議長(遠藤)
 14番。
14番(遠藤)
 ここでですね、障害者の自立について大変心配され、いろいろ研究し、どうしたら障害者を自立できるかについてですね、毎月何回か協議されている気になる会がございます。そのメンバーと協議内容の一部について紹介しますと、この中に沼津高専の蓮見文彦先生がおります。この方は工学博士でございます。非常に熱心に家族ぐるみでこれに取り組んでおられる。奥さんは長泉北小の特殊学級を担当したということであり、障害者対策については非常にがんばっております。この気になる会のメンバーを紹介しますと、樋口幸雄さん、東名商会静岡県富士市伝法でございます。それから白井しげろうさん、有限会社アイオス、佐藤秀子さん、株式会社ダスキン、芦沢のぼるさん、芦沢製缶溶接工業所、磯野はじめさん、倉田としひこさん、富士工業技術センター、塩谷けいこさん、塩谷エンジニアリングでございます。蓮見文彦さん、沼津工業高等専門学校勤務でございます。大畑かんこさん、株式会社大畑でございます。村瀬しげるさん、花の店むらせ、松村としあきさん、丸与工業、鈴木きよやすさん、鈴木石材、そのほか賛助会員としまして、たくさんございます。このような方々はですね、何を考えておるか、この方々はすべてではございませんが経営者が、事業をやられておる方々が半数以上でございます。そしてこの方々が障害者の、どうしたら障害者が採用して、その能力を満遍なく生かしていけるかということについて非常に研究されております。その中の内容の一編を読みますと、「すべての障害者が勤勉に働くものではないことを本書から教えられた。例え採用した社員の中にもなまけものがいた。これらは解雇されている。さらに障害者は対人関係が上手なわけではなく、障害者故の精神的な痛手をおっている。社内の人間関係構築には、障害克服同様適切な配慮が必要なことも教えられた。しかしながら、障害者にとって仕事は驚異的な薬となることについても同時に教えられた。このことは、今回の目的を達成すべき大きな理由のひとつと考える。それから、工場運営の基本原則としまして、工場運営のための基本原則は一般の工場と変わりがないことを教えられた。つまり、より良い製品、より安い値段、納期限厳守の原則である。これらについてすべてすでに会員の方々においては実践されている内容と思うが、障害者工場であるがゆえに、より一層の製品管理を必要とするものと感じた。まとめとしまして、倉田委員から提供された貴重な情報で多くのことを学ばせていただいた。同時に私が妻と話し合っていた理想の工場がアメリカに存在し、その理想はすでに日本に受け継がれていることも教えていただき、この事業が不可能でないことに勇気づけられた。委員の皆様には本当にお忙しいなか毎月ご参加いただき感謝にたえない。自分の会社の経営について常に悩み苦心されている企業のオーナーの方々および研究機関の研究員、全く別の企業を起こそうという研究に努力をさいていただくのは並大抵の努力ではできないと考える。これは塩谷先生のご人徳によるものと深謝申し上げる。だが、資料を見させていただいて、さらにその考えを深めたのだが、ぜひとも障害者中心の工場を新たに作る必要を強く感じた。私はこの一部のかたとお話しました。その中ですでにアメリカでは障害者の工場ができて、それで立派にやっているということも聞きました。そしてこの方々は、すでにそのことについてあらゆる識見のもとにいろんなことが解決できると確信を持っておられるようでございます。そしてそのお話の中で、土地さえあればいつでもこれを実現したいというような態勢に、気になる会の方々はなっております。このような背景のもとに私はこの問題についていろいろ考えてきました。ひとつに、我が国はですね、バブル経済崩壊後、景気の改善がなかなか見えない。加えて世界一の長寿国となりました。そして少子化も進むなか、政府も地方自治体の財政も将来的には逼迫の可能性が十分伺われると思います。このような中でですね、手当てや補助金を頼みとしても、これは限界があろうかと思います。そしてこれは健全ではございません。また、現代にいろいろ世相が混乱しております。学生のいじめ、凶悪犯罪は急速に増加しており、社会的にも他人が困ることを平気で見ている人が増加している。私はこれらは一見健常に見える人の中にも心の障害者と言える人々が急速に増加しているように思います。