12番(古谷)
それでは次の項目に移らせていただきます。
次に、先ほど申しましたように、午前中浅倉議員のほうからも広域また合併についての質問も何点かございましたが、私のほうからは広域行政の将来の見通しについて、4点についてお伺いをいたします。
近年に入って、将来の中核市形成を視野に入れた地方分権や広域行政の検討が各地域で盛んに語られるようになってきております。全国的には、合併にまで話題が沸騰する地域まで出ている現状であります。ましてや全国的な社会経済情勢の著しい変化の中で、広域的な行政需要が増加していることから、これらに応える体制づくりが急務とされている現状であろうと思われるわけであります。このような状況の中で、平成7年4月には、市町村の合併の特例に関する法律が改正施行され、また同年の6月に広域連合制度が施行され、いちだんと多様化している広域行政への関心が一層高まりを見せている現況であります。県内でも昨年4月には静岡市浜松市が中核市に指定されるなど、志太郡の合併の動きも注目されているところであります。東部においては、これまでに沼津市と清水町が中核市推進協議会の設置を見、研究を進めるに至っているところでもあります。最近では特に東部広域市町村圏の動きが活発に活発化してきているように感じられることから、これらについて随時お伺いをしたいと思います。始めに、5月23日に行われた、沼津三島をはじめとする4市12町村で行われた、駿東、田方市町村長連絡協議会での内容、構成、課題といいますか、テーマについての広域的な考え方についてお伺いをいたします。
議長(大沼)
町長。
町長
今、お話のございました、駿東、田方市町村長連絡協議会で、さる5月23日でございますが、いうなれば勉強会をもったわけでございます。今、お話のございました、沼津、御殿場市、裾野市それから駿東、先に申しますと、長泉町、清水町、小山、それから田方地区の三島市、函南町、韮山町、伊豆長岡町、大仁町、修善寺町、中伊豆町、天城湯ガ島町、戸田村、土肥町の16市町村長で構成されました、この連絡協議会、今申しましたとおり、5月の23日にスタートしたわけでございます。これは、どういう事かといいますと、今お話のございました、今日の変革の時代にありまして、行政改革も大きな課題となってきているのはご存じのとおりでございます。従いまして、国をはじめ、県もこれに的確に対応するための取り組みを始めておるのはご存じのとおりございます。それぞれの首長としては、地方分権や広域行政、こういった問題につきまして勉強会をして、認識を深めながらこれから共同して勉強会を持とうということで、組織化されたものでございます。今後は、地方分権ならびに広域行政を中心に、情報を収拾しながら、意見交換を進めていこうというようなことで、第1回を持ったわけでございます。したがって、いつの時代にどうということは、まだ今後、ずいぶん先の問題になろうと思いますが、いうなれば、広域行政の中で、いろいろ勉強をもって、今、申しました、広域行政の検討を進めていったらどうかということでございます。範囲は大変広いわけですね。土肥まで含めた16市町村ということでございますが、その辺のぜひもあるわけですが、当面はいうなれば、田方、駿東、名称も駿東、田方広域行政の検討というような名称でございます。はっきり申しますと、駿東、田方市町村長連絡協議会ということで、もう名称も協議会をそのように決めまして、これから年間3、4回位勉強会を持とうかということでの話し合いの中で、第1回目がスタートしたということでございます。したがいまして、これから先は長いことになろうと思いますが、当面、今申しました、16市町村のなかで構成をしながら勉強していこうということでございます。現時点では、そういうことの報告でございます。以上です。
議長(大沼)
12番。
12番(古谷)
次に移ります。東部地区の政界等が中心になって、21世紀を考えるべく提言等を行ってきているサンフロント21での視野とその考察についてお伺いをしたいと思いますが、よろしくお願いします。
議長(大沼)
企画広報課長。
企画広報課長
サンフロント21懇話会は、県東部の経済人が異業種交流や県市町村行政との橋渡しの場として、平成7年6月にスタートいたしました。この会は東部地域の活性化を目標に東部管内28市町村の生活圏ごとに3つの分科会を設けて研究、意見交換を行いながら行政にいろんな提案をしてきております。平成8年の1月にはこの会の活動を支援し、行政側の受け皿となる、県東部市町村長連絡会議も組織されまして、官民一体となって21世紀の東部地域の活性化への推進という動きにまで広がりつつあります。このなかで、平成8年度からは、地方分権推進に向けて、広域連携による地域づくりも取り上げられまして、いろいろ議論されているところでございます。今後も広域行政の具体的な方策を検討し、市町村行政の効率化の実現に向けてさらに論議され、サンフロント21の目的である、東部地域の活性化への役割を果たしていくものと、私たちも期待をしているところでございます。以上です。
