で、この10時からの議会が始まる前にも、県の担当室長から電話をいただきました。新聞を見られたと思いますが、その内容についてはもっと詳しくご説明をさせていただきたいと、ついては、この来月ですね、2日には長泉町へお伺いしまして、その辺の内容をお話しますが、そんなに極端に大削減ということは、勿論ね、避けていきたいというようなお話を電話でお聞きしたわけでございます。具体的に2日にじきじきお話をいただいて、ことなかなか大事な問題でございますので、議会の皆様方にもご報告させていただきましてね、私がご了解をというのはおかしな話ですが、ひとつご理解をいただきたいということで考えておりますので、その上でなおかつ、だからといってそのままということでなくて、これからも、そうはいっても1日でも早い、あるいは規模縮小も最小限度というようなお願いも、これからしていかなきゃならないなということを考えておりますので、当面今日の答弁の中ではそういった内容のことについてのご理解をいただきたいということでございます。続いて研究施設等の問題もいろいろ出ているわけですが、その辺につきましても、今日の電話のなかですと、病院、できるがんセンターの病院の中で可能な範囲、そういった研究施設等も合わせて考えていく必要があるだろうというようなことを室長からも電話の中ではね、お話いただきましたので、最小限度の規模縮小、期間延長ということは避けられないかなということを考えてはおりますが、そんな線でこれからなお検討も具体的な折衝その他をしながらお願いをしていきたいと思っております。以上でございます。
議長(遠藤)
 企画広報課長。
企画広報課長
 お答えいたします。今、概要につきましては町長が申し上げたとおりでございますけども、私たちもいろんな形で当初の計画どおり2001年に開院されるよう要望してまいりました。実際は見直しの対象になってしまったという状況でございますが、これは今朝報道されたものはあくまでも案ということでありますから、これから来年度の予算編成を前に県の11月定例議会の場等でいろいろ議論されるやに伺っております。ただ現状では中身の診療科目やいろいろ話題になっておりました陽子線の導入など、病院の内容については見直しの対象とはなってない様子でございますから、それなりの機能は維持できていくというふうに考えております。また、今お話のありました、がんセンターの関連しての周辺地域への看護医療技術系教育施設整備、これも八木さんおっしゃいますように、すでにがんセンターの基本計画の中には盛り込まれておりまして、私たちも非常に関心を持っているわけでございますけども、すでに県議会の場でも議論がされておりまして、県におかれましては今後具体的に検討されていくというふうに伺っておりますし、長泉町からもその設置に対しては地域振興の上からも大変関心があるというようなことで県には町長からお伝えをしてあるところであります。いずれにしましても、がんセンターの規模について、いろいろ論議されておりますし、また、時期についても多少遅延するというようなことがありますけども、周辺整備等については、町は推進していかなきゃなりませんし、また、がんセンターに関連するいろんな施設についても、県としても推進されるよう、今後も引き続き要望していくつもりでございます。以上です。
議長(遠藤)
 8番。
8番(八木)
 形としてはちょっと残念な形に経過としてなってきておるわけでありますけども、今、企画広報課長も申されましたように、これ決定じゃないわけね。ただ、そういう案としてのものが表に出てきたんですけども、これをたたき台にまたある程度、なんていうのかな、当初の予定の方向に少しでも近づけていくというのは、やはりこれからの町のね、熱意だと思うんですよ。この程度の形で納まってきたというのは、いままで町長はじめね、一生懸命働きかけをしてきたことが、この程度の縮小で納まったのかなというふうな感じをしますけども、まだこのベット数の削減というものも、様々な形でいわれてますよね。先ほど私がいいましたように100位だろうとか、いやあ、10か20減るだけだとか、いろんな形の中、いわれておりますけども、やはり極力当初の目標っていうのは、やはりそれくらいのところがベターだろうという形の中で目標設定というものがされていると思うんですよ。それを、こういう経済状況の中だからといって、絞り込まれてきたという残念な結果ではありますけどね。やはり先ほどらい、町長もお話されておりますように、こと人の命にかかわる問題ですから、やはりそういうことを十分考慮する形の中での働きかけは当然今後もぜひ続けていただきたいなという部分の中の町長のもう一度決意という部分をお聞きしたいということと、それから、先ほどお話がありましたように、県のほうからこちらの町に報告があるということですから、当然これは議会のほうへその内容等を早急にお知らせしていただきたいと思うんですよ。それぞれ各議員さんおられるんですから、いろんな支持者のかた、抱えておるんですから、そういうようなお話というものは伝えていくような形になると思いますので、ぜひそういうような形にお願いしたいと思いますけども。
議長(遠藤)
 町長。
町長
 今、八木議員がいわれますとおりね、これですべてということでは、まだないようだなということを私も感じておりますので、その辺は積極的に当初の計画どおりですね、進められたいということで熱意のほどを申し上げていきたいと思います。石川知事も私にも、日本一のものを作るんだということを、よく聞かせていただいておりますのでね、私もぜひそう願いたいということは、今まで折にふれてお話させていただいていますので、その辺のことで100パーセント要望どおりいくかどうかは別としましてね、最大の努力をこれからも払っていきたいと思います。
議長(遠藤)
 8番。
8番(八木)
 ぜひそういう形の中で、町も取り組んでいただきたいと思います。このがんセンターの問題につきましては、議会もつい先日ですよね。がんセンター周辺特別委員会というものを設けまして、これからがんセンターの周辺を、どうやって整備していこうかというものを議会としてご提言を申し上げようとしていた矢先の出来事ですから、当然必要とあれば議会としても議長をはじめ先頭に立って陳情等をしていくことはやぶさかではないと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。

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Last Update 1999. 8. 1