このような状況の中で、障害者自身が経済的に自立できるもの、1.障害者が経済的に自立できる産業として、障害者が補助金に極力頼まない自立可能な経済基盤をつくる。そして経済競争に勝てる製品をつくる。この提供が必要であると思います。現代多くの授産施設から作りだされる製品やサービスは本当に競争力がないと思います。競争に勝てる製品、サービスを提供するにはどうしたらよいか。それには福祉村による障害者の特技を生かした就職が必要であり、障害者には健常者が学ぶような特殊なものがあります。それが十分生かされていくことが大事であろうと考えます。私は沼津高専の先ほど紹介しました助教授で工学博士の蓮見文彦先生と偶然に畑で知り合いました。博士は農業の、工学博士でございますけども、今農業でいろいろ問題になっております、ネマ、線虫について、これを薬品によらず微生物でこれを壊滅させるということについて研究されており、そういう中で畑に来たわけでございますけども、偶然私と会いました。その中でいろいろこの障害者の自立という問題について論議をかわされました。博士はすでにこの線虫はもう成功しているよと言われております。そういう中で、それではこれは、この企業に成り立たないかと、そういうものを特殊技術、技能、障害者がこれを適用させていただいて、どうだなということでいろいろ話し合いました。博士は先ほど申し上げたとおり、家族ともども障害者については非常にご熱心で、障害者にすべてをかけるんだよと言っております。そしてこの技術も場合によっては障害者にそれなりのことを差し上げますよと言っておられます。障害者が自立可能になるには、やはりそれなりの特殊技術、そういうものがやはり必要である。幸い私ども当町の近くには沼津工業高校があります。沼津工業技術センターがございます。これらの研究技術を、技術力を有効に活用し、障害者のそくせいを生かした技術で市場競争に勝ちうる製品やサービスの開発していけると言われております。これを成功させるためには、いろいろの産業、作業所、必要であり、障害者の特性更生技術も適正による就職が考えられます、ということで、福祉村の建設が考えるわけでございます。これには相当の面積が必要となってきます。そこで私は前回にも下山議員の質問がございました。東細尾、西細尾埋め立てて、そういう問題       私は東細尾、西細尾を埋めて活用したらどうか、そのように考えるわけでありますが、どのようにお考えかお伺いします。
議長(遠藤)
 福祉課長。
福祉課長
 ただいまの遠藤議員のご質問にお答えします。障害者が自立更生するということは、先ほどの町長の答弁にありましたけども、すばらしいことであると、しかも適材適所で働けるということは非常に好ましいことだなということで、このうえないいいことだろうというふうに思います。しかし、障害者がその能力に応じて活動されるということが、今、申し上げましたように、いちばん重要でございますけども、これらの施策につきましては、今、私たちが作っております、障害者計画のなかで町で支援できるものだとか、あるいは町で支援できないもの、当然でてくると思います。で、町で支援できないものは地域、それは福祉医療圏というのがありまして、これは、駿東、田方の地域がひとつの福祉医療圏ということになっておりますけども、そういった地域だとかあるいは県の協力を得ていかなければならないというふうに考えております。それから、事業の内容によっては、それらを適切に判断し、先ほど遠藤議員からお話がありましたように、気になる会という会があるということですけども、これに、この会員になっている方々は障害者に対する理解も非常にあるというように伺っておりますので、そういった理解のある方々の民間の力も得なければならないということで、一概には町でやるとかあるいは県の支援を受けたりとか、あるいは、今申し上げましたように民間の方々の力を得なければ実現できないというようなことになろうと思います。いずれにしても、今の最後のところで伺いましたことは非常に膨大な事業になるなということで、すぐには実現は無理であるというようなことで判断をしております。以上です。

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Last Update 1999. 8. 1