議長(大沼)
12番。
12番(古谷)
次に移りますが、これは午前中にも浅倉議員のほうからの話もありましたが、類似点は極力かえて、1点だけの質問にさせていただきます。次に、東部の中核市についての考察についてであります。先日5月27日にも、民間の関係団体でつくる、駿東地区の広域まちづくり委員会が開催されました。その模様は先ほど浅倉議員からも話がありましたように、報道等でもされております。沼津三島など、3市5町の駿豆地区商工振興懇話会によるものであったわけであります。各市町の都市計画の内容を把握しつつ、今後の課題としてJR沼津駅北口に設置される多目的展示イベント施設の運営や、FMコミュニティ放送事業、また町にも関係している、県がんセンターへの東部救命センターの併設、またJR御殿場線下土狩裾野間の新駅の設置、また地域共通観光プランの作成など、検討されているとの報道でありました。これについても、以前に出ております、駿東地区広域市町村圏協議会というなかで、けんえきの中核都市づくりという中で、広域市町村圏計画というのがつくられておるわけでありますけれども、その構想の体系のなかでも将来像として豊かな自然と個性的な産業、文化が息づく多げん的交流生活圏を実現するという形の中で、4本柱を立てて基本構想が作られておるわけです。そのなかには、施策の4本柱というのは、一つには交流によって魅力が高まる快適な生活圏づくり、その基本計画としては、これは広域になりますので、わが町にも関係するところもありましょうし、これから検討することもいっぱいあると思いますけれども、内容的には道路網とか公共輸送とか、水資源エネルギー自然保護、また防災や住宅、公園、下水道、廃棄物処理等の問題等が、その基本計画になっておるわけです。2点目として、交流によって、新たな活力を生み出す作業圏づくり、これには、労働環境や、農業、林業、そして商業、工業、観光、リゾート等の内容も含まれているようであります。また次に3点目としましては、交流によって地域個性の創造する文化圏づくり、これには教育面、生涯学習、スポーツやレクリエーション、芸術や文化、国際交流等が含まれているようであります。また、4番目の柱としましては、交流によって健康な体と心を育む福祉圏づくり、これには高齢者福祉や社会福祉、保健衛生、コミュニティ等とのひとつの構想体系が打ち出されて、まだそんなに古くはないわけでありますが、これらの状況下の中で、駿東、駿豆といいますか、中核市についての考察についてお伺いをいたします。
議長(大沼)
町長。
町長
ただいまの質問にお答えをさせていただきます。中核市の制度は、地方行政の充実を図るため、住民に身近な行政を行うことができるように、事務権限を強化できる都市づくりを目的に、平成6年の地方自治法の改正によってできたわけでございます。このあと、昨年4月に、ご存じの静岡市と浜松市が、両市が指定されたわけでございます。沼津市と清水町の1市1町で協議会を設立するといった動きが出ております。今日の地方分権の一つとしてこの制度があり、中核市になると従来県を通していた福祉や都市計画などの手続きが、その市の処理となり、住民サービスがスピードアップされるメリットがありますが、県との事務移管にともなう財源負担の問題などの課題も残されております。また、中核市になるためには、ご案内のとおり、人口が30万人以上という枠付けとなっております。そういった条件があるわけでございますが、東部地区においては、現状ではどうしても合併ということが避けて通れないものであろうかと思います。現在沼津市と清水町の動きについては、長泉町と違った事情もあるわけでございますが、十分検討されればよいことであり、私としては現時点では合併を前提の中核市への参加は考えておりません。
広域行政を推進しなければならないことは認識しておりますが、もう少し東部の広範囲の市町村の勉強していくことが必要であると考えております。先ほどもご報告申しました、駿東、田方16市町村長の連絡協議会ですね、こういった中でいろいろ広範囲な勉強をしていく必要も大変大事なことであるということで理解しております。以上でございます。
copyright(c) 1997 長泉町役場 議会事務局 e-mail:gikai@nagaizumi.org
Last Update 1999. 8. 1