議長(芹澤)
 休憩を閉じて会議を再開します。

質問順位 4番。
質問内容 1.ある高校生の死を教訓に
質問者 安斎 定男議員、8番。

8番(安斎)
 それでは通告に従いまして、質問をしてまいります。ある高校生の死を教訓にという項目で、今回出しているわけでありますけども。このことについては、大変、プライバシーに係わる問題がございまして、非常に大変悩んだわけでありますけども。内容を抉るということよりは、今回、起きてしまった、この背景。そして、それらを教訓に長泉町として2度と起こしてはならない自らの対策は何か、ということを共に考えながら、早急に実行に移るよう、質問及び要望ということをしていくわけであります。項目につきましては3点ございまして、1点目は教育問題。2点目は地域社会における行政の役割の問題。3点目は地域社会の問題という形の中で、3項目に分けて質問をしてまいりたいと思います。質問に入る前に、まず、4月の13日に亡くなられました某少年の高校生のご冥福を心よりお祈りを申し上げるしだいであります。まず、教育問題について、お尋ねをしていきたいと思います。今回の事件は既に新聞他、報道及び学校関係者から事情・情報については十分察知をされまして、ご理解はされているものと判断をしております。その中で明らかなことは、加害も被害も長泉中学校の卒業生であったこと。また、平成7年度の卒業生、同級生であったこと。一人は同じクラスメイトであったこと。そして、卒業後の事件として起こったこと。そして、刑事事件として取り扱われ、校外ではありますけども苛めとして全国的な報道をされたことであると思います。まず、教育長に、この一連の事件に係わる学校教育問題としてのコメントを、まずは、お聞かせを願いたいと思います。
議長(芹澤)
 教育長。
教育長
 安斎議員のご質問にお答えするわけでございますが。ここ数年、日本の国内を取り巻くいろんな教育問題の中で、苛め問題或いは不登校の問題。これが非常に多く出てきて、それぞれ文部大臣のアピール、緊急アピール等が出てきているわけですが。我々、長泉町としましても、そういう国の施策に則り或いは長泉町独自の条件の中で、平成6年度あたりから、人間の生命の尊厳と同時に心の育成という、命と心を育てるという、そういう教育を規定にいたしまして、学校教育をはじめとして、社会教育でも或いは家庭教育においても、スポーツ・体育振興の場においても、その精神を普及指導にあたってまいりました。学校の中では幼稚園・小学校・中学校ではそれぞれの条件の違いはありますけれども、指導令規の中で意図的・計画的に対応を図ってまいりました。その中で、今回の事件のように、苛め或いは恐喝が原因となって、一人の少年が自らの命を捨てたことは、悲しい事実であり極めて残念なことであります。本人の心中、ご家族の心情を思う時、誠に言葉も詰まる思いであります。ただひたすらご冥福をお祈りいたします。そして、私ども教育に携わった者は、謙虚に至らなかった面を反省し、再発防止に全力を傾けて対応する決意を新たにしているものでございます。ご承知のように、現在の青少年問題は複雑多様で、一部の子供達の中には健全な自己実現ができないで、そのまま反社会的・非社会的な生活に陥ってしまう傾向があります。そのような心が未熟な或いは未発達な子供達を健全な大人に育てるためには、学校はもとより、家庭・社会がそれぞれの教育力を発揮し、一丸となって、連携と共同の上に育成していかなければならないものと考えております。苛め或いは暴力は決してあってはならないことで、絶無に万全を期すことは、言うまでもありませんが、ただ、苛めから子供を守ることだけでなく、子供自らがそれぞれの問題に立ち向かっていく勇気や正義感、或いはその問題をクリアできる知恵を働かして、解決しようとする努力を促すことも重要な教育課題だと思っております。現在、中教審等で言われております生きる力ということが盛んに言われておりますけれども、いかなる困難に遭遇しても自らの力でそれらを乗り越える知恵や行動力が生きる力を育てることだと考えます。青少年問題の今後の取り組み等、私の私見を交えまして、以上、述べさせていただきました。
議長(芹澤)

8番(安斎)
 ただいま教育長の方から、教育長としてのコメントという形の中で、ご答弁をいただきました。何処がどうだということは、私は申し上げません。ただ、前々から、教育の所信という分野の中では、人間尊厳ということ、かなり重要視して、所信の中で毎回述べられているのは事実であります。人間尊厳という分野をどのような形で、それを行政という分野の中で取り入れていくかということについて、当然、考えているものと思います。それでは具体的な中に、これから入っていくわけでありますが。まず、苛め・暴力等の実態についてということで、入らさせていただきます。苛め問題については、今まで全国的な形で報道されて、昭和60年をピークに下がりつつあるものの、その実態というものは陰に入りまして、非常に陰湿な苛めというものが酷くなりました。それぞれの、それらの原因というのは、自殺という形の中で結局、 大きく報道をされていくわけでありますけども。1994年、特に、報道を大きくされました、愛知県西尾市の東部中学2年の大河内清輝君のお話しが非常に印象に深いわけでありますが。これも苛めという形の中に最後は自殺という形に入るわけでありますが。内容を見ても、やはり、金銭的な無心、金の無心が最後はその工面が疲れ、もしくは行き詰まり、不幸な結果を生むということであります。これらのように、お金という係わりがどうしても、こういう事件等の中で出てくるわけでありますが、当長泉町にあって、これらの実態について、今現在、学校側として、過去の実状、実態ですね。それと、それらの対応。そして、それらが何件うんぬんという話しは当然、先生方がそれを捉えるわけでありますから、その先生方の指導的なマニュアルというものはどうなっているんだろうかと。Aという先生の方、Bという先生、いろいろありますよね、対応する方が。 その指導マニュアル的なものは、果してあるんだろうかと。そして、相談窓口という部分ではどのような対応をなされているんだと。また、今度は一方的に社会教育の方に移るわけでありますが。社会教育においても社会教育指導員の方ということで、お一人おいておりますね。相談窓口として、今、いるわけで、受けているわけでありますけども。この相談の実態と、それを受けた段階での学校側との関係というものは、どのような連携をされているだろうか、ということについて、お尋ねをしたいというに思います。

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Last Update 1999. 8. 1