4番(下山)
 次に、集落整備構想事業について、お伺いいたします。昭和30年代の高度成長期に併せて、工場誘致が進み、立地条件の良さも手伝い、第2次産業を主体とした都市型形態に長泉町も変わってきました。特に最近は、農業を取り巻く環境は非常に厳しく、長泉町の農業も衰退の一途を辿りつつあります。それと同時に農村地域の活力がなくなってきております。このような環境の中で、農村集落地域を第2東名自動車道が通り、インター建設というビックプロジェクトが誕生し、今、正に町の形態が大きく変わろうとしております。第2東名自動車道は物や人の流れをスムースにすることで、大きなメリットがありますが、その反面、道路周辺地域は自然に恵まれた優良農地が潰れたり、環境が脅かされたりする大きなデメリットが発生しております。しかし、これも国家的事業の中で避けて通れないことならば、この第2東名という大きなインパクトを旨く活用し、地域振興を図っていくことが今、最も重要なことであります。時代は物の時代からゆとりと豊かさと感性という心の時代だとよく言われておりますが、地域づくりの基本理念は地域の生活向上を図りながら、心を豊かにするような施策・構想が望まれておるわけでございます。今年度、集落構想整備事業が計上されました。去る平成5年に第2東名開発関連農業振興地域計画が県の助成の中で作成されました。これは非常に素晴らしい夢と希望に満ちた構想が盛り込まれております。今回の事業との整合について、まず、お伺いいたします。
議長(芹澤)
 産業課長。
産業課長
 お答え申し上げます。平成4年度に作成されたわけですが、第2東名開発関連農業振興地域計画でございますが。この計画につきましては、元長窪・上長窪・下長窪・南一色の4ブロックに分けまして、各ブロックの農業振興、農村整備の基本方向を取りまとめたものでございます。特に、第2東名開発に関連しました土地利用基本方針と、農業農村整備対策について検討し、報告されたものでございます。この計画書が報告されてから4年が経過するわけでございますが、当時の状況と若干様子が変わった部分もあります。今後、元長窪地域につきまして、第2東名等によりまして大きく変貌が予想されるわけでございますが、その計画をもとにしまして、新たに地域住民の自主的主体的な創意工夫によりまして、農村地域の活性化のための構想を今回策定するものでございます。以上です。
議長(芹澤)
 4番。
4番(下山)
 そうしますとですね、その集落整備策定事業の具体的な内容について、お伺いいたします。
議長(芹澤)
 産業課長。
産業課長
 事業年度としまして、平成9年度・10年度の2ヵ年で調査をするわけでございますが、この事業につきましては県費補助をいただきまして、1年目が3分の1、2年目が2分の1ということで県費補助をいただきまして、平成9年度に基礎調査を実施いたします。その内容でございますが、まず、社会環境調査。これは人口とか、産業活動・交通条件、それから土地利用等の調査をいたします。それから2番目に自然環境調査。これにつきましては気象とか、地形とか、地質の調査でございます。それから3番目に農業現況調査。地域の農業経営面積とか、作物栽培面積、それから農家個数、農業従事者等の調査を行います。それから4番目に地域資源調査ということで、地域にある史跡とか、名称。それから、伝統芸能等の調査をしまして。5番目に地元の意向調査を実施をする予定でございます。それから2年目に入りまして、この基礎調査をもとにしまして、構想を行うわけでございますが。始めに、集落活性化の方向。それから2番目に集落の土地利用計画。それから3番目に農業生産基盤整備計画。4番目に農村生活環境整備計画。それから5番目に地域資源利用活用計画等の5項目について、整備構想を策定する計画でございます。以上です。
議長(芹澤)
4番。
4番(下山)
 今のお話しですと2年かけて、初年度は基礎調査、2年目は整備構想が作成されるということでございますが。綺麗な夢のあるような、先程申しました、ただ、絵に書いた餅では困るわけでございます。目的はいかに事業を立ち上げるか、或いは構想の中で決まることだと思いますが、凡そ、事業年度というか、実際の事業の事業年度或いはいつ頃から立ち上げようとしているのか、そこらについて、お伺いいたします。
議長(芹澤)
 産業課長。
産業課長
 お答えします。整備構想の中で策定されました、いろいろの事業が出てこようかと思います。その整備構想後に事業内容、それから事業主体・実施年度、それから実施区域等の検討がされることとなりますが。完成目処ということでございますが、そのものによって当然、単年度で終わるものも出てこようし、数年かかるものも出てこようし、それらにつきましては何を地域の皆さんがやるだという物を見て、決まってこようかと思います。ですから、行政で当然、お手伝いしなければならないものもありましょうし、ここで地域の皆さんがやらなきゃあならないものも当然出てこようと思いますので。それらの構想後の状況を見て、検討してまいりたいと思います。以上です。
議長(芹澤)
 4番。
4番(下山)
 是非、地域の活力が湧くような事業が立ち上がることを願っておるわけでございますが。本当に長泉もこれからですね、高速、交通体形の非常に整った自然豊かな、そして活力のある田園都市、長泉ができることを願って、この問題は終わらせていただきます。

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Last Update 1999. 8. 1